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非武装・非戦の論理   

戦争と平和の関連記事

核先制不使用に反対する者は唯一の被爆国である日本国の首相たる資格はない(報道記事.pdf)。

◎自由と平和のための京大有志の会 : 声明書(戦争法成立前に作成)/あしたのための声明書(戦争法成立後に作成)

武力を持たない日本のパスポートだから、他国のスタッフが入れない国でも動ける.jpg

今の日本が、アメリカに対して原爆投下の謝罪を求めたり、核廃絶を世界に呼びかける資格はない。.pdf

侵略を武力なしで防ぐ道

◎「非対称」の拡大がテロを招き、悪法をやめる(「対称性」を回復する)ときテロはなくなる(「熊から王へ」.pdfご参照)。

今、世界に求められているのは「日常の幸せ」の持続・回復である。

戦後日本人の戦争忌避精神は集団的無意識.pdf  9条は無意識に根ざした日本人の「文化」

スイスの「無敵な力」  

国譲り神話と憲法第九条

戦争法とは、そしてこの法律は廃止されなくてはならない理由.pdf戦争法(集団的自衛権行使)より>

  これの(8)を抜き出したもの⇒日本が武力行使(戦争)せずに国を守る道 

ジャック・アタリ「自分をコントロールすることで他者との争いを避ける。これがアジアの文明の素晴らしさだ。」

平和を維持する・戦争をなくすために必要なことはこれではないか。

9条の国、誇り高き痩せ我慢.pdf

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日本の戦後処理において、未来思考(共生共存路線)は伝統的思考(砲艦外交路線)に敗北させられた。.pdf 

「核の傘」と核抑止力.pdf 

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戦争(暴力)は人間の本能(本性)ではない

軍隊は国民を守らない

戦略的非暴力

領土問題解決のために

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チョムスキーの発言

「テロリスト」を消滅させるにはどうする?

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ハンガリー動乱と今日の日本

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自衛隊のイラク派遣の実態とはいかなるものだったのか?~前代未聞の金品で安全を買う軍隊~

資料ファイル 

疑惑が持たれている“愛国”学校の名誉校長は総理大臣夫人

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こんな言葉         

☆参考 : この言葉!生き方を考える50話(森本哲郎)  お断り : 折々のことばで取り上げられたものの再録も少なからずあります。

◎「役に立つ」という言葉が社会をダメにしている<ノーベル医学生理学賞受賞者 大隈良典さん>

◎これまで演奏家として5万人を前に演奏したこともあれば、50人のために演奏したこともあります。しかし50人に演奏する方がより難しい。5万人は「一つの人格」に見えますが、50人はそうではありません。一人一人が個別のアイデンティティー、いわば自分だけの世界を持っています。物事をより明瞭に理解することができるのです<ボブ・ディラン>

ニュースサイトで読む: https://mainichi.jp/articles/20161222/dde/012/070/003000c#csidxe8379bfdc7434a8807dfc037cbdf786
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間違いを「あり」にする方法が好きなんです。.jpg

◎理念としてならば、イデオロギーでなければ、今も社会主義を信じている/ルポルタージュ文学はヘロドトスの『歴史』に始まる(ポーランド出身のリシャルト・カプシチンスキ)/フィクションに対峙たいじするのはファクトという言葉であって、トゥルースではない。事実であっても真実ではない。真実を告げるにはどうしても微量のフィクションが要るのではないか。だからルポルタージュ文学では、著者の責任において一歩だけ文学に近寄る。/ 「アブハジアの習わしでは、食卓をかこんで客人と過ごした時間は、寿命に加算されないことになっているんです」<池澤夏樹 終わりと始まり~ルポルタージュ~(朝日新聞 16.12.8)> 

◎私もエッセーとともに絵を描いていますが、その行為は嫌なことからの逃避でもあるんです。(引用者:アニメ映画「この世界の片隅に」の主人公の)すずも絵を描くのが大好きな女性。それがあの時代を生きた彼女の『逃げ場』だったのでは。もし、それがなければ辺り構わず感情をまき散らすしかありません。実際、映画には対比的にそうした人物も登場します<イラストエッセイスト 犬山紙子(毎日新聞 16.12.12)>

◎とにかく耳にしたくないような言葉が、公人、政治家の口から次々と飛び出してきた。いちいち挙げるのも気がめいる。一つだけなら沖縄の米軍施設工事に反対する人たちに「ぼけ、土人が」と言い放った警備の警官の言葉もひどいが、それをかばうかのような政府見解には、えっと言葉を失った。言葉には意味以外に語感がある。日本語にはそこに微妙な味わいがあるもので、丸谷才一氏は語感の問題を抜きに言葉を論じる言語感覚を問題視していた。井上ひさし氏も日常の言葉の語感がどうも乏しく、ぎすぎすしがちなのを嘆き、自殺者を生み出す問題にもふれていた。四季折々の美を表す言葉は俳句の季語でおなじみながら、歳時記を開いて改めて感じるのは、自然の恵みと共存する人の情けだ。その言葉から受ける感じやニュアンスを配慮しない言語感覚は、何よりも情けを欠くだろう。ネットでネガティブな言葉がひゅんひゅん飛び交っている。語感はもっと大切に考えられていい問題ではなかろうか。<近藤勝重 しあわせのトンボ(毎日新聞 16.12.12)>

◎食べ物は、動物性でも植物性でもそもそもは他の生物の一部。そこにはもとの持ち主の遺伝情報がしっかりと書き込まれている。遺伝情報はたんぱく質のアミノ酸配列として表現される。アミノ酸はアルファベット、たんぱく質は文章にあたる。他人の文章がいきなり私の身体に入ってくると、情報が衝突し、干渉を起こす。これがアレルギー反応や拒絶反応。それゆえ、元の持ち主の文章をいったんバラバラのアルファベットに分解し、意味を消すことが必要となる。その上でアルファベットをつむぎ直して自分の身体の文章を再構築する。これが生きているということ。つまり消化の本質は情報の解体にある。<福岡伸一の動的平衡:57 朝日新聞(16.12.29)>

◎大スターになるには三つの条件が必須だと考えている。一つはアーティスト自身が持つ「素材」。次にマネジャーやプロデューサーらの「スタッフワーク」。最後は「世の流れ」。この三つがそろえば、スターへの階段を上り始める。< 酒井政利(毎日新聞 16.12.23)>

ニュースサイトで読む: https://mainichi.jp/articles/20161223/ddm/004/070/020000c#csidxf89caaff51cbbcb99b003d8140dfab9
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分去れ(わかされ) ご参照

神話・伝承など言い伝えをもとにイマジネーションを加えることで真実・真理が見えてくる。ポスト真実(post-truth<ポスト・ツゥルース>/世論の形成において事実や真実が、感情や個人的信念への訴えかけより影響力に欠けている状況/事実や真実が重視されなくなった時代)の時代を突破する鍵は神話・伝承にある

日本はどの程度、独自に物事を決められるのか<プーチン露大統領が日露首脳会談前のインタビュー(16.12.14)の中で> 欠陥軍事機オスプレイが沖縄での墜落事故のわずか6日後(16.12.19)に飛行再開するのを止められなかった日本を、今頃、プーチン大統領はあざ笑っているだろう。また、他国に従属して欠陥軍事機の飛行さえも止められないくせに、交渉次第では北方領土が返還されるかもしれないという空しい期待を持ち続けている日本を軽蔑しているだろう。

◎友人にサンデーモーニングは「最後の砦だから」と言われています<TBS系報道番組「サンデーモーニング」のサブキャスターを約20年務める橋谷能理子さん>(16.12.17 朝日新聞)

◎犯罪事件には共通する部分がたくさんある。だから、千件の犯罪を良く知っていれば、千一件目の犯罪の謎が解けない方が不思議なくらいだ< シャーロック・ホームズ>

◎ベールをつけないという理由で5年間も女性を殴った男連中がいた。彼らを撃ち殺すのはとても愉快だ<05年の演説/狂犬の異名を取るジェームズ・マティス元米国中央軍司令官(トランプ次期米大統領が国防長官に起用)>(16.12.3の朝日新聞)

◎資本家どもとと共に私は地獄に落ち、マルクスやエンゲルス、レーニンに会うだろう。地獄の熱さなど、実現しない理想を持ち続けた苦痛に比べれば何でもない<フィデル・カストロ>

◎芸術とは目に見えるものを再現することではなく、目に見えるようにすることなのだ<パウル・クレー>

◎詩作とは、天使と死者から託されたコトバを文字に刻むことだ<リルケ>

◎問題意識がなければ目は節穴(折々のことばより)

◎我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか<画家のゴーギャン>

◎トランプ氏は、労働者の気持ちをもった億万長者<クリントン元大統領の懐刀と言われた選挙コンサルタントのディック・モリス氏>(この記事より)

◎神様がなかなか祈りをかなえてくれなくても辛抱して。祈っているのは君だけじゃないから。<ジャカルタ中心部の道路脇で「路上講座」をしているリオ・ワルソさん>(毎日新聞「街角から」16.11.23

◎おれも水俣病になりてぇ<水俣病患者が補償金を受け取ったことに嫉妬と羨望をいだいた患者近所の人が患者の家の前で聞こえよがしに言った言葉>

◎「つねに真実を話さなくちゃならない。なぜなら真実を話せば、あとは相手の問題になる」どんなに言いにくいことでも思い切って正直に打ち明ければ、その時点で、それはもはや自分の問題ではなく、相手(もしくはみんな)の受け止め方の問題になる、ということ。<福岡伸一の動的平衡:51より

◎飛べなければ、走りなさい。走れなければ、歩きなさい。歩けなければ、這いなさい。どんな形にしろ、前進し続けなければいけません。<マーティン・ルーサー・キング・ジュニア博士>

◎人類は、より大きな力を得ることにはたけているが、その力を幸せに転換する能力は高くない<この記事.pdfより>

◎考古学は地域に勇気を与える<考古学者 森浩一さん>

◎耳は無意識の領野の中で閉ざすことのできない唯一の孔あな<ラカン>

◎陰謀理論は政治的敗者によって考案され、社会的弱者によって支持される<英ジャーナリスト アーロノビッチ>

言語明瞭 意味不明(いろいろしゃべっているのに、何を言っているのか分からない)

◎努力して運を待て<朝永振一郎博士の恩師>ご参照.pdf

真に偉大な人間の統治下では、ペンの方が剣よりも強いのだ。「国を救うのに剣などいらぬ<エドワード・ブルワー=リットンの戯曲「リシュリュー」中のリシュリューの言葉>

◎続けていれば負けにはならない(ご参照) / かならず変事がおこる。変事は待つだけではどうにもならぬ。作るのだ。作るためには戦っておらねばならぬ<真田幸村/司馬遼太郎「城塞」より>

◎ひとは誰かの思いの宛先であること、誰かにとってなくてはならない存在であるという事実によって、はじめておのれの存在を得る(折々のことば530.pdfより)

◎天皇制は大嫌い。でもなあ、いまの天皇陛下は大好きなんですよ。天皇制と天皇はわけて考えないと。<沖縄県読谷村の彫刻家 金城実さん>

◎終点にはなるだけゆっくり遅く着く。それが人生の旅。死ぬ時そこが生涯のてっぺん。/戦中の新聞社であからさまな検閲や弾圧など見なかった、危ういのは報道側の自主規制だ。権力と問題を起こすまいと自分たちの原稿に自分たちで検閲を加える。検閲よりはるかに有害だった。<むのたけじさん>

選んだ孤独はよい孤独折々のことば 16.8.8)

タモリの名言

エルズバーグの壺つぼ

攻撃手がかり説

視覚を真に司るのはではなく知識である

◎<モハメド・アリ>他人の命を奪う戦争に行くより、刑務所を選ぶ/俺を自由の身にするか、さもなくば刑務所に入れろ/想像力のない奴に、翼は持てない/人間が困難に立ち向かう時、恐怖を抱くのは信頼が欠如しているからだ。俺は俺自身を信じる。

「人には、自分がだれかから見られているということを意識することによってはじめて、自分の行動をなしうるというところがある。」.pdf

◎生きているうちは、ひとは世のなかの役にたってしまう(折々のことば.pdfより)

ロシア人は絶対的な空気、つまり束ねる権力が強くなるほど一人ひとりの心は自由になる<ドストエフスキー>

◎ナチズムの思想は私とともに消滅する。だが、100年後には新たなナチズムが生まれるだろう<ヒトラー>

なみだは にんげんのつくることのできる いちばん小さな 海です<寺山修司>

人生とは、おのれの存在の空虚を直視しなくて済むようたえず気を散らしておく営みの連続だ。<パスカル>」

共感は、内容についてではなく、そうした存在の震えにこそ向かう。.pdf  大切なのは、何をしゃべるかということではなくて、なぜしゃべるのか、ということなのさ。そこを汲んでやることだよ!<ゴーリキー「どん底」作中人物の言葉

◎扉は……それがいったん閉じられると……たんなるのっぺりとした壁よりもいっそう強い遮断感を与える。<ゲオルク・ジンメル/折々のことばより>

◎共感性とは「他者の痛みに思いをはせて泣くことができる」ことです。経済社会を真っ当な方向に持っていくために必要な道具は「傾ける耳「涙する目」「差し伸べる手」です。人々の声に耳を傾け、人の痛みに涙し、救いを必要としている人のために手を差し伸べることこそが、成熟した社会に必要な要素であり、これからの地域社会をつくる大きなポイントだと考えています。<浜矩子>

◎なまけ者になりなさい。少年よ がんばるなかれ。けんかはよせ 腹がへるぞ。<水木しげる>

品性とは、人の気持ちや幸せを考える能力。品位とは、人の気持ちや幸せを考える態度。

◎この世には二種類の人間がいる。品位ある善意の人間とそうでない人間だ。<フランクル「夜と霧」 >

◎若さは恋と革命よ(瀬戸内寂聴)

◎私は科学的な批判ならどんな批判でも歓迎する。いわゆる世論なるものには少しも譲歩しなかったのであるが、その偏見にたいしては、依然として偉大なるフィレンツェ人(引用者:ダンテ)の格言が私のそれでもある。汝の道を行け、そして人々の語るにまかせよ!<マルクス「資本論」第一版の序文(訳 向坂逸郎)

ヤマアラシのジレンマ

◎歴史とは、現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話(E・H・カー)

◎歴史の真実を知ることは、自由が存在する国においてのみ、はじめて可能となる(ヴォルテール)  関連 : 谷川健一「古代史と民俗学」より.pdf  

森の肥やしはワラジの足跡.jpg

◎すべてのクレタ人は噓(うそ)つきである、とあるクレタ人が言った。

◎I have nothing to say and I am saying it.(私には言うべきことが何もない、と言いながらそう言っている。)<ジョン・ケージ>折々のことばより)

◎(長崎では)西洋、中国、朝鮮といろいろな文化が身近でした。うちのカフェーにはロシア系のハーフの女給さんもいましたし、小学校でも隣の席には陳君、ちょっと向こうはオランダ系の子、後ろはハーフの子といったふうに国際色豊か。それがごく当たり前で人種差別がないんです。東京へ来て、差別というものがあってびっくりしました。長崎で中国名だった友だちが、東京の大学では日本名を使っている。当時はそうしないと差別されたんです。東京って、なんて田舎者の集まりかと。長崎はよっぽどグローバルでおおらか。それが全部、わたくしの血肉になっているんですよ。<美輪明宏 人生の贈りもの1(朝日新聞 14.9.16)より

◎スコットランド人たちはイングランド人たちを「国境の南側」の人々と呼んでいるとのこと。さすれば、ヤマトの人たちは沖縄(ウチナー)の人たちにとって「国境の北側」の人々となるのだろう。

◎そんなあんたでも好きだよ、という気持ちを示し、帰ってくる場所があることを伝え続けるのが大切です<天声人語(15.5.31).pdfより

◎フリージャーナリストの役割の一つは、組織ジャーナリストが入れない地域にも入って被害者たちの現状と痛みを伝えること<ジャーナリスト 土井敏邦>

◎理論はいつか使い物にならなくなる。しかし思想は残る。

◎ある程度の規模と財力を持つ地方都市は、みんな街の景色が似てくる。その土地らしさは、生活の細部−−食べ物とか地酒とか生活習慣とかにまで踏み込まないと、なかなか感じ取れなくなる。豊かになると、生活の基礎部分が均一化されるからだ<宮部みゆき「悲嘆の門」より>。

◎帝国主義は、ほんの少しでも信用してはいけない(チェ・ゲバラ)

◎気をつけたほうがいいのだ、何事もきっぱりと語るひとには。です。であります。なのであります。語尾ばかりをきっぱりと言い切り、本当は何も語ろうとしていない。ひとは何をきっぱりと語れるのか?語るべきことをもつひとは、言葉を探しながら、むしろためらいつつ語る(長田弘さんの詩「嘘(うそ)でしょう、イソップさん」より)

◎過去を制するものは未来を制する。今を制するものは過去を制する。<小説「1984年」より>

◎あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをやらなければならない。それはあなたが世界を変えるためではなく、あなた自身が世界によって変えられないようにするためです(マハトマ・ガンジー)。

◎堂々と生きるための3原則

 ① 理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である(ヘーゲル「法の哲学」序文)

 ②存在が意識を規定する。しかるに、意識もまた存在を規定するのである。

 ③ヘーゲル美学がいう美とは、理想的状態に達するように理念(=人間の精神)が形態(=自然素材)に加えられた状態をいう。つまり、美とは理念と形態の一致(理念と形態の一致した状態を美という/美は、理念と形態の一致から生まれる)。ここから、次の判断基準を導き出すことができる。すなわち、自分の言動(=形態)が美しいか否かを見よ。美しいと判断できれば、その言動は正しい(=理念に合致している)。自分の言動が正しいか否かが分からないとき、それが美しいか否かを見よ。それで判断できる。

◎お金は寂しがり屋なんですね。少しでも仲間が多い方に集まろう集まろうとする。ですからお金をためようとすると、まずお金をためなければなりません<桂枝雀さんの落語「高津の富」のマクラ>

◎憲法を解釈だけで変えられる、だから7月1日は「壊憲かいけん記念日」<社会学者 上野千鶴子>

◎日本の狭い国土を広く使うには電車の速度を半分に落とせ(2つの地域を高速で結べば途中の地域はすたれてしまう。遅くすれば途中駅も人が降りて栄え、つまりは広く使える、の意)<宇沢弘文>

◎日本にいて何かいいことがあるだろうか。毎年3万人も(引用者:自殺で)死んでいくような国。自殺するよりまし。「イスラム国」へ行けば、本当に貧しいが食べてはいける<北大生支援の元教授・中田考氏が語る「イスラム国」より>

◎自然は寂しい。しかし、人間の手が加わるとあたたかくなる。そのあたたかなものを求めてあるいてみよう<民俗学者 宮本常一>

◎政治とは、世の中についての自分の価値判断を、複数の他者に伝えること<岡田憲治専修大法学部教授>

◎私がより遠くを見ることができたとすれば、それは巨人の肩に乗っていたから<ニュートン>

◎知識を徹底的に詰め込むと、ある段階から知識自体が動き出し、自分の頭で考え始めるようになる<佐藤優「私のマルクス」より

◎山があってそこはどんな植生であるのかという地図に書き落とすための客観的な景色を「景観」と言い、自分の目で見て感じた景色は「風景」と言えます<千田稔(歴史地理学者)>

◎プレシャーについて : 自分にコントロールできることとできないことを分ける。コントロールできないこと(引用者:他の選手の演技や「自分への期待」など)には関心を持たないことですよ<松井秀喜>

◎美談は泣きながら疑うことを誓う<谷川俊太郎>

◎小説の目的は本を読む前にいた場所から、違う場所に移動させること。読んだ前と後とは自分が変わっている。僕の作品を通して、人々を最終的にポジティブな場所に連れて行きたい<村上春樹(朝日新聞 13.11.2)

◎・・・・・フランスの文人、アナトール・フランスにこんな言葉がある。「大衆に対しては、いかにしてとか、どんな具合にとか言ってはならない。ただ、<そうだ>、あるいは<そうではない>と言わなければならない」▲そもそも「大衆は断言を求めるので、証拠は求めない。証拠は大衆を動揺させ、当惑させる」からだ・・・・・<余禄(毎日新聞 14.1.22)より

◎地図にもない村がある。組織は来ない。実情を組織に知らせ『もうちょっと支援を延ばしてもらえませんか』と交渉する。組織が救う100人先にもう一人いた、さらに3人いた、というように救う。私がやってきたことはそういう「隙間」なんです<高遠菜穂子」(13.12.3 毎日新聞)>

◎・・・・・哲学者デリダが重視した概念として『パルタージュ』があります。一つのパンをばらばらに千切って皆が持っているような状態のことです。パンはばらばらになったし、それぞれの形も違う。でも元は一つ。その断片を皆が持っているので、コミュニケーションは取りうる。元が同じトラウマを皆がばらばらに持ったことは社会を再生させる希望でもあるのだ・・・・・<東浩紀(評論家)「福島の悲劇 希望に変えるため」(13.12.24 朝日新聞より

◎才能とは愛する力だ<つかこうへい>

◎すべての歴史は現代史である<クローチェ(イタリアの歴史哲学者)>

◎スーパーの野菜に顔写真入りで作った人の名前を入れるのは、生産者と消費者の親近感を生み出そうとするCMの一種だが、それは同時に、アンチグローバリズムのささやかなCMだったりして ~天野祐吉「CM天気図」<最終回>(朝日新聞 13.10.16)より

◎むかしの中国では(中略)モノサシではかれないが、すぐれて個性的なものを「別品」と呼んで評価したという。(中略)世界で1位とか2位とか、何かにつけてそんな順位を競い合う野暮な国よりも、戦争も原発もない「別品」の国がいいし、この国(引用者注:日本のこと)にはそれだけの社会的・文化的資産のある ~天野祐吉「CM天気図」(朝日新聞 13.10.9)より

◎遅れた正義は無いに等しい。

◎創造とは逆境の中でこそ見出されるもの< 「連戦連敗」(安藤忠雄)より

◎自由意志は潜在意識の奴隷

◎一人の女性の生き方が社会の空気を変え、やがて国全体をも変えていく<この人物紹介記事.pdfより >。

◎「小さな人間」には戦争を起こす力はありませんけれども、戦争をやめさせる力は持っています。いくら「大きな人間」がやっきになって戦争をしろと叫んでも、「小さな人間」が動かないと結局戦争はできない。このことは忘れてはいけないと思います。「小さな人間」が持つ力、それを実現するのがデモクラシーだということが民主主義の一番根本の原理です。<「オリジンから考える」(小田実)より

◎人間の精神の中で、大事なものに認識と思考がある。認識とはものを見さだめること。思考とは考えること。認識すること、つまり事柄をできるだけ正確に、科学的に、的確に見さだめる。はじめから主観を入れないで客観的に物事を見さだめる。認識が正確でないと物事が動かない。しかし、認識だけでは駄目。認識の上に組み立てるのが思考。これは自由でないといけない。<「オリジンから考える」(小田実)の1部を再構成しました。

◎人に自然治癒力があるように「事態」にも自然治癒力がある。さまざまな出来事の重なりのなかから予兆や兆候を読む視力が、問題の解決策以上に大きな意味をもつ。ある一線を越えると事態が一変するという、その見えない臨界を視る「臨床眼」の推力となるのが、人類学的事実、詩文、政治史・戦史まで、時空を超えて広がる照合軸の遠大さであり、濃(こま)やかな想像力だ。<この文.mhtの1部を再構成しました。

◎論争する時は真理を味方に独りで闘え<ニーチェ>

◎「口は関なり、舌は兵なり、言を出して当たらざれば反(かえ)って自ら傷(そこ)なう」。君主らへの戒めを記した「説苑(ぜいえん)」という書物にこうある。口は関所で舌はそこに詰める兵である。いったん関を出た言葉が適切でなければ自らを損なう−−という次第だ(毎日新聞 余録 13.5.15より

◎人は一度高いレベルで信頼してしまうと、相手が応えなくても信頼感は失われない。なぜなら、そういう人を信頼した自分がみじめになるから<ニクラス・ルーマン(ドイツの社会学者)> (参考 : なぜ安倍政権支持率は高止まりするのか?.pdf

◎得意淡然、失意泰然

◎読書は、活字を追い情報を得るだけの狭い行為ではない。目で見て、手で持ち、頁(ページ)をめくり、付箋(ふせん)をはり、線を引いてと、いわば全身運動。ビジュアルな雑誌やハウツー本はともかく、電子書籍は文芸作品では普及しないと思う。 そもそも電子書籍だけでは飯が食えません。紙の本で印税10%なら、1万部刷れば何冊売れても1万部の10%という計算になる。電子書籍の印税は20%とか30%とか高くても、実売分しか支払われないのが普通です。デビュー前の若手や、出せば何百万部という作家を別にすればメリットはない。<逢坂剛(作家)>(朝日新聞 13(H25).5.10)

◎読むことで知るのではなく、体験するのだ<菊池信義 『装幀(そうてい)思案』>

◎ファシズムとは人に発言を禁じるのではなく、逆に積極的に口にするよう命じるものなのだ<ロラン・バルト『文学の記号学』>

◎片倉もとこさん・・・・・は・・・・・家族とすごすというニュアンスのアラビア語「ラーハ」を「ゆとろぎ」と訳した。「ゆとり」に「くつろぎ」を足し、「りくつ」を引いた造語だ。人生を慈しむイスラムの豊かな生活感覚と英知を、時間に追われる日本人に伝えようとしたのだろう。朝日新聞 惜別 13.4.20.pdfより)

◎自分の国で苦しんでいる人がいるのに他の国の人間を助けようとする人は、他人によく思われたいだけの偽善者である<マザー・テレサ>

◎多言語国家のスイスでは、ドイツ語圏とフランス語圏の考え方の隔たりが「レシュティの溝」と呼ばれる。レシュティはドイツ語圏を代表するジャガイモ料理。・・・・・直接民主主義を重んじるスイスでは、国民投票がひんぱんに行われる。独語圏と仏語圏の結果が正反対になった場合に、相いれない両者の隔たりを表現するため象徴的に使われるようになった。・・・・・文化や考え方の違い・・・・・。飲み物なら独語圏で好まれるビールと仏語圏のワイン、恐れられる動物なら独語圏のフクロウと仏語圏のオオカミ、・・・・・独語圏の子どもは魔女や怪物などの想像上の存在を怖がるが、仏語圏では警察や煙突掃除人といった実在の人物を恐れるという。・・・・・仏語圏から出土した土器は丸底で耳のような飾りがあり、独語圏は平底で口が狭い。青銅器時代の集落でも基礎工事にあたるくいの打ち方が違うという。・・・・・文化や考え方の違いは太古の昔に始まった。言語圏にこだわらず、学びあい、理解しあうことでしか溝は埋まらない・・・・・。(朝日新聞 06.1.28)

◎無数の暗記と模倣の先に独創がある。 「まねる」は呼吸でいえば『吸う』行為にあたる。きちんと吸わないと、「制作」という形で『はき出す』ことはできない。.pdf

◎私たちが政治から逃げたからと言って、政治は私たちを逃がしはしない。

◎神は、滅ぼす者に、まず四〇年の成功を与える<ドラッカー>

◎経済学者の仕事が終わった時に、実は本当の人間の問題が始まる<ケインズ>

◎君主は自分が聡明でないカギリ、決して賢明な助言を受けることはできない<マキャベリ>

◎走っているときだけ自由になれる<柳美里「8月の果て」の主人公>

◎ 「荘子(そうし)」にある話だ。春秋時代に盗賊団の頭目だった盗跖(とうせき)は泥棒にも「道」はあるかと聞かれて答えた。「この世に道のないものなどない。家に何があるか見分けるのが『聖』、最初に入るのが『勇』、仲間を先に逃がしてやるのが『義』だ」。「うまくいくか判断するのが『知』、盗品を公平に分けるのが『仁』、この五つの徳を備えずに大泥棒になったやつはいない」。およそ人間が集まるところ、どんな集団にもそれを成り立たせる「道」や倫理はあるようだ。(毎日新聞 余録 13.2.8)

◎ゆっくりと急げ<初代ローマ皇帝の座右の銘>

◎息子のアトピー治療のために転居した神戸で、阪神大震災に遭った。避難所で小学生の息子2人を亡くした男性に出会った。同世代だった。とっさにかけた言葉は「うちだけ生きててごめん」。あとはただ横に腰掛けて手を握っているだけだった。しばらくして「ありがとう」と小さな声。傷ついた人とは「向き合う」よりも、「寄り添う」ことが大事だとわかった<堀内正美(俳優)>(朝日新聞 13(H25).1.18)

◎体制に抗し、タブーに挑む姿は、烈々と火を噴くように見えた。口をつく言葉も激しい。そんな大島渚さんを支えていたという言葉を知って、納得した覚えがある。「深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければ何処(どこ)にも光はない」▼ハンセン病を背負って生きた戦前の歌人、明石海人(あかしかいじん)の歌集の前書きに出てくる。大島さんは19歳のときにこの一語に出会った。以来胸に畳んできたと、かつてアエラ誌で読んだ。言葉通りにあかあかと燃えた、80年の生涯だった<天声人語 13(H25).1.17>  ◎大島さんの座右(ざゆう)の銘(めい)はハンセン病の歌人、明石海人(あかしかいじん)の言葉だった。「深海に生きる魚族のように自らが燃えなければどこにも光はない」。消えることない名画の光をこの世にもたらし、巨匠が旅立った<余録 13(H25).1.17>

◎(選挙において)群集が勝たせるのは、「正しいことを言っている感じ感をもっとも演出できた人」<町田康(作家)>(朝日新聞 12(H24).12.5)

◎大敗の次に恐るべきは「中敗」ではなく、大勝だ。兵士らは望外の戦果に狂気、陶酔、慢心し、戦いの目的まで忘れかねない<ワーテルローの戦いでナポレオンを退けた英軍の指揮官>(朝日新聞 12(H24).12.5)

◎(アレクサンドロス大王から「望みはないか」とたずねられたので)そこに立たれると日陰になるのでどいてほしい <日光浴中のディオゲネス>

◎(迫害されても)嘲笑せず、嘆かず、呪わず、ただ理解する<スピノザ>

◎人生はだいたい30年を1ジェネレーションで回る・・・・・。大学を卒業して就職し少したった25~26歳は、仕事がうまくいっていればそれを膨らませていけばいいと思いますが、人生にある種の違和感を感じることもあるだろうし、いろいろ複雑な時期だと思います。30歳くらいまでに、ある程度、自分のポジションを決めておいたほうがよい・・・・・。<代ゼミ英語講師 西谷昇二さん/Business Journal(13.1.4)より>

◎現代を汚すのはモメント(瞬間)のモーデ(気分)によるマイヌング(意見)という「三つのM」<ニーチェ>

◎無責任な暗い衝動に身を委ねた支配者の徒党に、抵抗もせずに統治を許すことほど、文化的民族にとってふさわしからぬことはない<ナチス抵抗運動「白バラ」を組織したシェル兄妹が死を覚悟して配布した非合法ビラより>

  参考 : 映画「白バラの祈り Photo -ゾフィー・ショル、最期の日々」(05 独/日本公開0601)<作品紹介作品紹介予告編 一場面⇒右写真(クリックで拡大)>(映画の広場より) 

◎この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない<村上龍「希望の国のエクソダス」に登場の中学生>  ご参照 : 希望がないから絶望もない!絶望がないから希望がない!.pdf

◎予期せぬことと予期したくないことが起こると予期せよ<ビザンツ皇帝マウリキウス>

◎愛の反対は憎しみではなく無関心だ<マザー・テレサ>

◎愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

◎理性、判断力はゆっくりと歩いてくるが、偏見は群れをなして走ってくる<ルソー>

◎誠実に聴いてくれる人がいればこそ、人は話しはじめる。

◎「欲」が人間を束縛する様々なフィールドを作る。そして、癒すとは縛っているものから人を「ほどく」作業だ。<日経(96.9.29)>

◎アメリカの先住民族は、よくこんなふうに言うそうだ。「ミタケ・オアシン」。すべてはかかわりあっているという意味だ(『アメリカ・インディアンの書物より賢い言葉』扶桑社<天声人語 04.4.8>

◎愛国主義は悪党最後の砦(注:「愛国心は悪党最後の砦」は言い間違い愛国主義と愛国心の違い

◎人間は教育によってはじめて人間になることができる。注意すべきなのは、人間は人間によってのみ教育されるということである<カント>

◎自由とはいつでも、考えを異にする人のための自由である<ローザ・ルクセンブルク> (参考 : 「自発性」ということ.pdf

◎危機的状況を目撃した人数が多ければ多いほど、何か行動を起こす人が減る<若き心理学者の研究>

◎10日の反戦キャンペーンで効果なくても60日間続けてみろ<大森実>(出典記事.pdf)  書籍紹介:『大森実ものがたり』.mht

◎政治とは情熱と判断力を駆使しながら、堅い板に力をこめて、じわじわと穴をくりぬいていく作業だ<名高い定義>  政治という仕事は、情熱と判断力の両方を使いながら、堅い板に力をこめて、ゆっくりと穴を開けていくような仕事です<M・ウェーバーの講演「職業としての政治」(1919)より>

食と農(農業振興)   

【1】就農支援

(1)制度  国の支援制度(農水省)/食料・農業・農村基本計画<10(H22).3>が唱える新規就農者支援策Photo (右図<クリックで拡大>

(2)資料  ⑤東京ネオファーマーズ  ④農家を育てる時代は終わった.pdf  ③就農についての大要.pdf  ②全国新規就農相談センター(資料豊富)  ①農業塾.pdf

【2】有機(自然)農法の普及

【3】東京都農業会議  食と農についての先進自治体  箕面市農業公社

【4】消滅可能都市・農山村復活

(*)若者の「田園回帰」に活路を見いだせ.pdf

【5】TTPが日本の農業に与える打撃⇒TPP

【6】資料

(*)諸資料  食を考える映画

(8)農業には個人の利益追求だけでない使命感がある.jpg

(7)食の安全保障 : 知らぬは客ばかりなり!外食産業、実はこんなふうに作ってますミラー日本人だけが知らない!日本の野菜は海外で「汚染物」扱いされているミラーマクドナルドとモンサントの凋落輸入食品の安全性

(6)ゆらぐ農(朝日新聞)

(5)野菜提案企業 (株)坂の途中

(4)Asahi141022_nourin農業高校を舞台にした小説や漫画が人気.pdf((→右図は、ライトノベル「のうりん」の表紙<クリックで拡大>

(3)国際的巨大農業資本に対抗する「Teikei(提携)」

(3)日本農業の現状:11(H23)年度の農業白書によると、農業の従事者は5年前から22%減った。平均年齢は2.6歳上がって65.8歳。水田を中心にした集落の半数以上に65歳未満の働き手がいない。米作の平均耕地面積は1.05ヘクタールにとどまる。1ヘクタールで収穫できるコメの販売額は120万円前後。平均点の農家が、米作だけで食べていくのは難しい。裏返せば、その程度の規模の兼業農家が普通に存続している。これが、効率向上よりも「農家温存」意を尽くし、補助金分配に精力を注いできた戦後農政の帰結である。

(2)国際的巨大農業資本に対抗する「Teikei(提携)」

(1)<13(H25).7.22 記以前から警鐘が鳴らされていた通りTPP交渉において日本側が申し入れをする(コメなどの農産品で関税撤廃の例外を求める)ことなど不可能であることが改めて明らかになりました(報道記事.pdf)。そんな警鐘に耳が傾けられることなく昨日投開票の参院選で自民が大勝、自民政権は日本の食の危険化と農の衰退をもたらすTPP(TPPとはTPPの問題点)を進めることとなり、市民が昨日の6市長選で自民を完敗させた地域力で「食と農を守る」努力をしなければならない時代が到来、「食と農を守る」という自治体の役割は更に大きくなりました(食と農についての先進自治体

こんな話   

◎どんぶり勘定の「どんぶり」とは丼鉢ではなく、職人の腹掛はらがけの前にある大きなポケットのような物入れである。無造作にお金を出し入れしていたところから、その名がついた。/1940年に予定されていた東京五輪が中止になったのは、日中戦争に反発する欧米の不参加が予想されたからだ。ただ、競技場の建設に使う鉄が十分に確保できるか、東京市の借金がどこまで許されるかも大きな問題だったと橋本一夫著『幻の東京オリンピック』にある。「国民、市民」に耐乏生活を求めながらの巨大な施設づくりは困難である」。当時の担当者の言葉が色あせていないように思えるのが、何とも悩ましい。 朝日新聞「天声人語」(16.12.23)より

秩父山中 花のあとさき

◎自衛隊内の反抗分子?がよくぞ作成した自衛隊忌避ポスター.jpgがネット社会で話題になっている。

キリシタンは日本の娘を海外に奴隷として売った(リンク)

「ヒラリーが負けた本当の理由」とは!?.pdf

◎ 「君の名は。」がなぜ10位圏外?「キネマ旬報ベスト・テン」の謎.pdf

◎<電車噺④>エッセーは「ものすごい混雑。赤ン坊の泣声と怒声罵声。ぼうとなるほどの人いきれ」だった省線電車(旧国鉄)でのエピソードを紹介。赤ん坊の激しい泣き声に「やかましいぞツ!」などの怒声が上がったが、突然「母親の身にもなつてみよ。心で泣いてるぞ!」との声で静まりかえり、その声は「烈々たる気魄きはくに充ちてゐた。さらに、座席の若い女性が、乳児を抱いて立つ母親に「抱だっこさせて下さい」と手をさしのべたが、ある紳士が「抱いてあげる親切があつたら、席を譲りたまへ」と怒鳴る光景に、原さんは「紳士は『善』を知つてゐると云へやう。けれども『善』を行へないたぐひであらう」と皮肉った。<原節子さんのエッセー見つかるより>

◎編集者は「筋」を通して作家にうらまれることもある。昭和の名文芸編集者の木村徳三に使えぬ原稿を突き返された林房雄の場合、以後の小説の悪党の名はみな「木村」となった。中国人の悪役の時は「陳徳三ちんとくさん」だったというから徹底していた。毎日新聞「余録」(16.12.3)より>

◎かつて「ふぞろいの林檎りんごたち」というテレビドラマがはやった。山田太一の脚本、主演は中井貴一。規格をそれた人物が不揃いのリンゴにたとえられたのだが、以来、不揃いの果物、不揃いの野菜などが見直されてきたように思う。毎日新聞「季語刻々」(16.11.13)より>

◎「プラトーン」などベトナム戦争映画の多くはフィリピンで撮影され、ベトナム人役はフィリピン人。

◎手塚治虫は「カメラの脳」を持つと言われていました。一度見たものを鮮明に記憶し、いつでも再現できた。この記事より>

ヤクザと共生する街、神戸市.pdf

◎琥珀こはくに封じ込められた太古の蚊が吸った血液から、DNA技術を駆使して恐竜を再生する。科学者は、おもわず駆け寄って手をかざす。・・・・・恐竜は、冷たい爬虫はちゅう類ではなく、温かい鳥類に近い。<福岡伸一の動的平衡:51より

◎「となりのトトロ」15回目のTV放送も14.2%の好視聴率(ご参照ミラー)。映画で凡作・テレビで大化けの「となりのトトロ」、人気の理由は?!ジブリ累積視聴率2400%へ(ご参照ミラー)。

◎長女が小学生の頃、散らかった部屋を注意したら「遺伝だから」と言い返された。どこでそんな知恵を仕入れてきたのか、と噴き出してしまった。「遺伝」という言葉には、8歳児の心すら捉えてしまう、有無を言わせない説得力があるようだ。<発信箱(毎日新聞 16.11.2)より

◎「街灯の定理」という風変わりなタイトルの経済書がある。夜、ある人が街灯の下でなにかを捜している。鍵を落としたという。なくしたのはこのあたりかと問うと、そういうわけではないが、ここは光があたって捜しやすいので、と答えた――。そんなジョークが由来になっている。闇に紛れた鍵を明るみに捜すちぐはぐ。それと同じようなことが、経済学や経済政策の世界で起きているのだ、とその本は指摘する。日曜に想う「暗闇になくした鍵をさがせ」より>

シリコンバレー・・・・・の「影の面」・・・・・。時価総額世界1、2位の企業があるのに、彼らの税金逃れにより地元自治体は財政難に苦しんでいる。・・・・・道路は全米で最悪のレベル。公立学校に使う金も、ホームレス対策にも金が足りない・・・・・。所得格差が生んだ「社会の歪(ゆが)みや摩擦」・・・・・。<書評「シリコンバレーで起きている本当のこと」より>

堺利彦からの漱石へのファンレター

フルマラソンの走り方「悪魔の誘惑には乗らないでください」

あの国民的5人グループはもう見れないのか。

◎<NHK近江アナ> 「ブラウス後ろ前」事件

◎<関西人>大震災のときも「ボケとツッコミ」を忘れなかったという。

  阪急電鉄神戸線をボーダーに、そこより北の地域に住んで いた人は、「えらい激しい地震やった」  ことはわかっていても、べつに周りの家も大丈夫なうえ、テレビも映らないため、「大震災」であることがわからず、七時ごろに出勤しよ うと家を出た人も少なくなかった。 K君もその一人で、何の変哲もない紺色の背広に髪を整 え、茶色の革のサラリーマンバッグ一つを持って阪急岡本駅 に行き、駅員に、 「ダイヤそうとう遅れますよね?」  とたずねた(引用者:ボケると)。  するとその駅員にすかさず、  「きみ、電車のダイヤどころやない。みんな人生のダイヤ狂ったんや」 と返されたという(引用者:ツッコまれた)。<大震災名言録より>

命のノート 関連 : 映画「待合室」(06 日/0611公開)公式サイト

京都の人が「お茶漬けでもどうどすか」と客に帰るよう促す落語そっくりの場面にシリアのダマスカスで出合ったという。「シリア・レバノンを知るための64章」(明石書店)で、歴史学者の谷口淳一さんが留学生当時の経験を書いている▲谷口さんが下宿する大家さんの家で、外出中の別の下宿人を訪ねてきた青年がその帰宅を待っていた時である。ややあって大家が「コーヒーでも飲むかい」と尋ねた。青年は「いいえ結構です。失礼しますから」と席を立って、すぐさま大家も戸口まで送っていった▲「コーヒー」が退出の潮時のサインなのは2人の様子から分かったという。これほど洗練された社交作法がつちかわれたのは、宗教や民族の異なる多様な人々が共存してきた土地柄のためだろうと谷口さんは推測している。<「余禄」(15.11.18 毎日新聞)より>

「私たちがニューヨーク市からここへくる間に見た奴隷はどなたの持ち物ですか?」「奴隷じゃありません。あれは市民です。政府に雇われているんです。彼らはほかの市民と同じ権利を持っていますー言論の自由、信教の自由、それに投票権。」<カート・ヴォガネット・ジュニア「プレーヤー・ピアノ」より>

山火事注意の看板に現れる「謎のリス」

ドクダミの復権.pdf

◎ピグミーやブッシュマンなど、アフリカの狩猟採集民・・・・・が狩りで仕留めた獲物の所有権はハンターではなく、弓矢ややりなどの持ち主にあるという。ただし道具は頻繁に貸し借りされ、特定の狩猟名人や道具の持ち主が富を独占しないよう分配が工夫されている。しかも、どんな大きな獲物でもハンターは「やせた肉で申し訳ない」と恐縮してみせねばならない。高慢を戒めるシステムなのだ。「つまらないものですが」とお歳暮を贈る我々そっくり。そういえば日本にも地位が高いほどへりくだり、清貧をよしとする美学があった。<枝雀落語とピケティ教授より引用>

◎イソップ寓話に「アリとキリギリス」がありますね。アリが忙しく働いていた夏に楽しく歌っていたキリギリスが、冬になって食べ物に困る。アリを頼ったところ、「冬は踊っていたら」と冷たく断られるという話です。ところが、ブラジルの絵本では結論が違う。アリはキリギリスを迎え入れ、食べ物を分け合って、一緒に踊って冬を過ごしたというのです。人生は短い。大切なのは生きることを楽しむことです。いい人間関係を築いて、その中で楽しく暮らす。中南米の人々は、人生の主軸をそこに置いています。ただ貯め込むだけのアリ的人生より、キリギリス的人生のほうが豊かだと考えているのです。<ラテンに学ぶ(要ログイン)より>

Medetashimedetashi89kb_9◎池澤夏樹さんが桃太郎と教科書.pdfというエッセイの中で、桃太郎に父親を殺されたという鬼の子どもを描いた「めでたし、めでたし?」という作品(→右図<クリックで拡大>)を紹介しています。この作品は、2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」の最優秀賞を受賞しました<13(H25).10.8 発表>(2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」結果発表)。

◎早くに父が亡くなり、家には新聞を購読する余裕がなくなった。好きなのでなんとか読み続けたい。少年は新聞配達を志願した。配った先の家を後で訪問し、読ませてもらおうと考えたのだ。元島根県出雲市長で衆院議員を務めた岩國哲人(いわくにてつんど)さん(78)の思い出だ。小学5年の時から毎朝40軒に配った。読み終わった新聞を見せてくれるおじいさんがいた。その死後も、残されたおばあさんが読ませてくれた。中3の時、彼女も亡くなり、葬儀に出て実は彼女は字が読めなかったと知る。「てっちゃん」が毎日来るのがうれしくてとり続けていたのだ、と。涙が止まらなくなった。 朝日新聞「天声人語」(14.41015)より

◎ドイツ軍人でありながらユダヤ人救済をおこなった、信仰、信条、思想などに誠実に生きた稀有(けう)の存在だった40人余の行動の動機は、人類愛、確固たる意思、能力であり、それは、教育人格生活様式の中で身についていた。<書評「軍服を着た救済者たち―ドイツ国防軍とユダヤ人救出工作(ヴォルフラム・ヴェッテ 著)」保阪正康(朝日新聞 14.8.3)を参照して記載

 

・・・・・人間は言葉の動物だ。言葉によって世界を切り分け、掌握しようとする。「液体」に「水」「ジュース」「お茶」と名前を与えた瞬間、一つの存在はバラバラになっていく。言葉はあらゆるものを分化し、疎外を起動させる。人間もまた「私」と「あなた」に分断され、透明な関係から引き離される。そこに物語が加えられることで、自己同一性(アイデンティティ)が生れる。しかし、私が私であろうとする欲望は、他ならない私を苦しめる。自己であることへの執着は、世界からの疎外を加速させ、他者との切断を深化させる。・・・・・世界は言葉によって構成されている。だから、言葉を支配する者が、世界を変えてしまう。出鱈目(でたらめ)な言葉がはびこる政治や社会に対抗するには、欲望によって構築された物語を解体する物語を手に入れなければならない・・・・・。<書評「夜は終わらない(星野智幸著)」中島岳志評(毎日新聞 14.7.13)より>

◎英国の歴史学者パーキンソンは、閣僚の定数について分析する。それによると、最も望ましいのは5人である。首相と大蔵、外務、防衛、法務の各大臣で足りる。この程度なら、互いに存分に意見交換し、かつ秘密も保てる。ところが、内閣はふくらむ傾向をもつ。権力を欲する人々がポストを求めて突き上げるからだ。彼らをおとなしくさせるには人数を増やして処遇するのが手っ取り早い。かくしてやがて2桁となっていく。20人を超える頃、組織は突然変異を起こす。主要メンバー5人ほどが前もって大体のことを決めてしまうようになる。会議は儀式と化し、時間の無駄となる。朝日新聞「天声人語」(14.4.24)より

◎<高校生>代替バスの大合唱.pdf

「遅読」で育てた学びの背骨:明治生まれの作家、中勘助の自伝的小説「銀の匙(さじ)」。この200ページほどの文庫本に中学3年間の国語の時間をすべて費やす「遅読授業」が、2010年、脚光を浴びた。・・・・・「丑(うし)」の字に出合うと、十干十二支から丙午(ひのえうま)、甲子園の由来まで丁寧にたどる。「漢方」が出てくれば大阪の薬問屋街、道修町(どしょうまち)の神社「神農さん」にまで話を広げる。主人公が食べた駄菓子を教室で試食し、たこ揚げや百人一首でも実際に遊ぶ。・・・・・国語は「学ぶ力の背骨」となる教養を育てる科目。興味の赴くまま、横道にそれていけばいい。進み具合を不安がる生徒には「すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる。自分で見つけたことは一生の財産になる」と諭した・・・・・。<朝日新聞「惜別:元灘中学・高校国語教師 橋本武さん」(14.1.18)より

昆虫の食べられないための驚くべき戦略.mht 

◎「本でも雑誌でも、いや人間でも、実用性、物語性、扇動性の三つ をそなえていないと、売りものにならない」、「カッパの本は、冷たいロゴスを底にひめた温かいパトス、つまり、知性をふまえた感性、感覚、感情にうったえる」ものであるべきだという信念を持ち、岩波新書の教養主義に対抗して、著者と編集者と読者が同じ平面に並ぶような本作りを目指した。その結果として陸続と生み出されたカッパのベストセラー本は、戦後民主主義の一つの結実だと言ってもけっして大袈裟(げさ)な評価ではない。書評<カッパ・ブックスの時代[著]新海均 [評者]若島正>(毎日新聞 2013年9月8日)より

お客様を知る力は日本一!の書店員.jpg 

富士山遠望の地

セリグマンの犬.pdf

◎<電車噺③>おばちゃんの親切.pdf 

うっかりミスの法律施行.pdf

◎慶長年間創業の法蔵館社長は「うちの仏教書は企画に10年、つくるのに10年。読むのにも10年かかると言われますけどね」と苦笑していた。家2軒が建つ大金をはたき、清水の舞台から飛び降りる覚悟で大手に先駆けてサルトルの出版権を得た人文書院。大学入試の過去問集「赤本」で有名な教学社はその収益で良質の教養書を世界思想社の名で世に問う。もうかりそうもない山岳書をコツコツ刊行しているナカニシヤ出版は心理学関係の教科書類を経営の柱に置いている。そろばんははじくが、目先の利益にとらわれない。京都の出版人の気概である。<毎日新聞「発信箱」13.4.18>

◎地球が直径1mにサイズダウンした場合の海水量は660cc、ビール大瓶1本程度しかない。飲める淡水にいたってはわずか5cc。<『地球がもし100cmの球だったら』>

◎ニュートンが英国経済を銀本位制から金本位制に変える方向付けを行った(書評:ニュートンと贋金づくり.mhtより)

ミルグラム実験.pdf

人は簡単には発砲できないが、思考停止の訓練で発泡率は高まる。

◎一九五八年から九一年までの間、日本の一人当たり実質GDPはおよそ六倍にも増えた。にもかかわらず、生活満足度はほとんど変化がない・・・・・。一人当たり実質GDP一万ドルくらい・・・・・のレベルを超えると、所得の増大と幸福度の上昇は単純な結びつきを失う。例えば、所得が増大した当初は確かに幸せな気分になるものの、次第にその所得水準に慣れてしまって、幸福度は次第に以前のレベルに回帰してしまうというのだ。さらに、「願望」水準のシフトがこれに加わる。所得が増大し続けるうちに、人々の望む所得水準が上昇してゆく。願望が達成されてこそ幸福度は上昇するのだが、その願望水準自体が上昇していくのだから、幸福度はすんなりとは上昇しない。ときには下落することさえある。加えて、他のメンバーとの所得の位置関係によっても幸せ感は影響される。かくして、単純なる成長至上主義は退けられることになる。・・・・・政治制度と幸福度の関係。・・・・・政治への市民参加の度合いが高いほど、そして地方分権の度合いが高いほど幸福度が高くなる・・・・・。 ~書評「幸福の政治経済学(B・S・フライ、A・スタッツァー 著)」<中村達也 評>(毎日新聞 05.5.1)~

他民族理解の難しさ.jpg 

人は自ら望む事を信じる。古代ローマの英雄カエサル(シーザー)の警句である。紀元前56年、ガリア(現在のフランスなど)制圧に乗り出した時のことだ。北西部ブルターニュに派遣した副将サビーヌスが敵陣にスパイを放ち「ローマ軍は脱走者続出、戦意喪失」というニセ情報を流させた。願ったりと攻め寄せた敵は思わぬ逆襲に遭い、敗走した。カエサルはこの逸話を「ガリア戦記」に書きとめ、論評を加えた。「およそ人は自分の望みを勝手に信じてしまう」(岩波文庫、近山金次訳)<毎日新聞「風知草」13.3.11>

◎ペルシャの大軍がギリシャに侵攻する直前のことだ。ペルシャの陣営で捕らえられたギリシャの密偵が処刑される寸前、ペルシャ王は密偵にありのままを見せて送り返せと命じた。その強大な軍容を知れば相手は戦意を失うと考えたのだ。だがギリシャは情報をもとに防備を固めてペルシャを撃退し、王の心理作戦は失敗した。では「もし古代中国の兵法家・孫子(そんし)だったらどうするか」。そう問うたのは冷戦時代に米CIAを率いたアレン・ダレス長官だった。孫子ならスパイに賄賂を与え、ペルシャの戦力が実際より弱体だと報告させただろう-ダレスはそう述べている。彼は多くの国が占いで戦争をしていた時代に情報戦を重視した孫子のリアリズムを高く評価した。またそれに学んだ毛沢東(もうたくとう)らの戦略や戦術を警戒した。(毎日新聞「余禄」13.2.22)

◎<電車噺②>感謝が生むパワー.jpg

◎<電車噺①>電車の中で「ぎゃははははあぁ~~」って笑ってる女子高生たちにおっさんが「電車内だぞ、しずかにしろ!」と怒った。彼女たちは静かにしようとしながらも、まだ声を出さないで肩を震わせながら笑いが止まらなかった。それを見たおっさん「マナーモードかよ!」電車内の7割くらいの人が腹を抱えて死んだ。

◎だれにとっても―殊に男にとって、父はうっとおしい壁である。追いつけないほど優秀であっても、逆に目を背けたいほど醜悪であっても、尊敬であれ嫌悪であれ、生涯消えることなくのしかかる父親。なぜなら父とは最初の、最大の他者だからだ。(日経新聞 書評「父」<著者:小林恭二/評者:清水良典> 99.9.19)

花見には稲作農耕の豊穣をもたらす桜の霊力への信仰があるように、秋の狩猟開始期にあたる紅葉狩り(もみじがり)には山や狩猟文化との深い関わりが想像される。(朝日新聞 12.11.22)

◎以前、インドの辺境へ支援に入った日本の女性が、現地の文字を書いたら驚かれた、と言っていた。外国人が書くからではない。「女が字を書く」からだった。貧困や因習で、とりわけ女子が就学できない理不尽が世界に残る▼字が読める母親の子は、乳幼児で死ぬ割合がかなり低くなると、先の本紙「私の視点」の寄稿.pdfに教えられた。識字は人が人らしく生きる拠(よ)りどころ。尊厳と言っても過言ではない。(朝日新聞「天声人語」12.11.14)

反応.pdf

日本国家の従属性    

(7)オリバー・ストーン監督「日本は昔、持っていた主権がない。アメリカの衛星国であり、人質なのです.pdf

(6)日本はどの程度、独自に物事を決められるのか<プーチン露大統領が日露首脳会談前のインタビュー(16.12.14).pdfの中で> 欠陥軍事機オスプレイが沖縄での墜落事故のわずか6日後(16.12.19)に飛行再開するのを止められなかった日本を、プーチン大統領はあざ笑っているだろう。また、他国に従属して欠陥軍事機の飛行さえも止められないくせに、交渉次第では北方領土が返還されるかもしれないという空しい期待を持ち続けている日本を軽蔑しているだろう。~こんな言葉より~

(5(新帝国システムたる)TPP

(4)日本の戦後体制が決定した瞬間

(3)戦後史の正体

(2)原発・領土・沖縄といった諸問題の背後にある戦後体制の構造

(1)敗戦による日本の半植民地化~『年次改革要望書』~ご参照

メディアリテラシー       

【16(H26).12.30】親権力メディアが世論をミスリードするやり方

【16(H26).12.16】安倍首相が生出演『報ステ』『NEWS23』の異常な弱腰!

【16(H26).12.13】「真実」はおろか「事実」さえ伝えないNHK等メディア=(イコール)オスプレイ「墜落」を「不時着」と言い換えて米国とそれに従属する日本国政府の歓心を買おうとする植民地根性のNHK等メディア(ご参照

【16(H28). 9.17】TVワイドショーは豊洲盛り土問題の犯人を伝えず

【16(H28). 9.17】朝ドラ「とと姉ちゃん」を、「暮しの手帖」が批判!

【16(H28). 9. 9】怒りも感動も台本通り! フジと読売に見るテレビのシナリオ

【16(H28). 8.26/8.28】NHK良心派は注目2番組をゲリラ的放映(生放送につき放映強行)⇒解説スタジアム 「どこに向かう 日本の原子力政策」ミラーバリバラ「笑いは地球を救う」ミラー

【16(H28). 8.28】感動ビジネス番組に障害を持つ少年が出演させられ(障害者をビジネスに利用するのは許せない!)、山頂の気温が9度という寒さ(秒速9m以上の風が吹けば体感温度は0度以下となる)で雨が降るという低体温症で死亡するおそれもある(ご参照)最悪のコンデションの中(登山事故防止を啓蒙すべきテレビ放送が逆に登山事故を助長している!)、自然の中を歩く喜びを味わうべき登山を無理やりさせられ(登山は苦役ではない!)、歩けなくなると殴られる(虐待である!/殴らなかったとしても、寒い雨の中無理やり苦しい登山をさせるのはすでに虐待)という驚愕すべき光景(24時間テレビ)ミラーが放映されました(虐待場面)。 関連 : NHKが感動ビジネスの裏を暴露するミラー

不登校    

【*】県・生駒

  適応指導教室

不登校問題解決のために

教育機会確保法(義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律)  全文.pdf概要.pdf  附帯決議その主なもの)  大分県教育委員会掲載資料  文科省からの教育委員会への通知

(3)問題点

 ①すべての小学生・中学生に「通称 不登校対策法案」はいりません-「教育機会確保」より子どもの命が大事-

 ②多様な学習促す? 差別を助長? 不登校の生徒を支援する「教育機会確保法」を分析ミラー 類似記事

 ③不登校・引きこもりを考える当事者と親の会 ネットワークグローバル化する世界の教育状況と日本「学習機会多様」をめぐって.pdfあり)

 ④子ども・教育・文化を考える会

 ⑤NPO法人フリースクール全国ネットワーク

 ⑥教育機会確保法。この法律をどう受け止めてどう活かすかは、これからの僕たち次第だ教育機会確保法可決から考える、不登校への「上から目線」の違和感禍根を残す「教育機会確保法」 「不登校対策法」がもたらす子どもの危機

(2)「教育機会確保法 不登校対策は」(くらし☆解説).pdf

(1)教育機会確保法が成立⇒報道記事.pdf報道記事.pdf報道記事.pdf報道記事.pdf報道記事.pdf報道記事.pdf報道記事.pdf

資料

(4)児童の権利条約  国連・児童(子ども)の権利委員会の勧告

(3)教育機会確保法⇒【】へ

(2)33不登校の小中学生の推移・主な相談窓口(→右図<クリックで拡大>

(1)学校が死ぬほどつらい子は図書館へ.jpg学校死ぬほどつらい子は図書館へ.pdf「学校つらい子逃げて来て」鎌倉市図書館が感涙ツイート  (関連 : このツイートをめぐる議論pdf鎌倉市立図書館のツイッター)  私も図書館に救われた.pdf

 

現場教員・教員経験者の意見・声

元中学校教員.jpg(16.12.3) : 管理職が規則重視になると、先生は規則と書類に縛られ失敗を嫌い、創造性がない教育が蔓延。自分の仕事以外に無関心で、いじめられている子の訴えをひとごとと捉えるようになる。

現高校教員.jpg(16.11.27) : 管理職に逆らえず自分の良心に従い行動するのは難しい/「子どもに目を向けない教師」は「目が上向きについた上司」の下でつくられる。

元中学校教員.jpg(16.11.17) : 大川小学校事故検証委員会は日ごろの学校運営こそ検証すべきであったがしなかった。大切なのは子どもを中心に据え、その最善を求め、議論し、組織的に動き、日常的に協働する学校体制を作っていくことだ。

元小学校教員.jpg(16.11.6) : 日本の学校では、上司の指示が絶対であり、教員は自己を表現するすべが摘み取られている。

元小学校教員.jpg(12.12.20) : いじめ問題の見過ごしや不適切な対応の背景には、教師の評価制度と現場の多忙がある。

現養護教諭.jpg(12.10.31) : いじめ対策には、スクールカウンセラー配置よりも、日々子どもと関わる教職員数を増やすことが一番。

 

語 句     

エルズバーグの壺つぼ

ジェボンズの逆説(パラドックス).jpg

バタフライ効果.pdf

ハチドリのひとしずく

パラダイム : 構成原理の体系

ポスト真実(post-truth) : 世論の形成において客観的事実が、感情や個人的な信念への訴えかけより影響力に欠けている状況をいう(欠ける時代になったことを示す)<この文書より>/世界最大の英語辞典であるオックスフォード英語辞典が2016年を象徴する言葉として選んだ。

森の肥やしはワラジの足跡.jpg

ヤマアラシのジレンマ

レシュティの溝⇒多言語国家のスイスでは、ドイツ語圏とフランス語圏の考え方の隔たりが「レシュティの溝」と呼ばれる。レシュティはドイツ語圏を代表するジャガイモ料理。・・・・・直接民主主義を重んじるスイスでは、国民投票がひんぱんに行われる。独語圏と仏語圏の結果が正反対になった場合に、相いれない両者の隔たりを表現するため象徴的に使われるようになった。・・・・・文化や考え方の違い・・・・・。飲み物なら独語圏で好まれるビールと仏語圏のワイン、恐れられる動物なら独語圏のフクロウと仏語圏のオオカミ、・・・・・独語圏の子どもは魔女や怪物などの想像上の存在を怖がるが、仏語圏では警察や煙突掃除人といった実在の人物を恐れるという。・・・・・仏語圏から出土した土器は丸底で耳のような飾りがあり、独語圏は平底で口が狭い。青銅器時代の集落でも基礎工事にあたるくいの打ち方が違うという。・・・・・文化や考え方の違いは太古の昔に始まった。言語圏にこだわらず、学びあい、理解しあうことでしか溝は埋まらない・・・・・。(朝日新聞 06.1.28)

ワシントン拡声器.pdf

次期米国大統領トランプ氏と安倍首相との会談  

  後輩「先輩、こんにちは。日本時間で昨朝、トランプ安倍会談がありましたが、日本国首相はなぜ米国次期大統領に会いにいったのですか?」先輩「わかりやすくいえば、日本が引き続き米国の冊封さくほう体制に入り続ける意志を示すためだ。」

  後輩「冊封体制とは何ですか?」先輩「君も高校世界史の時間に習ったと思うが、忘れているようだな。冊封体制とはコトバンクに書かれてあるように、中国の歴代王朝が東アジア諸国の国際秩序を維持するために用いた対外政策で、中国の皇帝が朝貢ちょうこう(貢物みつぎもの、つまりお土産をもって臣下の礼をとりにいくこと)をしてきた周辺諸国の君主に<官号・爵位などを与えて君臣関係を結んで彼らにその統治を認める>(これを冊封という)一方,宗主国対藩属国という従属的関係におくことをいう。今回、安倍首相は、現代版冊封体制を米国との間で維持したい、それを認めてくれということをお願いしに行ったということだ。」

  後輩「それにしても安倍首相は、早くトランプに会いに行きましたね。首脳ではトランプ氏と会談したのは世界で初めてですよ。それを、よくやったと褒める人もいますが?」先輩「馬鹿げてる。安倍氏はよっぽど焦ってたのだな。TPP推進のオバマ氏に恩義を感じて、本当はTPP推進のヒラリー氏が次期米国大統領になるのを見越してTPP法案を衆議院で可決したが、TPP離脱が公約のトランプ氏が大統領選に当選してしまって、トランプ氏が安倍首相に怒っている、これでは冊封体制からはずされてしまうのではと気が気でなかったのだろう。正常な判断ができる首脳なら、会談相手国政府の主要人事が固まる前に次期首脳と、電話会談ならするだろうが、会っての会談などしない。一日でも早く臣下の礼をとることで誠意を示して、もしトランプ氏が怒っているのであれば、その怒りを解いてもらいたかったのだ。実際は、トランプ氏は怒っているどころか、日本の首相のことなど歯牙にもかけていなかった。このことは、ネットで拡散しているこのツイッターを見ればわかる。」

  後輩「大統領選挙の結果が出るまではヒラリー氏支持で、ヒラリー氏としか会わなかった日本の首相が、トランプ氏当選で、急に手のひらを返してトランプ氏に擦り寄っていく行為は軽蔑ものですね。」先輩「その通りだ。」

  後輩「佐藤優さんの話によれば、ヒラリー氏の当選は確実という外務省からの情報を信じていた安倍氏は、当選したのはトランプ氏の方だと分かって外務省に対して逆上し、外務省を無視して、外交上異常な、現役大統領を足蹴にするような、まだ大統領に就任していない人物との会談を強行したとのことです。」先輩「会談というより面談だが、外務省を無視した外交を断行する。これを独断専行という。戦前の戦争推進勢力のやり方だ。やはり、安倍氏は、母方の祖父である岸信介を敬愛・心酔しているといわれているだけのことはある。」後輩「安倍首相はそのA級戦犯だった祖父を追いかける形で戦争ができる国づくりにひた走っている、と私も聞いたことがあります。」

  後輩「ネトウヨとかメディアが、日本の首相が次期米国大統領に1番に会談してもらえたことを喜んでいますが?」先輩「さっきも言ったが馬鹿げてる。喜んでいるのは一部の日本人。トランプ氏はまだ民間人に過ぎない。政府の主要人事もまだ決まっていない。こんな段階で会談するのであれば、ロシアのプーチンや中国の習近平なら呼びつけていた。今回、日本の首相が、のこのこと民間人にこちらからお土産をもって挨拶にいったことは日本国首相の地位を更に落下させた。プーチンや習近平のみならず、ドイツのメルケル、イギリスのメイ、フランスのオランドなど各国の首脳は日本の首相を軽蔑しているだろう。それにしても、ネットでは安倍氏は忠犬ポチと呼ばれているが、一国の総理大臣がまだ一民間人に過ぎない人のところにこちらから挨拶にいく姿は、まさに忠犬ポチが新しい飼い主さんのところにしっぽを振って頭をなぜてもらいにいったようにしか見えないね。そんな姿を見て、米国人のみならず諸外国の人々は見下しているだろう。日本人として恥ずかしい限りだ。」後輩「就任前の大統領と他国の首脳が会談するということは“初めての出来事”と言われているのは、これまでにそれほど非礼な国家首脳はいなかったからだ、と佐藤優さんも話しています。」

  後輩「会談後に撮影された次期米国大統領と日本の首相の記念写真では、2人とも満面の笑顔ですが?」先輩「来年1月に米国大統領が交代しても、日本が米国に冊封されるという現代版冊封体制が更新され引き続き持続されることが相互で確認できたから、2人とも嬉しいのだ。」

  後輩「それにしても、会談は予定の2倍の90分に及んだといいますが?」。先輩「お土産が、ゴルフ道具だけでなく、冊封体制を維持してもらう代わりに渡す何らかの日本の国益を損なうものもあったから会談が長引いた恐れがある。」後輩「歯牙にもかけていなかった日本の首相との会談の記念写真でトランプ氏が満面の笑顔だったのはそのためだったような気がしてきました。やはり日本は、現代版冊封体制=従属体制、から抜け出さなければならないと思います。」先輩「その通りだ。」

  後輩「では、彼女とのデートがありますのでこれで失礼します。」先輩「最後に、総理大臣となる自民党総裁の任期が延長されるほどに安倍政権への支持が持続する理由は、実は、日本が“現代版冊封体制=従属体制”にあるからだ。そのことがなぜ安倍政権は勝ち続けるのか?という記事に書かれてあるので、彼女とのデートの後で読んでおくといいね。」後輩「はい。必ず読んでおきます。では、また。」先輩「楽しい時間を!」

 <追記>この記事は会談の様子を次のように伝えている。

 ・・・・・17日の会談も「羽田空港を発つ段階で、どこで何分くらい行うのか固まっておらず冷や冷やした」(首相周辺)と綱渡りだった。トランプ氏側が事前に、オバマ政権への配慮から「会談は抑制的にしてほしい」と首相側に要請(引用者:トランプ氏側は迷惑だったようだ)。トランプ氏はイバンカ氏らファミリーを同席させたが、日本側の出席者は首相と通訳に限られた。報道陣は会談場所のトランプ・タワーに入れず、官邸スタッフが撮影した写真が配信されただけだった。・・・・・自民党中堅も自嘲気味にこう語った。「今回の会談は首相の参勤交代みたいだ。日本が焦っているという印象を世界に与えないだろうか」・・・・・安倍首相との会談に注目していた米メディアも、会談が終了するころには「フリン氏に国家安全保障担当補佐官を打診」と速報。同氏の過去の発言などを繰り返し流すなど、関心はトランプ人事に移っていた。

後を絶たないいじめ事件  

              この記事は、いじめ問題に記載されているものです。

大津市中学校いじめ自殺事件<11(H23年)>以後(降順)

 <16(H28)年8月>日本三大流し踊りの1つ黒石よされ写真コンテストの最高賞作品の被写体だった青森市の市立中2年生がいじめ自殺(報道記事報道記事

 <16(H28)年4月>新潟県糸魚川市中学校での昨年度までの2件に続つ重大事件3件目のいじめ不登校(報道記事.pdf

 <15(H27)年7月>岩手県中学生いじめ自殺事件(報道記事.pdf) 尾木ママ 「これじゃ生徒殺人学校!」

 <14(H26)年5月>横浜市原発事故避難転校小学生いじめ事件

    ○報道記事報道記事.jpg: 報告書「教育の放棄に等しい」

    ○いじめを受けた生徒の手記についての

       ・報道記事⇒その1.pdfその2.jpg

       ・社説.pdf「学校の対応はまったく不十分だった。・・・・・教育委員会も本気で向き合ってほしかった」として学校と教育委員会を批判し、「学校の外に目をやれば、味方はいっぱいいる。そして、学校以外に自分の居場所をみつけて、いまかつやくしている大人も大勢いる」と述べて、最早学校はすべての生徒にとっては居場所ではなく、見方もいないところと断定し、学校が居場所ではない生徒は学校の外に目をやり学校以外に自分の居場所をみつけようとの、いわば「学校を見捨てることのすすめ」を説いている。

    ○この事件を受けて文科省は、原発避難先のいじめに指導をおこなった(報道記事.pdf)。

 <13(H25)年9月>いじめ防止対策推進法施行・・・法施行後、いじめによる自殺と疑われたケースは3年(16.9)で少なくとも20件あり、小4から高3の20人が亡くなっている(報道記事.jpg)。

大津市中学校いじめ自殺事件<11(H23年)>以前

 埼玉県上福岡第三中学校いじめ自殺事件<79(S54)年>東京都中野区中学生いじめ自殺事件<86(S61)年/26年前>山形県新庄市マット死事件<93(H5)年/19年前>愛知県西尾市中学生いじめ自殺事件<94(H6)年/18年前>北海道滝川市小学生いじめ自殺事件<05(H17)年9月/7年前>埼玉県北本市いじめ自殺事件<05(H17)年10月>長野県丸子実業高校バレーボール部員自殺事件05(H17)年10月>福岡県筑前町中学生いじめ自殺事件<06(H18)年/6年前><新潟県神林村男子中学生自殺事件兵庫県滝川高校いじめ自殺事件<07(H19)年>群馬県桐生市小学生いじめ自殺事件<10(H22年)>大津市中学校いじめ自殺事件<11(H23年)>など。

新自由主義 ・ グローバリズム

新自由主義

 (1)端的に述べれば、大企業の利潤の増大を目的に、自由な経済活動を妨げている、政府等による人々の生活・健康等を守るための規制を最小化し、逆に弱肉強食の自由競争を最大化しようとする考え方。アダムスミス等の倫理性(人々の幸福を増大させることを目的とする立場)に基づく(古典的)自由主義と区別するために「新」がつけられている。いわば、反倫理的自由競争経済主義である。

  規制や過度な社会保障・福祉・富の再分配は政府の肥大化をまねき、大企業や富裕層への税負担をもたらすことで自由な経済活動を妨げると批判する。市場での自由競争により大企業や資産家などがより富裕化することを是認し、その言い訳として、富裕化した大企業や資産家などの投資や消費が増大すれば中間層・貧困層の所得も引き上げられ、富が再配分されると主張する。しかし、再配分よりも富の集中や蓄積・世襲化が進み、貧富の差を広げ格差を増大させていく。

 (2)詳しくは、 コトバンク

 (3)参考 : この事件の背景には、新自由主義的な人間観が日本を覆いつつあることがある。

グローバリズム

 (1)端的に述べれば、各国の経済・生活・健康等を守るための関税や貿易等の規制を撤廃等させて地球市場を統合化し、新自由主義を全世界で展開しようとすること。それにより、弱肉強食的な世界の創出や地球規模での経済格差の深化などを生じさせている。これが世界各地でテロを引き起こす最大要因となっている。

 (2)詳しくは、コトバンク

反新自由主義 ・ 反グローバリズムの反撃    

                    縮小社会・脱成長社会・脱成長経済・脱成長戦略・ローカリゼーション・ポスト現代資本主義こちら

(4)この国はどこへ行こうとしているのか トランプという嵐 資本主義の先、見据えよ.pdf   

(3)「Brexit(ブレグジット)」<British(英国)+Exit(離脱)>も「9・11ショック(トランプ現象) 」も共に、背景は反グローバリズムのうねり⇒ご参照(元記事はこちら

(2)米大統領選(16.11 投開票)での「トランプ現象」(大方の予想を覆したトランプ氏の勝利)・「サンダース現象」(大方の想定以上のサンダース氏の大健闘/その背景.pdf)は、新自由主義グローバリズムの敗北を意味する(ご参照.pdf)。

  本家の米国でグローバリズムが敗北したのに、日本の政府与党はまだ、グローバリズムを進めるためのTPPを断念しようとしていません。その理由は、2013 年4 月の日米合意に盛り込まれた日米並行協議コトバンク解説記事)以降、TPP の署名も発効も待たずに、次々と進めてきたTPP関連の規制緩和措置や政策変更、そして今年夏の参議院選挙のためにTPP 関連の名目でばらまいたさまざまな補助金や公共事業工事への予算措置(その多くが不可逆的な状況にあるはず)などが一斉に根拠を失う危険性を回避するためです(ご参照.pdf)。ならば政府与党には、TPPを断念させることで、勝手にすでに米国と約束した規制緩和措置や政策変更も取り消しさせねばなりません。

(1)英国民がEU離脱を決断した背景は反グローバリズムのうねり⇒ご参照

大川小学校の惨事が問うているもの    

【1】資料

(1)大津波の惨事 大川小学校~揺らぐ真実~11年(H23)年3月11日の東日本大震災における大川小学校の惨事の真実に迫る報告記事>の抜粋

(2)大川小学校事故検証報告書(概要)<14(H26)年2月/大川小学校事故検証委員会>から

  教頭をリーダーとした組織的かつ積極的な情報収集と、活発な議論に基づく柔軟かつ迅速な意思決定がなされていれば、もっと早い時点で三次避難が開始されていた可能性があることは否定できない。

(3)教務主任(助かった教員)の手紙

(4)裁判

  ①訴状によると、11(H23)年3月11日の地震発生後、教職員らは児童たちを裏山などの高台に避難させず、防災行政無線で大津波警報が流れる校庭に待機させた。近くの川に異変がないか確認するなどの情報収集もしておらず、注意義務を果たせば児童は助かったと指摘。国家賠償法などに基づき、設置管理者の市と教職員の給与を負担する県に、児童1人当たり1億円の賠償を求めている。(裁判開始を伝える朝日新聞記事を基に記載) <判決内容は後述>

  ②裁判は損害賠償責任の有無を争う。責任が認められるには、結果を予見できたこと(予見可能性)を前提に、相手が結果を避ける義務を怠ったこと(結果回避義務違反)を立証する必要がある。突き詰めると、争点は「津波が到達して人命に危害を及ぼすと予想できたか」に絞られる(この記事より)。

  ③遺族を訴訟に追い込んだのは大川小学校事故検証委員会⇒ご参照1ご参照2

(5)石巻市立大川小学校(事故内容の記載あり)

【2】概要

(1)60大川小学校は、石巻市北上川右岸の釜谷地区にある(→右に地図<クリックで拡大>)。大川小の学区は北上川に沿ってかなり広い範囲にわたるため、多くの子どもたちがスクールバスで通っていた。北上川河口から約4㌔の川沿いにあって、震災当時の津波浸水予想図では、浸水しないことになっていて避難所に指定されており、大多数の教職員は津波の心配をしていなかった。しかし、東日本大震災で下校時に学校を襲った津波で、迎えに来た保護者と共に帰宅していた児童を除き校庭で待機していた78人の児童のうち、全校児童(108人)の7割に当たる74人が、全教職員(13人)のうち学校にいて児童と共に校庭で待機していた11人(うち事務員1人/校長は不在)のうち10人が、それぞれ死亡・行方不明となった。

(2)助かったのは、次の5名(教員1名、児童4名)

   教員・・・教務主任。学校の裏山の向こう側に服を濡らすことなく避難した。その避難ルートは、市教委によるこの教員の所在隠しにつき正確なことは今も不明。裏山に避難した住民はその姿を見ていないとの証言があることから、住民が裏山に避難してくるよりいち早く先に、津波襲来を察知して裏山を駆け上り、その途中、校舎・校庭が津波に襲われる状況を目撃したと思われる。

   児童1人・・・さほど濡れずに、助かった教員と共に学校の裏山の向こう側にいるところを助けられた。その教員と共に避難したようである。

   児童1人・・・一たんは津波に飲み込まれたが、学校の裏山に打ち上げられて助かった(当然びしょ濡れ)。

   児童2人・・・1人は、避難途中で津波がやって来るのを見て学校の裏山に駆け上がっている最中に津波の最上部に襲われて体半分土中に埋まった。そこに、一たんは津波に飲み込まれたが浮かぶ冷蔵庫に入って助かり流れ着いてきたもう1人の児童によって助けられた(2人とも、当然びしょ濡れ)。<助かった児童の証言.pdf

市教育委員会が生き残った教員や児童らから聞き取り調査した報告書の内容.pdf(この記事では、生き残った児童は、1・3・4年各1名、5年2名の計5名になっている。この記事の中には、迎えに来た保護者と共に帰宅して生き残った児童の証言も含まれる?)」>

(3)地震と津波で死亡した同県の小学生は127人で、4割以上が大川小の児童だった。

(4)震災当時、大川小学校校長は年休で不在。教育長は病気休暇中であり、教員出身ではない事務局長が教育長代理を務めていた。

(5)市教委では検証が行えないとして、文科省が主導した第三者の防災の専門家らでつくる検証委員会が13(H25)年の2月に設置され、14(H26)年の2月に報告書が作成されたが、その報告書は真実を明らかにしていないとして、14(H26).3.10に遺族は、真実を明らかにし市と県の責任を問うべく総額23億円の損害賠償を求めて訴訟。16(H28).10.26に仙台地裁は、学校側の過失を一部認め、14億2600万円あまりの損害賠償を命じた(仙台地裁判決要旨.pdf仙台地裁判決.pdf)。

(5)宮城県沖で二つの断層が連動した地震が発生した場合を想定した津波浸水予測によると、河口付近の高さ5~10メートルに対し、小学校周辺は1メートル未満。だが、今回の津波は2階建ての同校校舎の屋根(約7m~10m)まで乗り越え、裏山のふもとから約10メートルも駆け上がった。また児童らが避難しようとした北上川に架かる新北上大橋のたもとでも、電柱や街灯がなぎ倒されるなど津波の被害を受けた。

  津波への意識が比較的高い河口域と比べ、堤防と山に挟まれた独特の地形(学校からは、堤防に遮られて北上川は見えないし、海岸線も見えない。)が避難を遅らせ「ここまで来るとは誰も思わなかった」と同地区の住民は口をそろえる。同市河北総合支所によると、防災無線での避難呼びかけは一度きり。同支所によると、釜谷地区全体での死者・行方不明者は住民の約4割の189人。津波を見ようと堤防に行ってさらわれたり、自宅にとどまり犠牲になった人も多かったという。釜谷地区内にいたことが把握された住民等(在勤者、来訪者含む)232人のうち、181人が死亡した(死亡率78.0%)、との報道もあった(なお、以上の情報は未精査)。

【3】経緯

(1)11(H23)年3月11日午後2時46分、地震が発生した。

(2)ほどなく、全員が校庭に避難し、27人の児童は迎えに来た親と帰宅した(3人の児童は欠席していたと思われる)。

(3)津波が襲う前に大川小学校の教員が選ぶべき選択肢は次の5つであった(市の防災マニュアルは、津波対策を「高台に上る」とだけ記しており、具体的な避難場所の選択は各校に委ねられていた。)。

  ①学校裏山に避難。

  ②待機していた下校用バス(45~50人乗りだが、詰めれば全員乗車可能)に乗って自動車道で、学校の裏山の向こう側(助かった教員が避難したところ)に避難。

  ③学校(海抜1m)から西へ直線で約200mほどの新北上大橋のたもとの高台になっている交差点(通称三角地帯/校庭より6~7m高い/堤防とほぼ同じ高さ)に向かう(津波襲来前にここにいておれば、津波襲来をいち早く察知できて、近接の山斜面を駆け上ることで助かる確率が高かった。ここで津波が襲来してくるのと逆方向に津波襲来直前まで車を誘導していた4人の市職員は山斜面を駆け上ることで3人が助かっている)。

  ④避難するより安全と思われる学校での積極的待機(なお、大川小に屋上はない)。積極的待機とは、情報収集や判断力駆使をしっかりとやりながら、何かあればただちに次の行動に移る準備・体制を整えながら待機すること。

  ⑤消極的待機。これは、なすすべを明確に持てないで、とりあえず待機し、行き当たりばったりの行動(寒さ対策に校舎の中へ体操服等を取りにいったり、たき火をしようとしたり、とりあえず校舎2階が避難場所と使用できるか見にいったりなど)をとること。

(4)①は、山崩れや倒木の恐れありとして選ばず、②も不選択(その理由不明/運転手も死亡)。④すらとることなく、結局、消極的に⑤を選んだ状態となっているうちに、津波が襲ってくる気配を感じて、午後3時36分、③になった。

(5) 「空白の50分」(2時46分~3時36分)

  ①63これは、地震が起こってほどなくして全員が校庭に出て集合したが、その後、津波が学校に襲来する直前(1分程度前)まで、右図(→<クリックで拡大>)のような校庭で消極的待機したことをいう。

  ②子どもを引き取りに来た保護者やラジオが大津波警報を伝え、防災無線のサイレンが鳴り、広報車が高台への避難を呼びかけている中、子どもたちは、小雪が舞う極寒の寒空の下寒さと恐怖と不安で震えながら、先生方の言うことを聞いて、ひたすら指示を待ち続けた。

   児童遺族「もし、先生がいなかったら、児童は裏山に逃げて死ぬことはなかった。山への避難を訴えた児童がいた。裏山に逃げた児童もいたが校庭に連れ戻された。迎えに行った親の中には、先生に大津波警報が出ていることを伝えたり、『山に逃げて!』と強く言ったりした。」

(6)津波襲来7分前(3時30分)、市の広報車が「津波襲来」を告げながら学校前を通過⇒これにより教員は「津波襲来」を予見でき、津波襲来(3時37分)までの「7分間」で危険回避処置がとれたはず、ということが裁判の焦点の1つとなる⇒地裁判決では、この「7分間」のみの市と県の過失責任が認められたが、それ以外の市と県の過失責任は認められなかった。

(7)6661_262_2津波襲来(3時37分)直前(一分程度前)、教員・児童は校庭を出た。それは、避難行動というよりも「逃げ出す」というものだった。向かった先は、三角地帯。ここは、高さ10mの津波にのみ込まれないだけの高さはなく、しかも、津波が襲来して来る方向にある。<避難(逃げ出した)経路→右図<クリックで拡大>

  (3)の選択肢の中で、なぜ③を選んだのか。①はすでに否定していたので意識の中になかった。②は最早選択不可能。すると、逃げ出す(④を否定する)となれば、③しか思い浮かばなかったのであろう。

  避難行動というよりも「逃げ出す」というものだった、の根拠

    ①移動の先頭にいたのは、新人の女性教員だった(との証言がある)。避難行動であれば、ベテランの教員が先頭に立つはず。

    ②教務主任が校舎2階が避難場所にできるかを見に行って戻ってくる前に、移動は始まっていた。しかも、何人かの児童は置き去りにされていた、または移動の列から大幅に遅れていたようだ。このときに学校を通り過ぎた避難途中の住民は校庭にまだ何人かの人影を見たと証言している。列の最後尾についた教務主任は結局三角地帯には向かわず、児童1人を連れて裏山の向こうに避難したと思われる。

    ③移動途中で教頭が、後方に戻ってきて遅れてやってくる児童に走るよう叫ばざるを得ないほど列がかなり伸びていたと思われる。

    ④学校を出て右に曲がってすぐ県道に出る(こうしていれば、津波襲来をいち早く把握でき引き返して裏山に駆け上がることで被害を軽減させることができた)ことをせず、左に曲がってわざわざ遠回りの津波情報が把握できなく袋小路もある狭くて移動しにくい裏道を選ぶ、というよりつい進んでしまっていることは、避難を意識した行動ではなく、判断停止の無意識的な逃げ出した行動と思わざるを得ない。

(7)移動途中(3時37分)、学校の裏手から北上川沿 いの県道に出ようとしたところで津波が襲い、三角地帯ものまれた。

  津波は列を前方からのみ込んでいった。列の後方にいた教諭と数人の児童は向きを変えて来た道を引き返し、裏山を駆け上がろうとした。列にいた児童・教職員のうち3人の児童のみ助かった。

【4】最大の問題点

(1)「災害対応マニュアル」が不十分なものだった、など実に多くの問題点があるが、最大の問題点は、「空白の50分」がなぜ生じたのかである。

(2)(1)の最大原因

  「トンデモ市教委」/「トンデモ校長」ー教頭ー主任-一般教職員、という「トンデモ市教委」/「トンデモ校長」が管理するヒエラルキー(階級制)の下で、教職員の「個人的・集団的エンパワーメント」が枯渇していたことではないか。

 <1>「個人的・集団的エンパワーメント」が枯渇していたといわざるを得ない根拠

  ①大川小学校事故検証報告書(概要)<14(H26)年2月/大川小学校事故検証委員会>に、「活発な議論に基づく柔軟かつ迅速な意思決定がなされていれば、もっと早い時点で三次避難が開始されていた可能性がある」との記述がある。

  ②大津波の惨事 大川小学校~揺らぐ真実~抜粋に次の記述がある。

    学校内部の組織体の問題はたまた、決められない人間関係のせいだったのか“極端な事なかれ主義”が蔓延し、影響した2年間で蔓延した極端な「事なかれ主義」が大きく影響教職員集団が子どもを守るために機能していたのかどういう学校経営をしていたのかを含めて考えていかないと、なぜ避難マニュアルがあれだけ杜撰だったのか、わからなくなる問題なのは、なぜ「教職員集団として意思決定できなかったのか」ということ教職員集団、組織のあり方は、無関係なんですか? それこそ大事なんじゃないですか?(現場に)自由に意見を言える雰囲気がなかったということですよね物を言いやすい環境を作っていなかったなぜ、まとまらない教員集団、意思決定できない組織になってしまったのか?

 <2>校長が「トンデモ校長」であったといわざるを得ない根拠は、大津波の惨事 大川小学校~揺らぐ真実~抜粋に次の記述があること。

    元校長は、早期退職元校長学校を辞めてから、どんどん忘れちゃって…」とだけ言って、別室に入っていった/まだ見つかっていない子どもたちも少なくないのに、校長は何を言いだすんだ/校長が<友達は少なくなったが、笑顔がいっぱいの学校をつくろう>と子どもたちに呼びかけた/校長が一度も捜索に立ち会っていない/避難マニュアルについて説明会で保護者から質問されても、津波避難時のあるべき対応を、きちんと答えることすらできなかった。子どもたちの安全を、このような人物に任せていたのだ/震度6弱以上の地震が起きれば、たとえ勤務時間外であっても、市内の教職員は全員所定の位置に着かなければならない「第三配備体制」となる。にもかかわらず、校長が、学校の様子を見に行ったのは、発災から1週間も経ってからだった。/捜索に至っては、避難所から「いってらっしゃい」と遺族を送り出すだけで、一度も加わらなかった/前校長は、A教諭の自宅近くの路上で、2011年11月に面会していたことを、2012年10月28日の説明会で突然明らかにした。面会していた事実について、市教委も「全く知らなかった」と驚きを隠せない様子だった

  なお、元校長の次の校長も事故後の教頭も同じような管理職であった。そういわざるを得ない根拠は、大津波の惨事 大川小学校~揺らぐ真実~抜粋に次の記述があること。

    元校長の次の現校長にかかる記述⇒児童遺族「最も許せないのは、現場で悲惨な出来事に遭い、現場ですべてを目撃していた息子、哲也の証言を『子どもの記憶は変わるもの』と現大川小学校の校長が勝手に捻じ曲げたことです。」

    事故後の教頭にかかる記述⇒震災から3ヵ月後の6月4日に行われた2回目の説明会の議事録には、一斉に部屋を出ていく市教委幹部や大川小幹部に向かって遺族たちが声を上げた、こんなやりとりが残されている。保護者数名「今後説明会はあるんですか? これで説明会は終わりですか?」大川小教頭「説明会は予定しておりません。これで終わりです」

 <3>市教委が「トンデモ市教委」であったといわざるを得ない根拠は、大津波の惨事 大川小学校~揺らぐ真実~抜粋に次の記述があること。

    新しい事実を知るたびに、教育委員会は何をやってたのかと、不安になってくる。絶望というか、そこに子どもを預けていたと思うだけで、ゾッとする/聞き取りメモは(指導主事によって)廃棄されている/市教委は少しでも逃げたようにとか、少しでも仕方なかったような話にもっていっている/この貴重なはずの小野寺さんの妹の証言は、2011年中に市教委が行った聞き取り調査の対象者から漏れ、調査報告書の記録に残されることはなかった。/「教育委員会が、(引用者:助かった)先生に話をしゃべらせないようにしてるんじゃねえかな。精神が不安定になったからって、普通なら教育委員会が調べるんじゃねえのか。教育委員会は、先生がどっから逃げたのかとか、わかってんでねえのかなあ。」この貴重な高橋さんの証言もまた、2011年に市教委が行った聞き取り調査のリストから漏れ、調査報告書の記録に残されることはなかった。/このことを、調査に参加した指導主事がどの程度把握しているかは定かではないが、残念ながら、発表の中でも一切触れられることはなかった。/東日本大震災が起きてから1年7ヵ月以上が経つ。遺族たちはこの間、市教委の事後対応にも苦しんできた。「二次被害だ」「市教委を検証してほしい」という声が、遺族のなかから上がっている。/(引用者:市教委の)聞き取り記録や事故報告は、遺族側から、調査の矛盾点の指摘を受けて、変遷を繰り返している。(中略)さらに、重要な資料を、長期間公表しなかったという問題もあった。/ずさんな調査を行ない、メモを廃棄したとされる当時の指導主事は、処分されることも、間違った公文書の修正文書を改めて作成することもなく、2012年4月、市内の小学校へ校長として“昇格”していった。/震災から約3ヵ月の11年6月4日、市教委は第2回保護者説明会を開催。市教委は開始早々に「説明会は1時間だけ」「今後は説明会を設けない」と告げ、時間になると学校側・市教委側全員が途中で退室するという形で打ち切った。(中略)同時期、説明会を再開するよう、遺族たちは市教委と水面下で必死の交渉を続けていたが、なかなか開催されなかった。典型的な問題点は、生存者や帰宅して助かった児童たちへの聞き取り調査のメモを「破棄した」と、調査を担当した当時の指導主事が言い続けていることだ。子どもたちと教職員84人の命が失われたという、未曾有の規模の事故なのに、音声録音をしないままの調査に加え、挙げ句の果てにメモを捨てるという行為は、公務員としてはあり得ない

(3)責任逃れというべき元校長の早期退職を承認した、校長の任命権者である県教委も「トンデモ校長」の任命責任をとっていない。市長も、2011年6月、「これが自然災害における宿命だということです」と亡くなった子供たちの保護者に発言した。⇒「トンデモ市長」/「トンデモ県教委」ー(任命)→「トンデモ校長」ー教頭ー主任-一般教職員(「トンデモ市教委」は校長の「トンデモ」さを増長させたと思われる)・・・かかるヒエラルキー(階級制)の下にあってエンパワーメントを形成させることができていなかった教職員は、ついに74人の児童を救うことができなかったのである。

(4)教職経験者も最大の問題点を指摘している⇒その1.jpgその2.jpg

【5】関連

(1)息子は大川小の担任だった 負い目の両親に遺族は

(2)デマはこうして醸成される(リンク)

(3)写真多し(リンク)

 

大津波の惨事 大川小学校~揺らぐ真実~

連載 : 大津波の惨事 大川小学校~揺らぐ真実~<11年(H23)年3月11日の東日本大震災における大川小学校の惨事の真実に迫る報告記事>の抜粋 (文中の〔 〕の部分は引用者が追記)   この連載記事等を参考にして記したのが大川小学校の惨事が問うているもの 

連載 第1回(12.6.25)

遺族記者会見(仙台市12.6.16)

①佐藤とも子さんの姿もあった。彼女は、こう涙ぐむ。

「皆から(犠牲者は)“自分の子どもだけじゃない”って言われ、悪いことをしてたのかなって葛藤しました。でも、子どものことを考えると…って思って、地区を出ました。新しい事実を知るたびに、教育委員会は何をやってたのかと、不安になってくる。絶望というか、そこに子どもを預けていたと思うだけで、ゾッとするんですよね」

②2小学5年の次女を亡くした紫桃さよみさんは、こう涙を流す。

「〔被災した児童・教職員は〕校庭で、黒い波に流されたんだという事実を初めて知りました。それまで15ヵ月間、“15時25分に〔校庭より〕三角地帯へ避難開始”“15時30分に避難開始”、そして4度目の説明会で“津波到達(15時37分頃)1分前に避難開始”と、何度も塗り替えられてきた事実が、「〔被災した児童は〕本当は校庭にいて、逃がしてもらえなかった。先生方は、どんな思いでここにいたんだろうかということを、資料を見て、一晩中考えました。あの子の気持ちを想像しました。その一瞬を、やっと手に入れたような気がしました。あの子たちが、死ぬほど脅えきっていた、その思いに比べたら、いま私たちがこの場にいるつらさなんて、塵の一粒でしかないと思います」

③佐藤さんは、こう続ける。

「3月15日の時点で、〔ただ一人助かった〕この男性教諭は“校庭に待機中、津波が来た”と、ほぼ事実を話されていると思います。三角地帯へ避難途中〔に児童・教職員が津波に襲われた〕とか、裏山に倒木があっ〔て裏山に避難できなかった〕たなどと記されていない。だとすれば、先生は、昨年4月9日の説明会で、突然、三角地帯へ避難途中とか裏山に倒木があったなどという話を言わなければいけなかった。どんなつらい思いで、私たちの前に出て話をしてくれたのかなと思っています」

連載 第4回(12.7.18)

重要な聞き取り調査のメモを廃棄していた加藤元指導主事は、今年4月から市立大原小学校長に“昇格”し、柏葉元校長は、早期退職していったという事実だけが、遺族たちの前に残された。

②柏葉元校長に、市教委の説明会〔12.7.8〕後の会見の後、歩きながら「〔重要な事実関係について〕本当に覚えていないんですか?」と話しかけると、「学校を辞めてから、どんどん忘れちゃって…」とだけ言って、別室に入っていった。

連載 第3回(12.7.9)

①震災から、まだ2週間あまりのある日、石巻市立大川小学校のPTA会長のもとに、柏葉照幸校長(当時)が登校式の相談をしてきたという話を、遺族の紫桃隆洋さんは聞いた。紫桃さんは5年生の次女、千聖(ちさと)さんを失いながら、地域の消防団として捜索にも参加していた。

 児童を間借り先の学校へ登校させるという日は〔児童74人がなくなってからまだ18日しか経ってない〕3月29日

 「まだ見つかっていない子どもたちも少なくないのに、校長は何を言いだすんだ」

 会長は校長をそんな風に叱りつけたということだった。

 学校の建つ釜谷地区は、小さな集落だが、石巻市内でも突出して遺体発見数が多かった。まさしく全滅となった地区で、津波襲来まで大川小に残っていた89人の児童・教職員のうち、助かったのはたった4人。その頃はまだ、行方の分からない家族や知り合いの手がかりを探す人たちで、校舎周辺はいつも騒然としていた。

 「まさか、登校式はやらないだろうと思っていたら、30日には、登校式の様子が報道されたっちゃ。そのなかで、校長が、<友達は少なくなったが、笑顔がいっぱいの学校をつくろう>と、子どもたちに呼びかけたとあった」

 校長が一度も捜索に立ち会っていないことなど、言いたいことはあったが、初めは、多くを疑ってはいなかった。皆が震災の混乱のただ中にいたから、子どもたちが学校で亡くなったことも、今すぐに、説明を要求しようとも思っていなかった。

 しかし、報道で知った校長の言葉に、初めて、強い違和感を覚えた。子どもを亡くした家族は、学校から突然置き去りにされた。

②震災からほぼひと月経った11年4月9日、こうした遺族からの求めに応じて、ようやく初めての説明会が開かれた。

 最後まで学校に残っていながら、教職員では唯一生き残った男性教諭が、遺族の前で当時の状況を説明した。男性教諭は、地震発生から翌日までの行動をひと通り説明した後、「本当に、毎日、学校で中庭で元気に遊んでいる子どもたちの夢とか、直前まで卒業式の用意をしていた先生たち、教頭先生はじめ、その夢を毎日見ます。本当にすみませんでした」と言って、机の上に突っ伏したような格好になった。そして、説明会が終了するまで、顔を伏せたままだった。

 現在に至るまで、この教諭は、震災により大きなショックを受けたとして長期の休職をしている。主治医からのストップにより、その後は誰も、男性教諭と直接連絡をとることができないままの状態が続いており、この日の説明会は、教諭が生の証言をした唯一の機会となっている。

③震災から2ヵ月後の5月には、20人あまりの子どもたちからの聞き取りも、市教委によって行われた。

 和隆さんは、この子どもたちの調書についての不審点も挙げる。

 「文面を省いている。津波が来る前に学校を離れて助かった児童に、雄樹の最期を知りたい、分かる範囲のことを教えくれって、その子の母親の立ち会いの下で、色々と話してもらった。雄樹くんたちは、先生に向かって、何で山に逃げないの、ここにいたら地割れして地面の底に落ちていくと、訴えていたって。子どもらしい発想でしょ。その子は、聞き取りの時にもその話をしたと言っていたが、調書には書かれていないんだ。他にもしゃべったことが書かれていないという子がいる。だけど、聞き取りメモは(指導主事によって)廃棄されているから、言ったという証拠がない

④この校長の証言や覚え書きは、遺族や市議等の調査により、矛盾がいくつも指摘されている。

 例えば、所用先からの「神業的な」移動速度、被災当日に車で行ったと証言したはずの場所が実際は1メートル50センチほど水没していたこと、〔校長が〕市役所の総合支所で見かけたという市議はその日その場にはいなかったこと、などだ。

「校長は、嘘をつくのがものすごく下手な人。これまでの説明会を聞いていても、場当たり的にうそをついている」 遺族は、そうあきれる。

 市教委の対応が、震災後の人災だという遺族もいる。

〔校庭にいて被災した児童・教職員は〕ほとんど逃げてないのはね、明らか。どう考えてみても判断ミスです。もう十分、責められるべき部分だと思いますね。それを、〔市教委は〕少しでも逃げたようにとか、少しでも仕方なかったような話にもっていっている

⑤今年5月に私たちの請求で初めて情報開示された資料、2011年3月16日朝の校長の最初の聞き取り記録がある。そこには、「引き渡し中に津波」「屋根をこえて津波」という記述が見つかった。

 この文書に記載されている記述について、市教委は、当時、校長が総合支所で、側聞した情報、つまり、噂だと説明した。

 しかし、遺族は、これらの記述だけでも、児童たちが、ほとんど逃げていないこと、目撃者の言葉であること、学校関係者の目線であることが推測できる、と話す。

 まず、「引き渡し」は、学校関係者か保護者にしかなじみのない言葉で、その光景を、当事者以外の一般の人が説明するには、使わない表現ではないか、という。

 次に、「屋根をこえて」という部分は、津波が襲来したときに、校庭より安全な場所、すなわち山によじ登っていた人にしか語れない表現だという。確かに、校舎を超えて津波が押し寄せて来た時点で、校庭にいて目撃した人は、助かることができない。

 つまり、「屋根をこえて」だけでなく「引き渡し」の意味を含めた情報を知っていたのは、学校関係者であり、津波に襲われた時に山に逃れ、九死に一生を得た誰かということになる。校長が、支所や避難所で側聞した情報の出所も、この人物〔、つまり、ただ1人助かった教員〕の他にないのだ。

 校長の証言によると、3月15日には、助かった男性教諭から、学校の被災状況を知らせるメールが届いている。説明会では「波をかぶって」と証言していた教諭だが、少なくとも携帯電話は濡れずに使えていたということだ。

 校長の携帯に届いたとされるこのメールを、実際に確かめた人は市教委にもいないため、実際の文面はわからないが、「引き渡し中に津波」「屋根をこえて津波」といった情報は、当時の状況を考えると、この教諭からの情報で間違いないのでは、と遺族は推測する。

 そして、津波襲来時は、この男性教諭が、いち早く山の上に逃げていて、一部始終を目撃していたのではないか。それを15日に、校長にメールで伝え、16日に聞き取り記録に書き取られたのではないか、というのだ。

連載 第4回(12.7.18)

①重要な聞き取り調査のメモを廃棄していた加藤元指導主事は、今年4月から市立大原小学校長に“昇格”し、柏葉元校長は、早期退職していったという事実だけが、遺族たちの前に残された。

②柏葉元校長に、市教委の説明会〔12.7.8〕後の会見の後、歩きながら「(引用者:重要な事実関係について)本当に覚えていないんですか?」と話しかけると、「学校を辞めてから、どんどん忘れちゃって…」とだけ言って、別室に入っていった。

連載 第6回(12.8.2)

①同市教委が今年1月22日付で作成した「大川小学校震災時の対応についての考察」( 災害対応マニュアルについて/危機意識について /安全への思い込みについて)

 遺族側は、この3点の考察について「大川小だけが“失敗した”原因にはならないし、学校内部の組織体の問題に一切触れていない」(紫桃隆洋さん)として、今も受け入れていない。

②当時の大川小校長は、避難マニュアルについて説明会で保護者から質問されても、津波避難時のあるべき対応を、きちんと答えることすらできなかった。校長職の人事は、宮城県教委によって行われているが、子どもたちの安全を、このような人物に任せていたのだ。

連載 第10回(12.9.12)

①小野寺さんの実家から学校までは、車でだいたい3分前後。したがって、間一髪、生還した小野寺さんの妹が、学校の校庭で走り回る子どもたちの姿を目撃したのは、15時35分前くらいということになる。

 この貴重なはずの小野寺さんの妹の証言は、2011年中に市教委が行った聞き取り調査の対象者から漏れ、調査報告書の記録に残されることはなかった

②翌朝、林道を下りていくと、〔学校の裏山の向こうの〕入釜谷地区の入釜谷生活センターで、A先生〔ただ1人助かった教員のこと〕に出会った。

 「えー?学校の先生、助かってのか?おかしいっちゃ!」

 校舎は屋根まで津波をかぶっていて、C君たちがケガまでしながら、何とか這い上がってきた状況を目の当たりにしてきた高橋さんには、A先生がそれまでの間、どこにいたのか、疑問に思った。

 「服などを濡らさないで、その日の明るいうちに〔学校の裏〕山の向こうの〔入釜谷生活センター近くの〕自動車整備工場に着くには、津波が来るのわかってて、すぐに逃げて林道へ出ないと着かない。(釜谷交流会館付近で)山に打ち上げられて、ここを登っていたら、俺らと会うって。教育委員会が、先生に話をしゃべらせないようにしてるんじゃねえかな。精神が不安定になったからって、普通なら教育委員会が調べるんじゃねえのか。教育委員会は、先生がどっから逃げたのかとか、わかってんでねえのかなあ」

 この貴重な高橋さんの証言もまた、2011年に市教委が行った聞き取り調査のリストから漏れ、調査報告書の記録に残されることはなかった

連載 第11回(12.9.20)

①子どもたちが目指した最終地点、「三角地帯」に行くには、県道に出る必要がある。学校は県道沿いに建つのに、なぜ個人宅の軒下を通るような、複雑で不可解な道筋をたどったのか。しかも、その手前の幅2メートルの私道部分は、袋小路にもなっている最悪の場所だ。

 このルートの選択については、51分間もの間校庭に居続けた理由と並び、この事故に関する大きな謎のひとつとなっている。

②今回の調査では、生存児童の公文書には記載がなかった証言が、保護者を通じて得られた。書道教室と倉庫の間を走っていき、県道に出るところで津波を見た時、児童の列の先頭付近には、新人の女性教諭がいたという。

 このことを、調査に参加した指導主事がどの程度把握しているかは定かではないが、残念ながら、発表の中でも一切触れられることはなかった

連載 第15回(12.10.30)

①あの日、地震が発生した午後2時46分から、学校の時計が午後3時37分で止まるまでの51分間、学校で何があったのか。

 子どもたちが、高台への避難もせずに校庭に居続けた“空白の51分間”の出来事は、「真実を知りたい」と訴え続ける遺族たちがもっとも知りたがっている部分だ。

②2011年3月11日。この日は、朝から穏やかに晴れていた。午後になると雲が出てきて、次第にどんよりとした空に変わった。午後2時を過ぎた頃から、急速に冷え込んできた

 午後2時46分、大川小では帰りの会が終わり、「さようなら」を言っている途中に、地震は起きた。子どもたちは、机の下に潜り、揺れがおさまるのを待った。教頭がハンドマイクで「机の下に避難」と繰り返していた。揺れはそのまま2分ほど続いた。

 学校前の県道には、海岸方面の長面地区に向かって、スクールバスが待機していた。大川小の学区は北上川に沿ってかなり広い範囲にわたるため、多くの子どもたちがスクールバスで通っていた。

 この日、大川小の柏葉照幸校長(当時)は、年休を取り、学校には不在だった。

 教務主任のA教諭(教職員として唯一の生存者)は、廊下から「校庭へ避難しろ」と叫んでいた。

 子どもたちは早足で、校庭へ出た。上履きを靴に履き替えたり、自分の判断でジャンパーを着用したりした子どももいた。外では、小雪が舞い始めていた

 A教諭は、校庭に出ると「山だ! 山だ! 山に逃げろ」と叫んだ。それを聞いて、山にダーッと登っていった子がいたが、教諭の誰かから「戻れ!」と怒られ、連れ戻された

 5、6年生の男子たちが、「山さ上がろう」と先生に訴えていた。当時6年生の佐藤雄樹君と今野大輔君は「いつも、俺たち、(裏山へ)上がってっから」「地割れが起きる」「俺たち、ここにいたら死ぬべや」「先生なのに、なんでわからないんだ」と、くってかかっていたという。

 2人も一旦校庭から裏山に駆けだしたが、戻れと言われて、校庭に引き返している。

 防災無線では、「海岸線や河川には近づかないでください」と呼びかけていた。教頭の持っていたラジオでは、6メートルの大津波警報を伝えていた

 担任教諭たちが校庭で点呼をとり、教頭へ報告。遅くとも午後3時前には完了していたと思われる。

 数分ごとに、たびたび余震が起きていた

 校庭では、女の子たちが泣いていた。「地震酔い」なのか、吐いている子もいた

 子どもを迎えに来た保護者は、20家族ほど。名簿に名前を書いて帰宅していった。大津波警報が出ていることを報告していた母親もいた

 保護者たちは、教諭から「学校のほうが安全」「帰らないように」「逃げないほうがいい」などと言われていた。

 また、地域の人たちが校庭の入り口に集まってきた。布団やブルーシートを持ってきていた人もいた。

 午後3時14分。大津波警報が10メートルに引き上げられる。直後の午後3時15分、余震発生。防災無線を担当した市河北総合支所の職員によると、この頃に初めて大津波警報が出ていることを認識して呼びかけ始めたという。だが、高台への避難の呼びかけは特にしなかった。

 一方、同支所の3台の広報車は、大津波警報と、高台への避難を呼びかけながら、県道を海岸の長面方面に向かった。午後3時20分頃、広報車の1台の職員が大川小に立ち寄り、〔学校より北上川の河口よりの地区である〕長面の人たちを体育館に避難させられるかを確認して、「〔天井の照明灯が落下する恐れがあり〕危険」との説明を受けている。同時刻に、津波の第一波が、牡鹿半島の先端の鮎川に到達。

 校庭では、たき火の準備も始まっていた。

 午後3時25分過ぎ、北上川河口の防潮林(松原)を越えてきた津波を目撃した広報車が〔大川小のある方向に〕引き返す。後続の広報車もUターンして、「高台に避難してください」「松原を津波が通過しました。避難してください」と呼びかけながら、県道を戻っていった。広報車が大川小前を行きと帰りで通過する際、スピーカーの呼びかけを聞いた児童もいる

 教諭たちの間では、裏山に逃げるべきか、校庭にとどまるべきかで議論をしていた。市教委の報告書には、<教頭は「山に上がらせてくれ」と言ったが、釜谷(地区の)区長さんは「ここまで来るはずがないから、三角地帯に行こう」と言って、けんかみたいにもめていた>と記されている。

 教頭と教務主任という、学校現場の両責任者が、山に逃げようと主張していたにもかかわらず、なぜ行動に移せなかったのか。この点が、いまだに明らかにされずにいる

 学校の裏山は、ソリ滑りが出来るほど傾斜の緩やかな場所があり、校庭から40秒から50秒でたどり着く。子どもたちにとって、シイタケ栽培の学習でなじみのある場所でもあった

 子どもたちの列は崩れて丸くなり、「大丈夫だぞ」「こんなところで死んでたまるか」などと励まし合っていた。

 この間、A教諭は、校舎の2階に避難が可能かどうか確認しに行っている

 午後3時29分、迎えに来た母親の1人(死亡)が、「子どもと学校にいます。」というメールを夫に宛てて送った。

 町の側溝からは水が噴き出し、堤防からは水があふれ始めた。児童の1人が、学校の前の住民の「津波が来たぞ!」と言った声を聞いた

 午後3時35分過ぎ、教頭先生が「三角地帯(釜谷地区の入り口にある北上川の堤防)へ逃げるから、走らず、列を作っていきましょう」と呼びかけ、子どもたちの移動が始まった。

 なぜ、それまでの裏山〔に避難〕か校庭〔で待機する方が安全〕かの議論にはなかった三角地帯を目指すことになったのか。これも、まだ明らかにされていない。

 津波に襲われる1分ほど前(午後3時35~36分頃か)、子どもたちは校庭のフェンスのすき間から出て、学校脇の道路を左に折れた。三角地帯に向かうには、右に折れて県道に出るのがもっとも単純で短いルートなのに、なぜか、逆の方向に向かった

 校舎から戻ってきたA教諭は、逃げ始めていた子どもたちの後ろについたことを証言している。その頃、学校前を通った釜谷の住民の高橋和夫さんは、大人か子どもかははっきりしないものの、十数人が校庭に残っていたことを覚えている。

 学校脇に建つ釜谷交流会館の前で、学校前の様子を見に行っていた教頭先生が、「もう津波が来ているから、急いで!」と大声をあげて戻ってきた。子どもたちはあわてて、釜谷交流会館裏の駐車場から民家の裏の路地を走った。そこから小さな畑や排水溝のある比較的幅のある通路を右に曲がり、民家の間を抜けて県道を目指した

 県道に出ようとしたところで、しぶきが上がって、黒い津波が堤防を越えてきたのが見えた。前方を走っていた児童たちがあわてて引き返してきて、後方の児童たちは立ち往生していた。

 生存児童の1人、只野哲也君(当時5年生)は、一緒に逃げていた柔道仲間の今野大輔君が倒れるのを見て、ジャンパーの襟を引っ張っていこうとした。しかし、大輔君は動けなかった。

 哲也君は、夢中で山をよじ登ったが、後ろから津波の強い衝撃を受けて気を失った。同じように津波にのまれて、流れてきた冷蔵庫に入って助かった同級生が、体が半分ほど土に埋もれていた哲也君を助け出した。

 雪が本格的に降ってきた。

 結局、山に走って逃げたA教諭と3年生の男児、津波にのまれながら山に打ち上げられて地域住民に救助された1年生の女児の計5人が、津波からの生存者となった。

 空白の51分間を詳細に再現するには、証言や情報が限られているために部分的であるが、本当に追求しなければならない部分が、そのまま残されているのが分かる。

 大川小の教職員は、危険情報も得ていて、逃げる場所もすぐそこにあり、高台へ避難する時間も十分ありながら、なぜ校庭にとどまり続けたのか。その直接的な部分は追求できないないというより、各証言からはそっくり抜け落ち、未だに語る材料がそろえられていない

さまざまな防災の計画が、平成21年度に柏葉照幸校長が同校に就任してからは立ち消えになってしまっていた

③当日、校庭に50分間、待機し続けたのは、誰かからの具体的な指示や命令によるものだったのか、現場での誤った決断のためなのか、はたまた、決められない人間関係のせいだったのか については、市教委側からは、見解が全く示されていない。

 一方、遺族側は、2012年10月28日に7回目の保護者説明会で、独自の調査による避難に関する検証を示し、“極端な事なかれ主義”が蔓延し、影響したと考察した。

<何事もない日々であればさほど問題ではありませんが、今回のような事態では大問題です。あの日、「責任とれるのか」といういつもの判断基準が、(教諭たちの間で)どうしても頭から離れなかったのです。あの日の判断の遅れには、2年間で蔓延した極端な「事なかれ主義」が大きく影響しています

④東日本大震災が起きてから1年7ヵ月以上が経つ。遺族たちはこの間、市教委の事後対応にも苦しんできた。「二次被害だ」「市教委を検証してほしい」という声が、遺族のなかから上がっている

 典型的な問題点は、生存者や帰宅して助かった児童たちへの聞き取り調査のメモを「破棄した」と、調査を担当した当時の指導主事が言い続けていることだ。

 子どもたちと教職員84人の命が失われたという、未曾有の規模の事故なのに、音声録音をしないままの調査に加え、挙げ句の果てにメモを捨てるという行為は、公務員としてはあり得ない

 事実関係を明らかにするという作業が、誠実に、緻密に行われたとは、決して言えないのだ。

 実際に、聞き取り記録や事故報告は、遺族側から、調査の矛盾点の指摘を受けて、変遷を繰り返している

 市教委は、震災から1年以上にわたって、校庭から子どもたちが「避難をした」と説明していた。

 2011年6月4日の説明会では、“避難”開始時刻は、「午後3時25分頃」。それが、2012年1月22日説明会では「午後3時30分頃~」に変わり、1年後の2012年3月18日には「午後3時35分過ぎ」となった

 遺族の追及によって、実際には避難と言えるような実態ではなく、津波に襲われる1分ほど前に「逃げ始めた」といったほうが正しかったことが分かったのだ。

 校庭から避難をしなかった理由については、裏山に倒木があったためとしていたが、それも「倒木があったと思われる」と、市教委は途中で説明を変えた

 また、児童が教諭に向かって「山に逃げよう」と言っていたという児童たちの証言が、調書にはひとつもないのに、説明会での指導主事からの説明の中には出てくるという不審な点もある。

 さらに、重要な資料を、長期間公表しなかったという問題もあった。

 唯一生存したA教諭が保護者宛にメッセージを綴ったファックスを、市教委が公開したのは受け取ってから7ヵ月以上も経ってからだった。また、震災から5日後という直後の時期に、当時の柏葉校長から聞き取った被災状況の調書が存在することが、私たちの情報公開請求で分かったのは、震災から1年2ヵ月が過ぎた2012年5月18日だった

ずさんな調査を行ない、メモを廃棄したとされる当時の指導主事は、処分されることも、間違った公文書の修正文書を改めて作成することもなく、2012年4月、市内の小学校へ校長として“昇格”していった。

⑥また、当時の学校経営の最高責任者である大川小の柏葉照幸元校長も、何の処分も受けないままに平成23年度末で早期退職したという事実も残された。

 発災当時、年休を取っていて学校に不在だった柏葉校長については、安全管理を怠ってきた点など、事前の問題点も多いが、事後対応も不可解だ。

 震度6弱以上の地震が起きれば、たとえ勤務時間外であっても、市内の教職員は全員所定の位置に着かなければならない「第三配備体制」となる。にもかかわらず、柏葉校長が、学校の様子を見に行ったのは、発災から1週間も経ってからだった

 捜索に至っては、避難所から「いってらっしゃい」と遺族を送り出すだけで、一度も加わらなかったという。

⑦津波から生還したA教諭は、2011年4月9日に行われた第1回保護者説明会で、被災の様子を説明した。その証言や、事前に行われた聞き取り調査(2011年3月25日実施)に矛盾点がいくつか見つかっていることから、遺族たちはA教諭に尋ねたいことがたくさんあるという。

 だがA教諭は、その第1回説明会以来、一度も保護者の前に現れていないし、そのことについて、市教委は説明にならない説明を繰り返している。

 休職中のA教諭は、市教委の説明によると、入院はしていないそうだが、指導主事ですら、面会を主治医に止められているという。遺族からの質問書も、主治医が手渡さなかったという。

 ところが、柏葉前校長は、A教諭の自宅近くの路上で、2011年11月に面会していたことを、2012年10月28日の説明会で突然明らかにした。面会していた事実について、市教委も「全く知らなかった」と驚きを隠せない様子だった

 これまで市教委は、ドクターストップで、誰も会えないと説明してきた。それなのに主治医が遺族の前に出てきて説明をしたこともなく、市教委はなぜこの主治医に抗議をしないのかも不思議だ。

連載 第17回(12.12.18)

①遺族の23家族30人が参加した文科省、県教委、市教委、遺族の4者による、〔市教委がしっかりと検証しないので、遺族の要望で文科省が設置することになった〕検証委員会の設置について話し合う円卓会議(12.11.25)は、メディアには非公開で行われた。西日が落ちて辺りが暗くなり始めた頃、合計3時間半に及んだ会議を終えて、遺族たちが部屋から続々と出てきた。

 顔なじみの記者たちの顔を見たとたん、「もうだめだ。事後対応やらないんだもん」といって泣き出す母親や、「異論が言えない雰囲気だった……」「よくわかんねぇ人物が何人もいる」と、呆然とした表情で話す父親たちもいた。皆、表情はこわばり、動揺していた。

「こんなもんでしょ」と、冷静に話す遺族もいたが、文科省の提案を好意的に受け止めた遺族には、出会わなかった。

 真相究明を求めてきたある遺族に、納得したどうか質問すると、

「俺たちの意見を、異論や批判だと思ってくれていない。文科省は、一方的な考えを言っているだけで、なんかもう決まっているような話し方。作業メンバーは、特に信用できる人が1人もいない

 と、不信感をあらわにした。

②検証委員会の事務局として、随意契約での委託先候補になった、株式会社社会安全研究所幹部との関係。

 実は、同社の所長の首藤由紀氏は、首藤委員候補の実の娘だという。

③さらに私たちの調べによると、11人の検証委員のうち数名が、今年度のあるプロジェクトで、共同研究者に名を連ねている。つまり、まさにいま、研究費を共有しあう間柄なのである。

専門家の、血縁や金銭的なつながりは、委員会の客観性や信頼性を根底から損なう。大川小の津波被災事故の検証委員会は、専門家の人選や事務局の選定といった、骨格を作る段階で、すでに偏ったものになってしまった

④これまで真相究明を求めて活動してきた遺族たちは、こう反発する。

 「学校の立地の経緯や伝承が、初めて見た仕様書の中で、いつのまにか検証対象に含められていた。それなのに、〔市教委や校長の〕事後対応は含めないという。検証範囲が矮小化されてしまっていて、もう、何を検証するんだかわかんないね。最初から文科省の人が欲しい答えがあって、それに対応する人材をあてている。やっても意味のない検証をやろうとしているんじゃないかと思ってしまう」(小学校5年生の次女を亡くした紫桃隆洋さん)

 「中立、公正と言っていながら、身内に都合の悪い検証をさせまいとする集まりが、この大川小学校の検証をする事になった。文科省までもが遺族の求めている検証をするつもりがない」(小学3年生の長女を亡くした只野英昭さん)

連載 第21回(13.3.13)

 震災から約3ヵ月の11年6月4日、市教委は第2回保護者説明会を開催。市教委は開始早々に「説明会は1時間だけ」「今後は説明会を設けない」と告げ、時間になると学校側・市教委側全員が途中で退室するという形で打ち切った

 同6月下旬、10年12月から長期不在が続いていた市教育長のポストに、ようやく境直彦氏が就任し、教育長として遺族の家を戸別訪問することを表明する。しかし、現在でも教育長の訪問を受けていない遺族がいる

 市教委は、同年8月~11月にかけて、同小の保護者や当時の様子を知る近隣住民などにも、追加で聞き取り調査を行った。

 同時期、説明会を再開するよう、遺族たちは市教委と水面下で必死の交渉を続けていたが、なかなか開催されなかった 

 不信感が募っていた遺族たちは、情報公開制度を活用して公文書を読み込み始める。そこから、児童への聞き取り調査や、校長が作成した事故報告書などのなかに、事実と違う点をいくつも見つけていった

②12年3月18日に第4回保護者説明会。ここで市教委は初めて、子どもたちが逃げ始めた時間を、津波が襲来した1分前の15時36分頃だったと認めた。

③同3月末、責任を持って対応に当たっていくと表明していた柏葉照幸校長が、突然退職。また、遺族側からの人事凍結依頼に反して、県教育委員会は定例人事を発令し、大川小の事故調査等を担当してきた指導主事は市内の小学校に異動となった。代わって新たな担当となったのは、経緯を知らない着任したばかりの指導主事だった。

連載 第22回(13.5.2)

第2回大川小学校事故検証委員会〔13.3.21/宮城県石巻合同庁舎の大会議室〕

①続いて陳述したのは、当時小学3年生の娘・未㮈(みな)さんを亡くした只野英昭さん(42歳)。同じく学校にいた当時5年生の息子・哲也君は生還している。

 「石巻市の教育委員会は、生き残った子どもたちに聴き取りを行いましたが、実に乱暴で、私の承諾も得ずに息子の聴き取りを行いました。息子が話したこと、聞かれたこと、問題になっている子どもたちが山に逃げようと先生に訴えた言葉ですら、なかったことにされた。息子は指導主事の先生に、確かに、『6年生の男の子が山に逃げようって言っていたようだけど、それって本当?』という質問に、息子は『はい!』と答えたはずだと言っているのに…」

③東北福祉大学総合福祉学部社会教育学科教授の数見(かずみ)隆生委員が「確かに立地の問題にするのではなく、学校の中で教職員集団が子どもを守るために機能していたのかが大事な視点」との見解を示すと、佐藤敏郎さんは、「どういう学校経営をしていたのかを含めて考えていかないと、なぜ避難マニュアルがあれだけ杜撰だったのか、わからなくなる」と同意した。

市教委の聴き取り記録に残された、生存者の証言の食い違い、矛盾、隠ぺい、捏造…。震災直後の2011年4月9日に行われた市教委の最初の保護者向け説明会のときから、こうした数々の疑惑に対し、問題の本質や責任の所在はうやむやにされてきた。同年6月の2回目の説明会では、1時間ほどで話し合いが一方的に打ち切られるなど、事実の解明はいまに至るまで先送りされ続けた。

 そして、石巻市の行政も、遺族たちから寄せられる疑問の声に真剣に向き合おうとせず、事実の解明に向けて指導力を発揮することはなかった

 結局、国が乗り出して、このような検証委員会を設置せざるを得なかったところに、教育委員会という組織の抱える深い闇がある。

◎連載 第23回(13.7.5)

 当然ながら、遺族たちは会合で、委員たちの資料を読み込んだうえで専門知識を生かした、真剣な議論を傍聴できるものと期待していた。ところが、実際の2回目の会合で委員たちは、何をどう調べるかを話し合っただけだった。

そんな議論以前の状態にあるにもかかわらず、今月7日に開かれる次の会合が、もう中間報告となってしまうことに、遺族たちが戸惑うのも無理はない。

連載 第24回(13.7.12)

 「市教委の対応が2次被害なら、検証委が3次被害になりそう。だから期待しない」

 遺族の中には、そう話す母親もいる。

連載 第26回(13.9.19)

 震災から3ヵ月後の6月4日に行われた2回目の説明会の議事録には、一斉に部屋を出ていく市教委幹部や大川小幹部に向かって遺族たちが声を上げた、こんなやりとりが残されている。保護者数名 「今後説明会はあるんですか? これで説明会は終わりですか?」
大川小教頭 「説明会は予定しておりません。これで終わりです」

呆気にとられる遺族たちを市教委が置き去りにした第2回の説明会での出来事を、遺族の中には「スタコラサッサ事件」と呼ぶ人もいる。この「事件」は、多くの遺族を精神的にさらに追い詰め、市教委に対する不信感を決定的なものにした。

連載 第27回(13.10.1)

①「検証委員会を傍聴しても、一切51分間の様子を議論していない。いつ話してくれるんだ?少しでもいいから、あの子たちの様子をもっともっと知りたい。本当に、(津波に)流されるまで、様子を知りたい。それなのに、なかなか(検証委が)核心に触れてくれない」

 9月30日の午前、遺族のうち6人の父親が文部科学省を訪れ、義家弘介政務官に意見書の入った封書を手渡した。

<なぜ校庭に居続けたのか、遺族が知りたいのはそれだけである。51分間の真実を明らかにして欲しい>

 下村文科大臣宛の意見書の見出しには、太字でしっかり、そう綴られている

②検証委の会合は公開だが、実際にはほとんどの議論が非公開のメールや別会合で行われている。核心に迫る内容は途中の段階では全く共有されず、調査の進捗も知らされない。

当連載第25回で紹介したとおり、大橋調査委員は遺族から数々の指摘を受けた。大橋委員は追加調査で、事実上の訂正を行っている。しかし、表向き「訂正」として説明されることはないままだ。

 そもそも〔津波の振る舞いについて調査し、検証委で報告した〕大橋調査委員は、心理学者である。津波の振る舞いについて調査・報告をするには見識を疑わなければいけないし、津波工学が専門の首藤伸夫委員(東北大名誉教授)がいるにもかかわらず、全く違う分野の人物が誤った解釈を平然と公表するような状態では、委員会運営に批判が向くのは当然だろう。

連載 第30回(13.12.4)

11月30日に行われた第7回検証委会合

①この会合で明らかにされた中で特に注目されたのは、現場にいて児童4人とともに生き残った、現在休職中のA教諭の供述だ。

 検証委は、これまでA教諭に対して複数回、計約5時間にわたる聞き取りを行ったことを認めた。

 検証委によれば、聞き取りにあたって、A教諭は自身で書いた手記を提出。主治医の立会いの下、1回につき最長3時間弱の聴き取りを行ったという。

 津波が来る直前、A教諭は、校舎内の2階に避難できる場所の目安を考えて、渡り廊下から体育館に移動。体育館入口から校庭に出た。

 その際、児童の移動はすでに始まっていて、先頭は学校の向かいにある釜谷交流会館の駐車場付近、最後尾が校庭のタイヤの遊具付近にいて、移動している児童以外は、校庭に人影はなかったとしている。

 A教諭は、避難する列を小走りで追い、付近にいた成人(特定できない)に「どこへ向かうのか?」と聞いたところ、「三角地帯へ移動することにした」という。

 列の最後尾付近にいたA教諭は、釜谷交流会館の駐車場から出た辺りか、その少し先辺りにいた。少し前まで走って先に進んでいた児童らに大声で「こっちだ、こっちた!山だ!山だ!」と声をかけ、これに気づいた数人の児童が山へ走り出したのを見て、A教諭も叫びながら山へ駆け上がったとしている。

 2011年4月9日、石巻市教委の第1回保護者説明会で、A教諭は「山の斜面についたときに杉の木が2本倒れてきてはさまる形になり、波をかぶった」などと証言しているが、このときの報告とは食い違っている

 その後の遺族との意見交換会の中でも、遺族から「A教諭の上着のポケットに入れていた携帯電話が(津波にのまれて)ぬれたら、(震災4日後の)3月15日に当時の校長へメールを送ることはできない。A教諭の証言は矛盾していて、科学的に解明することは難しくないと思う」などと疑問が出された。

 これに対し、検証委員会は「A教諭が津波にぬれたかどうかについては、まだわからない」としている。

 また、遺族たちが石巻市教委側から何度も受けてきた「地震直後、裏山の木がバキバキと倒れるような音がした」という説明についても、検証委は「正確ではなかった」と認定した。

 石巻市教委は、2年8ヵ月にわたってA教諭に面会できない事態が続いていることについて、今年11月23日の保護者説明会でも、主治医に確認しているものの「まだA教諭に会えるような状況ではない」との説明を受けているとしてきた。

 しかし、検証委は、「ある委員の個人的人脈と様々な働きかけにより、A教諭に会って聞き取りすることができた」という

 では、直属の上司である市教委が、なぜ本人に会うことができないのか。担当者にどのような努力をしてきたのか聞いてみると、こう説明した。

 「検証委員会がA教諭にお会いしたという話は、一昨日(の検証委会合で)、初めて聞いた。これまで我々も努力してきたが、お会いできるような状況ではないという理由で断られ続けてきた。今後、一昨日の検証委員会を踏まえ、主治医に会えるかどうかを改めて確認したい」

連載 第32回(13.12.25)

第8回検証委会合(13.12.15)

問題なのは、なぜ「教職員集団として意思決定できなかったのか」ということだろう。そもそも、事実情報の見出し上ではいつのまにか「3次避難」したことになっているが、「組織的な避難ではなく、事実上、津波に追われての移動だ」と主張する遺族との間で「避難」なのか「移動」なのかの議論が、まだ決着したわけではない。実際、校庭からの移動の際、<児童を引き取りに来る保護者への対応のため、教職員1名を校庭に残したとの証言がある>としており、「校庭での引き渡しが継続中だったのではないか」との見方もある。

 さらに、児童の避難先や避難経路の選択についても<少なくとも地域住民との相談の上で決定されたものと推定される>と分析する。しかし、どのような地域住民と相談したのか、当時の教職員同士のやりとりや判断の状況については、一切触れられていない。しかも、遺族からは「地域住民が、釜谷交流会館裏の袋小路を避難経路に選択することは不自然で、あり得ない」と疑問の声が上がる。。

連載 第35回(14.1.29)

 19日の第9回検証委会合で公表された「最終報告案」を踏まえた遺族向けの報告会(石巻市内/14.2.9)

 「避難が遅れたことも、あのルートをたどった問題も、2年前からわかっていたこと。遺族が専門家に求めているのは、なぜ避難が遅れ、なぜあのルートをたどることになったのかを検証すること」

 この日の報告会でも、こうした意見を、複数の遺族が様々な表現で訴えた。

連載 第36回(14.2.14)

事故検証委員会の児童遺族への最終報告書案に関する報告会(石巻市内/14.2.9)

①室﨑委員長 「校長先生がいなかったことが、この場できちんと対応できなかった一因と考えられるのではないか」

遺族 「あの場所での、子どもたちや先生たちの様子をきちっと調べないといけない。大川小が動けなかった理由は、そこにしかないんじゃないか。それは関係ないですか? 重要じゃないですか?」

室﨑委員長 「基本的には、わからないことは書けないと判断している。教員集団のあり方は重要だが、学校管理下で起きた学校の責任は、我々の今までの分析でも明確になっている。それをさらに細かく分析する必要はない」

遺族 「水位計で津波の到達時間を算出するよりはよほど大切なこと。再発防止を考えているんですよね? 教職員集団、組織のあり方は、無関係なんですか? それこそ大事なんじゃないですか?」

室﨑委員長「(現場に)自由に意見を言える雰囲気がなかったということですよね

遺族 「それはなぜだと思います?

室﨑委員長 「色んな理由があると思う。校長がリーダーシップで、物を言いやすい環境を作っていなかったのかもしれない。最終的にはリーダーシップの問題」

遺族 「なぜそういうリーダーシップの校長先生が大川小にいたのか? なぜ、まとまらない教員集団、意思決定できない組織になってしまったのか? たまたまか?」

室﨑委員長 「たまたまではないと思う

遺族 「 『山へ』と言った子どもも保護者も先生も居て、もちろん時間も方法も情報もあった。もう一度聞くが、このようなずさんな備えになったのはなぜなのか?」

室﨑委員長 「学校の運営のあり方については結論を出しているつもり」

遺族 「数見委員が、以前校長の人事についてかなり問題があると言っていたが、どの程度突っ込んで調べたのか?」

室﨑委員長 「問題として認識しているが、調べていない」

遺族 「どうしてですか?」

室﨑委員長 「校長の人事にはリーダーシップや危機管理の重要なファクターが必要だと思っている」

遺族 「そのファクターがない人物が選ばれた」

室﨑委員長 「断定できないが、現実がこうなんだからその通りです」

遺族 「そういう人事がされたことが問題だと明記してもらってもいいですか」

室﨑委員長 「人事の問題なのか、個人の資質の問題なのか。関連はあると思うが」

遺族 「校長のリーダーシップが原因だとおっしゃいました。それを突っ込んで調べなければならない」

◎連載 40回(14.5.19)

第1回弁論(14.5.19)

 只野さんは、学校側や市教委の事後対応にも問題があったとして、こう指摘する。

学校側と市教委側が最初に行ったのは、事実隠しと一方的な事態の収束でした。唯一の生存教諭であるA先生を3年以上という長期にわたって不自然な形で隠し通し、子どもたちや教職員への聞き取り調査のメモを廃棄。柏葉校長は根拠もなく避難開始時刻を津波襲来時刻の十数分も前にした事故報告書を県教委に提出しました

 最も許せないのは、現場で悲惨な出来事に遭い、現場ですべてを目撃していた息子、哲也の証言を『子どもの記憶は変わるもの』と現大川小学校の千葉校長が勝手に捻じ曲げたことです。

 A先生の証言内容も矛盾だらけです。子どもたちが慕っていたA先生が、子どもたちを裏切るような嘘ばかりの証言をしていることに怒りを覚えます。

 震災直後においては、校長は避難所にいながら被災現場に足を運ぶこともしませんでした。やっと1週間後、現場に来た時には捜索活動に合流すると思いきや、校長室の金庫を開ける事に終始し、金庫が開いた瞬間、何か分からぬ資料を隠すように急いで車に詰め込み、立ち去りました。あの時、私たち保護者は自ら必死に手で土を掘り起こし、何日も子ども達を探し続けていました。私たちは校長に泣きながら叫びました。『子どもの命よりも、その金庫の中身が大事なのか!』という言葉を…。

 石巻市教委の異常さに気付かず、震災後も大川小の事を放置し続けた宮城県教委も許せません!あんな杜撰な防災体制で事故を誘因した柏葉校長を配置した県教委の人選は異常です」

*14.4.15

被爆者の怒りは日本国民の怒り

(3)【16(H28). 11.10】インドへの原発輸出を可能にする原子力協定署名

   政府与党はベトナムの仇<日本のベトナムへの原発輸出計画挫折(報道記事.pdf)>をインドで討ちました。しかし、それについて、被爆地から怒りの声が上がっています報道記事.pdf報道記事.pdf)。 原発輸出は核開発援助につながる.pdf

(2)【16(H28).  8.18】自治体行政にも影響与える国政問題武力行使なき内戦首相の米核先制不使用反対に被爆者が怒りの声報道記事)。なお、中国は核先制不使用を宣言しています(報道記事)。

(1)【14(H26).  8.10】昨日の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典での「平和への誓い」は、集団的自衛権の行使容認と原発再稼働を明確に批判(被爆者代表が目の前の総理大臣を痛烈に批判)<報道記事>。

 【14(H26).8.11】雑感被爆者を愚弄する被爆国日本国の総理大臣その2 : 戦争(平和破壊)を準備し、それを批判した被爆者を足蹴にする(理解を求めて説明するといいながら、いざとなれば「見解の相違」と“捨てゼリフ”を吐く)ような人物を平和祈念式典に招いてもよかったのでしょうか。

原発問題 経過メモ(その2) 

          「被爆者の怒りは日本国民の怒り」はこちら

16(H28).11.9】国民には朗報!政権には打撃の悲報! 日本のベトナムへの原発輸出計画挫折報道記事.pdf

16(H28).10.16】新潟知事選で反原発再稼動派が勝利⇒「原発再稼働」はもう諦めよ! 新潟県知事選でハッキリしたこと

原発問題 経過メモ(その1)

原発問題 経過メモ(その1)    

原発問題 経過メモ(その2)

【13(H25).3.12】これまで奈良県下では、18議会が原発関連の意見書を可決しています(報道記事.jpg)。

【13(H25). 3.11】生活・みどり・社民の3党が脱原発基本法案を参院に提出しました(報道記事.pdf)。

12(H24).11.15全国の1万3262人が東電や国の幹部らを福島地検に告訴・告発.pdf

12(H24). 8. 4】反原発金曜日行動は26道府県に拡大しています(報道記事.pdf )。

12(H24).7.16】Jp12071617mannin さようなら原発1000万人アクション主催のさようなら原発10万人集会(東京代々木公園/17万人参加⇒右写真<クリックで拡大>)<報道記事.pdf

                 <当日のJNNニュース>                                                        

12(H24). 6.16】政府は午前、野田佳彦首相と関係3閣僚による会合を官邸で開き、大飯原発3・4号機の再稼働を決定しました。これは、数百万に及ぶさようなら原発署名を全く無視したものです。また、119人の民主議員.pdfは再稼動反対の署名を6月5日に官邸に提出していましたが、これも無視したものです。(大飯原発を再稼動してはいけない理由

【11(H23). 9.19脱原発「6万人」デモ(左がだめなら→こちら) 

日本が武力行使(戦争)せずに国を守る道   

 ①日本は非核保有国ですが、仮想敵国は核保有国です。核保有国同士であれば一定抑止力は効果がありますが、非核保有国と核保有国との間では、核保有国が本気を出さないうちは抑止力は効くかもしれませんが、核保有国が本気を出す決意をすれば、抑止力は効きません。核保有国は通常兵器での戦争で負けそうになっても戦術核兵器を使用すれば必ず勝てるからです。だから日本は核兵器を保有しない限り軍事力では戦争に勝てません(軍事力では国を守れません)。

 ②それでは、国を守るために「核保有国同士の抑止力」に期待して核兵器を保有するべきか。しかし、「核保有国同士の抑止力」による平和は、「ダモクレスの剣の平和」※といわれ、破滅と隣あわせの平和であり、核兵器の保有は日本を守る方法であるどころか日本を破滅させる方法です。

     ※ダモクレスの剣:シラクサの僭主ディオニュシオス1世の廷臣ダモクレスが王者の幸福をたたえたので,王がある宴席でダモクレスを王座につかせ,その頭上に毛髪1本で抜き身の剣をつるし,王者には常に危険がつきまとっていることを悟らせたというギリシアの説話にちなみ、常に身に迫る一触即発の危険な状態をいう。

 ③それではこれまでのように、米国の軍事力の助けをかりるべきか。しかし、これも、「戦争法とは、そしてこの法律は廃止されなくてはならない理由.pdf」の(10)と(11)に書かれているように、あてにはなりません。いつまでもあてにしていると泣きを見ることになります。

 ④やはり、他国に頼るのではなく、自らで国を守る気概と力をもたなければなりません。核兵器を持たない限り軍事力を強化しても核兵器を持つ国を相手に国は守れません。しかし、②で見たように、核兵器を持てば日本は破滅する確率が高くなります。ならばどうすべきか。

 ⑤国防の命題「他国から物質的な力である武力で攻撃・侵略されたとき、言論による反撃は武力による反撃の代わりはできない。しかし、世界中からの言論による反撃は、武力をはるかに凌ぐ物質的な力となる。」(※)――武力をはるかに凌ぐ物質的な力である「世界中からの言論による反撃」が国を守る力です。この力を獲得することが日本を守る(安全と生存を保持する)最も確実で現実的な道です。実はこの道は、日本国憲法前文が日本国家に指し示しているものです。すなわち、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」(日本国憲法前文)

     (※)この命題が拠るのは、「世界中からの殺戮を許さない言論(=意思)」が物質的な力を持つメカニズムです。

 ⑥「戦争法とは、そしてこの法律は廃止されなくてはならない理由.pdf」の(8)で述べられているようにいまでも日本人は世界各地で尊敬されていますが、「世界中からの言論による反撃」という力を獲得するためには、日本人・日本国民が世界の人々からもっともっと尊敬される民族・国民にならなければなりません。そのためには、経済・文化・教育・学問・スポーツ等の国際交流(例えば、ウズベキスタンで日本語熱.jpg)、経済・文化・教育・医療・技術・インフラ整備等の国際支援(例えば、パレスチナ難民支援.jpg/国際支援のモデル<日本発の母子手帳>⇒ご参照1.jpgご参照2.jpgスラムに図書館開設.jpg)、紛争解決協力(例えば、座敷の提供.pdf)をもっともっとやっていかねばなりません。そのことで、すべての国との友好関係を樹立することで、日本人が平和を愛し、世界の人々が幸せになることに貢献する民族・国民として尊敬され、世界の人々にとって日本は「かけがえのない国」となることが、日本にとって最も確実で現実的85_5な安全保障です。

 国際支援により日本人が世界の人々が幸せになることに貢献する民族・国民として尊敬されるようになった例⇒日本人はガザを支援している.pdfそんな日本人をガザの人々は愛している.pdf<→右写真(クリックで拡大)

 「世界中からの言論による反撃」の力を持つ、世界の人々にとって「かけがえのない国」となるというのは具体的にはどういうことでしょうか。52例えば、右の写真(クリックで拡大)が示している状況とは正反対の状況を現出できることです。正反対の状況とは、日本国首相が国連総会で日本が侵略される危機があることを訴えれば、満席の各国代表が万雷の拍手で日本を支持し、侵略国に激しい非難を浴びせるという状況です。

 そのためには、日本が憲法第9条を実行することを国連で表明することが不可欠です。そうすれば、それに賛同する国がどんどん出てくる。それにより、国連は「国際平和を実現する機関」(武力攻撃・侵略に対する世界中からの言論による反撃を行う機関)として再編成されます(国連の機能 9条の実行で強まる.pdfご参照)。

 ⑦核保有国と戦争しても勝つことは不可能で、「世界中からの言論による反撃」という力を獲得する前に、攻撃・侵略されればどうするか。あくまで「殺さない、殺されない」の姿勢を保持して武力による反撃はせず、「非戦・不服従(受動的抵抗)」を展開すれば占領軍を追い出すことができます。これは、かつてイギリスに侵略されたインドがイギリス占領軍の追い出しに成功した闘い方であり、かつてフランス・ベルギーにドイツ経済の心臓部であるルール工業地帯を占領されたドイツがフランス・ベルギー占領軍の追い出しに成功した闘い方です。現在と違って「世界中からの言論による反撃」が期待できないという現在よりもはるかに悪い条件の中にありながら、侵略軍を追い出すことができた闘いです。武力による反撃は、多大な犠牲をはらっても占領軍の追い出しに成功できないかもしれない、いや、核保有国相手であれば成功不可能な戦いです。「非戦・不服従(受動的抵抗)」は、現在にあっては「世界中からの言論による反撃」を大きくさせることも期待できる闘いで、歴史も実証しているように、犠牲者を出すことなく確実に占領軍の追い出しに成功できる闘いです。

 

「いじめ防止対策推進法(いじめ防止法)」について 

(4)いじめ防止対策を議論してきた「有識者会議」の提言書.pdf(16.10.24 公表)は、次のような批判されるべきもの

<有識者会議の主な提言案> 凡例 : 提言⇒提言に対する批判

・いじめの認知件数が少ない都道府県に対し、文科省が個別に指導する

    ⇒いじめの認知件数が少ないのは喜ばしいことなのに、逆にそれはいじめ対策の不熱心さを示しているという。これは、現場教員に「粗捜し」という、教育とはかけ離れたみじめな行為を強要するものです。

・学校ごとに常設する「いじめ対策組織」に弁護士や警察官経験者ら外部人材の参画を進める

    ⇒弁護士は強制力を規定する法を用いて正義を守り実現する任務、警察官は法に基づく強制力で不正義を取り締まる任務をそれぞれ持つ人々です。かかる強制力に頼るようになれば教育は「調教」となります。弁護士や警察官経験者は、学校で重大な犯罪が起こったときのみが出番です。

・いじめの情報共有が「いじめ防止対策推進法」に基づく義務であることを周知する

    ⇒管理職と教員の階級制の【2】をご参照

・生徒指導専任教員を置いたり、部活動の休養日を設けたりして教職員の負担軽減を進める

    ⇒「生徒指導」には、教科指導(授業)/生活指導(授業・部活動・学校行事・休み時間など学校生活すべての場面にて児童生徒が人権侵害など不正行為をしないよう見守り、そのような行為があった時には速やかに正す)/進路指導(希望する進路が実現できるよう手助け)/図書指導(図書館が有効に活用できるよう手助け)/保健指導(健康維持を手助け)/部活動指導/生徒会・児童会活動指導(生徒会・児童会が自主的に行われるようアドヴァイス)/学級活動・学校行事での指導(HR・遠足・体育祭・文化祭など/生徒会活動とダブル)がありますが、生徒指導専任教員とは何を専任にするのかが不明。「生徒指導」を「生活指導」と同義語で使用しているとすれば、それは学校教育というものを理解していないことを証明しています。生活指導は、教員全員が学校生活すべての場面(上記した指導のすべての場面)で行うもので、生活指導専任など在り得ないのです(生活指導専任がいたと仮定してその人が、他の教員が授業など何らかの指導をしている場面にしゃしゃり出ることをするのでしょうか)。在り得ないものを置けという提案は、この提案が学校教育を知らない、または理解していない人々によってなされたことを示しています(為念 : 有識者会議には教職経験者もおられるようですが、教職経験者は、教職経験があるというだけでは正しい学校教育の在りかたを理解出来ているとはいえません。戦争経験者が、戦争経験があるというだけでは、戦争はなぜ起きるのか、誰が起こすのか、戦争が起こらないようにするには何をするべきか、などを理解出来ているとはいえないのと同じです)。

・教職員の日常業務において、自殺予防、いじめ対応を最優先事項に位置づけるよう促す

    ⇒教職員の最優先事項は授業が安全安心にできるようにすることです。自殺やいじめが今日・明日にでも起こるような学校では安全安心に授業などやっていられません。今すぐ「いじめなど起こりようがない」学校を実現しなければなりません。なぜ、その提案をしないのでしょうか。「いじめなど起こりようがない」学校を実現・維持している学校はあるのですから、決意すればすぐにできます。そのためには、学校教育力の低下をもたらしている制度・法律等による弊害を乗り越えなければなりませんが、それを乗り越えて「いじめなど起こりようがない」学校を実現・維持している学校に学べば、それを乗り越えることは不可能ではありません。

・教育委員会に対し、加害者の出席停止措置の手順、出席停止中の支援を含む留意事項を示す

    ⇒「いじめ防止対策推進法」は、有効性がないだけてなく、かえっていじめ問題解決を遠ざける.pdfの「第二十三条(いじめに対する措置)の4項」の部分をご参照。

・LINEなどSNSによるいじめの具体例を示し、刑法上の名誉毀損(きそん)罪や民事上の損害賠償請求の対象となりうることを知らせる取り組みを進める

・いじめによる自殺や不登校など「重大事態」の調査の進め方(第三者委員会の人選、調査方法など)についてガイドラインを作成する

    ⇒ガイドラインを作成し、それに則った調査を実施して対応策を構築するのを待つのではなく、「学校」に最低限要求される在りかたは「安全安心の場」ということですから、「重大事態が生まれるところ」は、最早「学校」とはいえないので、かかる学校の「教育の場にならせていない(「生徒も教職員もみんなが互いに人間として尊重し尊重される学校=楽しい学校」にならせていない)学内構造」はいったん解体し、「いじめなど起こりようがない」学校を実現・維持している学校に学んで、今すぐ「いじめなど起こりようがない学校」づくりに着手し、速やかにそれを実現することが大切です。

・第三者委員会の報告書をデータベース化し、再発防止につなげる

    ⇒第三者委員会を立ち上げて、調査して、論議して報告書を作成し、それをデータベース化するという気も遠くなりそうな手間暇をかけながら有効性に疑問が残る(これまでいくつもの報告書が作成されたがいじめによる自殺・不登校はあとを絶たない)やり方よりも、そんなことをする必要がなくなるやり方である「いじめなど起こりようがない」学校づくりを早急に行うことが肝要です。

(3)いじめ防止対策推進法に記されている施行後3年(16.10)で見直すとの規定に従ってその見直しが行なわれる中、新聞報道によれば、教員のいじめに関する情報共有がなされていないので、それを怠った教諭は懲戒処分(強制力で矯正=いわば調教)にするという制度を導入する動きが出てきているが、情報共有をできなくさせているのが、教員間のヒエラルキー(階級制)である。これをなくさずして、強制力(懲戒処分)を行使すれば、更に教諭のエンパワーメント(自発的な力)を低下させ、教育現場の荒廃を進める(管理職と教員の階級制ご参照)。これまで、「いじめなど起こりようがない」学校を実現し維持してきた現場教職員の意見に基づかない法律であるがゆえに(2)であったためいじめ防止対策推進法は無視されてきたため弊害はなかったのが、いよいよ強制されることになって弊害(教育現場の荒廃の更なる進行)が生まれることになった。

(2)「いじめ防止対策推進法」は、有効性がないだけてなく、かえっていじめ問題解決を遠ざける.pdf

   ○法施行(13.9)後、いじめによる自殺と疑われたケースは3年で少なくとも20件あり、小4から高3の20人が亡くなっている(報道記事.jpg)。

   ○いじめ防止対策推進法はいじめ認知件数減少につながっていないし、そもそも教育現場ではあまり読まれてさえいない(「チーム学校運営の推進等に関する法律の早期制定を求める意見書」についての反対討論(16.10.7)の最後部分をご参照

(1)いじめ防止対策推進法   いじめ防止対策推進法の問題点.pdf

 

「いじめなど起こりようがない」学校  

(1)「いじめなど起こりようがない」学校とは

  「生徒も教職員もみんなが互いに人間として尊重し尊重される学校=みんなが互いに存在価値(存在意義)を認めあい確信できる学校=生きる力が育まれる学校=楽しい学校」のことです(基本的人権が尊重されている学校ではいじめ問題は起きません)。

        ご参考 : いじめなどが起こりようのない学校.pdf  いじめが起こらない学校(=人の気持ちを考えて、みんなが楽しいと思える学校)づくりをしている小学校の例

(2)「いじめなど起こりようがない」学校は、すさんだ学校現場への処方せん.pdf<教員への自主決定権の授与(教育・学校におけるエンパワーメント)>を実施することで実現・維持できます<この処方箋が発表されたのは98(H10)年4月ですが、いまだに実施されていません。そのため、いじめ問題解決の兆しは一向に見ることが出来ません>。

  この単純な(しかし的確・速効、それゆえ最善の)処方箋がなぜ実施されてこなかったのでしょうか。それは、戦後一貫して文部省・文科省が、この処方箋とは逆の学校教育力の低下をもたらしている制度・法律等に基づく教員の管理政策(※)をとってきたからです。

    (※)教員の管理政策とは、教員が自主的・自発的な教育活動をすることで、改憲により憲法の理念を否定したい人々が治める国家の意志に反するような教育活動が行なわれることのないようにするため教員を管理、つまり教員の教育活動を監視し拘束する政策。

 いじめ問題解決の道は、学校教育力の低下をもたらしている制度・法律等による弊害を乗り越えて「いじめなど起こりようがない」学校を実現・維持している教員の教育実践を全国に広めていくことです。しかし今日、学校教育力の低下をもたらしている制度・法律等による弊害を乗り越えることは大変困難な状況になってきています(それがいじめ問題がいつまでも解決しない原因)。それを成し遂げるには、国民の理解と支援が必要です。それがあれば、いじめ問題は速やかに解消されていきます。

 

 

 

ノーベル賞の如何(いかが)わしさとボブ・ディラン

(1)ノーベル賞に対するよく知られている批判は、次の4つ。

 ①ノーベル賞はもともと、ノーベルが開発したダイナマイトが兵器に利用され 多くの人々の命を奪う結果になり、ダイナマイトの利用を巡って戦争と平和の狭間で揺れ動いたノーベルが平和への希求を“ノーベル賞創設”という遺言に託し、ノーベルの遺言に従って人類のために最大たる貢献をした人に贈るために設けられた賞で、6部門ある中でも平和賞が最も権威ある賞である。しかし、「この人が平和樹立に貢献した人?」とみんなが首を傾げる者が平和賞を受賞することがある<天才バカボン「〇〇〇〇がノーベル平和賞をとって以来、世の中全てのことが全く信じられなくなった」(Wikipediaご参照)/「暴力で平和維持」の誤解ご参照>。

 ②「人々の幸せにつながらない経済学」に関わる経済学賞などというものがなぜ設けられているのかという疑義がノーベル賞にはまといついている<ノーベル経済学賞受賞者フリードリヒ・ハイエク「もし自分が相談されていたらノーベル経済学賞の設立には断固反対しただろう」(Wikipediaご参照)>。

 ③ノーベル賞は権威化しており、授賞者は与えてやるという態度を見せ、授受賞はセレモニーとなっている。

 ④ノーベル賞は時流に左右される(ご参照ミラー)。

(2)(1)のような批判を背景に、ノーベル賞は如何わしさを持っていますが、ノーベル賞の授賞が決定したとき、受賞者はどのような態度をとるでしょうか。

 <1>多数の人:喜んで受賞する。

 <2>少数の人

  ①拒否こそしないで受賞はするが、それだけで済ます。

    受賞直後、「ノーベル賞は私にとって過去になりました。もう見ることもないと思います」と言い放った山中伸弥教授は、この例(ご参照)。

  ②辞退を余儀なくされる。

    ゲルハルト・ドーマク/ボリス・パステルナークの2人

  ③受賞を拒否する。

    ジャン・ポール・サルトルレ・ドゥク・トの2人(ご参照)。

  ④無視する(受賞もしないし拒否もしない)

    これの初めての例が、ボブ・ディランとなるのではないか。折から、ノーベル賞授賞者側が授賞決定について沈黙を守る彼に対し「無礼で傲慢だ」との非難を浴びせたという(報道記事)。まさにこのような権威主義的な、賞を与えてやるという傲慢な態度こそボブ・ディランが最も嫌うものであり、このような態度をとる者が与えてやるというノーベル賞など無視するのが、ボブ・ディランには相応しい。

<追伸>結局、ボブ・ディランは①と④の中間ともいうべき次の態度(⑤)をとった。

  ⑤拒否こそしないで受賞はするが、授賞式には出なかった。

今後日本の歩みべきシナリオ (政治進行に伴い更新)   

野党共闘から与党共闘への道のり(実践)(政治進行に伴い更新)   

 

【1】を踏まえて、今後、どうするか。

 ①野党共闘を実のあるものにするため、民進党を「改憲阻止・戦争法廃止・米軍基地撤去・TPP反対・原発廃止」の政党として純化していく。

 

 ②①は民進党の純化に抵抗する勢力(連合内の原発維持派や民進党内の改憲派など)の妨害で困難のようであるので、社民党と自由党の提携の流れを進めて新党結成を準備してもらい、ここに民進党の良心的部分に合流してもらって「改憲阻止・戦争法廃止・米軍基地撤去・TPP反対・原発廃止」を目指す純化された新党を結成し、共産党とは共闘を維持・強化する。小林節さんらの「国民怒りの声」など良心的な人々とも共闘する(ご参照)。

純化された新党はわかりやすい政党なので、新党ブームが起きるだろう。それは、維新や小池勢力がつくろうとするかもしれない第3極を影の薄いものにするだろう。そして、良心的部分が抜けた民進党にはかつての第2自民党たる民社党のような党になっていただくか自民に合流していただくか先細りになっていただく。

 ③野党共闘を実のあるものにするため、連合を「改憲阻止・戦争法廃止・米軍基地撤去・TPP反対・原発廃止」の方針を掲げる労組連合体に変革していかねばならない。しかし、連合は原発推進の労組やTPP賛成の労組が力を持っているため、それは不可能のようであるので、連合内の良心的な労組に、「改憲阻止・戦争法廃止・米軍基地撤去・TPP反対・原発廃止」の方針を掲げる労組連合体である全労協に合流していただく。

 ④③は時間がかかりそうなので、様子を見ている暇はないので、また、それを促すためにも、なんとかして民進党と連合を切り離す(ご参照)。

 ⑤①~④の実践⇒野党共闘から与党共闘への道のり(実践)

 

】【2】の過程の中で、野党共闘は政権を担う力量をつけていく(さすれば、公明も自民を離れる余地が生まれる)。また、野党共闘を妨害してきた連合は弱体化していく。

 

】やがて、野党共闘は政権を取って与党共闘となり、それが政権を担う時代が続き、憲法・戦争法・米軍基地・TPP・原発をめぐる問題は一定解決していく。(野党共闘が与党共闘となる時期は、民進党純化の速度による。また、改憲策動という虎の尾を自公維新が踏めば、その時期は早まる。はたして、改憲勢力はこの虎の尾を踏めるだろうか。少なくとも、第24回参議院議員通常選挙においては、踏むことはできなかった。)

 

】やがて、税財政問題もからんで、与党共闘は2つの陣営(「経済成長維持」か「縮小社会・脱成長社会をめざす」か)に分化していく。

 

】与党共闘内の「経済成長維持」陣営と自民党は合体し、新2大政党時代が到来。経済成長か脱成長かで政権交代が続く。

 

】【6】の過程の中で、「縮小社会・脱成長社会」が形成されていく。

権力の方法 

(4)「自発性の強要」・・・・・。創氏改名は法律ではなく強要もされていなかった。自発性にまかされていたのだ。これは昨今の「軍の強要」などという言葉と同じで、強制ではなかった、という言い訳に使われそうな事実である。・・・・・「強制ではありません」と言いながら、創氏しなければ子供たちが学校で不利益を被り、法を犯していないのに地域で危険視され、仕事に支障が出る。このようにして、人は強制ではなく脅迫によって、負い込まれてゆく。<毎日新聞 書評「創氏改名」(著者:水野直樹/評者:田中優子) 08.4.13>

(3)戦後憲法は戦前憲法を否定したものの、戦後の法制度は戦前の法制度と連続性を持つ(ご参照)。

(2)彼らは命令しないのです。.pdf

(1)「戦中の新聞社であからさまな検閲や弾圧など見なかった、危ういのは報道側の自主規制だ。権力と問題を起こすまいと自分たちの原稿に自分たちで検閲を加える。検閲よりはるかに有害だった。」<むのたけじさん>

 

管理職と教員の階級制   

【1】これは、次のような、教員間のヒエラルキー(階級制)である。

   (文科省→教育委員会→)管理職(校長<いわば上級管理職>→副校長<いわば中級管理職>→教頭<いわば低級管理職>)→主幹教諭<いわば上級教諭>→指導教諭<いわば中級教諭>→〔平〕教諭<いわば低級教諭>

   →は強制力の方向で、階級制とは、上位下達の強制力により人を管理する(上位の者の意にそうように指令・命令して人を動かそうとする)制度で、「信頼に基づく連帯」とは真逆の制度であり、勤務評定などと相まってパワハラも引き起こす。かかる制度の中で、常に圧迫(管理)を受け続ける〔平〕教諭は誇りを持って自発的に教育活動に専念するのが困難な状態に置かれている。良心ある主幹教諭・指導教諭は、管理職の命令を受けて〔平〕教諭を圧迫(管理)させられるので、〔平〕教諭より更に苦しい状態におかれる。彼らは、苦しい状態を、〔平〕教諭に降格して逃れるか(これを実現するためには管理職に逆らう行為をするとか病弱のふりをするとか大変な工夫をしなければならない)、(主幹教諭・指導教諭という中間管理職的なものより楽と思える)管理職になれることを信じて我慢するしかない。

   かかる制度により、教諭のエンパワーメント(自発的な力)は喪失し、教育現場の荒廃をもたらしている。

【2】新聞報道によれば「(有効性がないだけてなく、かえっていじめ問題解決を遠ざける)いじめ防止対策推進法」.pdfの見直しの中で、教員のいじめに関する情報共有がなされていないので、それを怠った教諭は懲戒処分(強制力で矯正=いわば調教)にするという制度を導入する動きが出てきている。

 情報共有をできなくさせているのが、教員間のヒエラルキー(階級制)である。これをなくさずして、強制力(懲戒処分)を行使すれば、更に教諭のエンパワーメント(自発的な力)を低下させ、教育現場の荒廃を進める。

 自分のクラスでいじめが起こったとき、担任教諭が自分より上級の教諭に知らせたとき、予想する返ってくる答は「先生、もっとしっかりしてくださいよ。いじめなどさせないよう厳しく児童生徒を指導してくださいよ。クラスでいじめが起こって(管理職から)怒られるのは、私たち主幹教諭・指導教諭なんですから。」また、担任教諭が直接に管理職に知らせたとき、予想する返ってくる答は「先生、もっとしっかりしてくださいよ。いじめなどさせないよう厳しく児童生徒を指導してくださいよ。主幹教諭・指導教諭の先生の指示を受けてクラスでいじめが起こらないようにしてください。(教育委員会から)怒られるのは、私たち管理職なんですから。いじめをなくさないと先生のためにもなりませんよ(賃下げや定年退職後再任用不承認等をもたらす悪い勤務評定をつけることを示唆して脅す)。」

 上記のような答が実際になされるかどうかはともかく、ヒエラルキー(階級制)というのは上位下達の強制力が行使されるシステムであって、「信頼に基づく連帯」を壊すシステムであるから、クラスでいじめが起こった担任教諭は、例えば上記のような答が返ってくると予想していじめの情報を知らせれば苦しみが増すので、それを回避すべくいじめの情報を抱え込むのである。

 

学校教育力の低下をもたらしている制度・法律等 

 戦後日本の教育は、旧教育基本法の前文に記されているように<日本国憲法が宣言した、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献するという理想を実現する人間>を育成する力をもつものとして出発した。

 つまり、「日本国憲法が宣言した、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献するという理想を実現する人間を育成する力」が学校教育力である。

 しかし、もとより日本国憲法の宣言する理念を否定したい歴代の政府与党は、かかる教育力を低下させるための、次のような<制度・政策、それらを策定・実行するための立法>を行なってきた。そして、それを正当化するため、改憲がかなわない中、06(H18)年に教育基本法改変(= 教育の国家への奉仕者への改変.pdf)も強行した。

 更に驚愕すべきことには、政権政党は密告フォームの設置まで実施している(情報記事続報続報続報.pdf)。教職員管理体制の強化はここまで(戦前回帰したといえるほど)進んでいる。

 ①教頭法制化

 ②主任制導入

 ③教員評価制度導入

 ④管理職と教員の階級制<「管理職(校長・教頭)の補佐職(副校長・主幹教諭・指導教諭)を設置/本来教育という場には「管理」職は不要なのに、こんなに沢山の管理職とその補佐職が蠢く学校は異常>  この階級制の弊害が最もシビアに現れた(示された)と思われる例について、大川小学校の惨事が問うているものをご参照   管理職に逆らえない.jpg

 ⑤全国学力テスト実施

 ⑥教員免許更新制導入

 ⑦民間人校長制導入 : 民間人校長制度が教育を荒廃させる理由

 ⑧(教職員の情報共有・議論・意志決定の場であった)職員会議の形骸化(校長への単なる諮問機関化)

 ⑨教員多忙化政策

 ⑩学校間競争強制

 ⑪教科書採択権の教員からの剥奪

 ⑫校内人事選挙制の剥奪(校内人事校長任命制の強制

 ⑬学習指導要領改変と教科書検定による教科指導拘束

 ⑭英語教科小学校導入

 ⑮教育委員会制度改革

 ⑯いじめ防止対策推進法

 ⑰ チーム学校運営の推進等に関する法律 : この法律の早期制定を求める意見書についての反対討論

  などなど。

 ⑱またまた、教員管理の強化(=学校教育力の低下)をもたらす制度・法律として、「教育公務員政治的中立逸脱処罰法(制度)」や「教員国家免許制」といったものがつくられようとしている(報道記事.pdf解説記事)。 

 ☆かかる制度・法律等のもとで教職員は苦悩している⇒現場教員・教員経験者の意見・声

 

縁起の法(教え)の拡大が諸民族共存の道  

(3)世界のあらゆる現象は相互に関係し、影響を及ぼし合っている。

(2)「ひとは誰かの思いの宛先であること、誰かにとってなくてはならない存在であるという事実によって、はじめておのれの存在を得る」(折々のことば530.pdfより)

(1)縁起の法とは⇒「仏陀の教え(仏教)」の簡潔な説明ご参照

 

(冷戦終結後の熱戦の場となっている)イスラム世界       

【16(H28). 9.14】「米国の政策がイスラム国を生み出した」ことは周知されてきたが、今度は英国議会の委員会が、英国の戦略誤り(リビア介入)がイスラム国を拡大させた、との報告書をまとめた(報道記事.jpg)。

【16(H28). 9. 3】【15(H27). 1.20】に記載したイスラム世界の歴史を学ぶ高校生の疑問に「シャルリー・エブドは品性・品位なき(他者・他民族の気持ちや幸せを考える能力や態度がないこと)週刊誌であることが再確認されました⇒ご参照」を追記。

【15(H27). 2.13】ニューヨークタイムズの風刺画「Could_isis_push_japan_to_depart_froCould ISIS Push Japan to Depart From Pacifism?(イスラム国は、(アメリカらしき戦車に乗る)日本が平和主義から抜け出るのを後押しすることができたか?)」「After the killing of Japanese journalist Kenji Goto, President Shinzo Abe called for revenge.(日本のジャーナリスト後藤謙二の殺害後、安倍晋三大統領は復讐を宣言した。」(→クリックで拡大)ニューヨークタイムズ(15.2.8)より>

【15(H27). 2. 9】日本国首相は、なぜイスラム国人質殺害脅迫を惹起するようなスピーチをしたのか?の中で、日本の外交・対外政策はお粗末・稚拙であると記しましたが、それを裏付ける事実が明らかにされました⇒安倍政権にまた人質見殺しの新事実がご参照。

【15(H27). 2. 8】アメリカ・ヨルダンはイスラム国への爆撃を続けている。そんな中で感じるのは、事実上のキリスト教国であるアメリカは、なぜイエスの教えを守らないのか?という疑問だ。

【15(H27). 2. 4】ヨルダン軍パイロットがイスラム国に殺害された。今こそ「眼には眼を」

【15(H27). 2. 3】後藤健二さんの死を犬死にさせないために。

【15(H27). 2. 1】NHKスペシャルNhk150201_2→右図は予告編の一場面>は、「イスラム国」誕生の真相(アメリカの政策がイスラム国を生み出した)にどこまで迫れるか。

【15(H27). 1.26】日本国首相は、なぜイスラム国人質殺害脅迫を惹起するようなスピーチをしたのか?

【15(H27). 1.20】イスラム世界の歴史を学ぶ高校生の疑問

【14(H26).12. 9】<こんな言葉>日本にいて何かいいことがあるだろうか。毎年3万人も(引用者:自殺で)死んでいくような国。自殺するよりまし。「イスラム国」へ行けば、本当に貧しいが食べてはいける<北大生支援の元教授・中田考氏が語る「イスラム国」より>⇒イスラム国を批判・攻撃するだけでは問題は解決しない(参考 : イスラム国へ追い込む絶望.pdf)。

【14(H26).11.15】140917taiwa2140917taiwa軍事的手段(集団的自衛権行使)でなく平和的手段で紛争を解決する道をイスラエルとパレスチナ・日本の若者の活動に学びたい⇒イスラエル・パレスチナ 若者の対話合宿<→右写真は共にこの記事より(クリックで拡大)>/平和の架け橋 in 東北 2014

  関連 : 日本政府は、戦争政策(集団的自衛権行使)でなく、「平和と繁栄の回廊」構想のような世界平和政策をもっと推進すべきである。

【14(H26). 9.16】「良心的兵役拒否」を貫くイスラエルの若者たち⇒その2(「拒否2014」) その1(再掲「良心的兵役拒否を貫くイスラエルの高校生たち」)

【14(H26). 9.16】事(イスラム国の処刑)の真相はどうなのでしょうか⇒ご参照

【14(H26). 9.4】京大教授岡真理様。この6日に奈良で講演されると聞きました(案内記事)。反戦・非戦を訴える講演等の活動を推進されていることに敬意を表します。さて、最近、イスラエル全面支持を表明している佐藤優氏は左右のメディアで活躍し、誤ったパレスチナ問題観や中東世界観を助長する主張を行なっています<例えば、イスラエルは特別の使命を持っており、全世界を敵に回して戦ってでも生き残る(のは正当)>。佐藤氏に対する批判(例えばこれ)も行われていますが、岡様のようなパレスチナ問題の第1人者が佐藤氏を批判し、佐藤氏と闘論することが、誤れるイスラエル・パレスチナ問題観や中東世界観の広まりを阻止することに必要と思います(佐藤氏の左右の論壇での影響力が大きいので尚更)ので、そのことも是非お願いしたします。お忙しいとは存じますが、誤れるイスラエル・パレスチナ問題観の拡大を阻止することは最も重要なパレスチナ支援の一つと思いますのでよろしくお願いいたします。なお、すでにそれを開始されておられるようでしたら、ご無礼をお許しください。それにしても、「右の頬をぶたれたら、左の頬を差し出しなさい」とのイエスの教えを守るべきクリスチャンの佐藤氏が、なぜ「ハマスを掃討しない限り、停戦交渉を先に進めるのは無理でしょう」などと言うのでしょうか。)

【14(H26). 8.29】本日の新聞報道によれば「イスラム国」は「ガザの虐殺」への報復を示唆しているとのこと。これが事実であれば、イスラエルの軍事体制・行動を支持している田母神俊雄氏の同士と見なされている恐れのある湯川春菜さんの安全が危うい。田母神氏は、せめてこの時期のイスラエル国防視察ツアーは控えてほしい。

【14(H26). 8.22】田母神俊雄様にお願いいたします。

【14(H26).8.14】Nhk140814gaxtusyo150_4集団的自衛権行使容認(戦争準備推進)の閣議決定への批判が強まる(例えば室井佑月「なんつー卑怯な政権だ」)中、イスラエル人とパレスチナ人の高校生でつくる合唱団が、京都の高校生の参加も得て京都で平和を訴えるコンサートを行ないました(ニュース映像Ⅰ<→右図はその一場面>/ニュース映像Ⅱミラー報道記事ミラー報道記事ミラー関連記事.jpg)。日本国総理大臣は、「1948年のイスラエル建国=NAKBA(ナクバ/大惨事)」(映画「パレスチナ1948・NAKBA」の公式サイトご参照)以来の60数年に及ぶイスラエルとパレスチナの戦争という解決困難な戦争をなんとか乗り越えようと努力している高校生に対して恥ずかしくないのか。

 日本は、これまでパレスチナのヨルダン川西岸地区に対して教育・医療保健・工業技術・インフラ整備・農業等の支援をイスラエル政府の「黙認」の下に行なってきました。ハマスが実効支配するガザ地区への支援は残念ながらイスラエルの封鎖政策の下で行なうことができませんでした。しかし、今回のイスラエル軍の爆撃・進攻によって打撃を受けたガザ地区に対して、わずか5億円分ではあるが緊急支援を行ない、それをイスラエル政府は黙認するとのことです(1週間前の情報)。このような支援をする日本に対してパレスチナの人々は感謝し、「自由と正義のすばらしいお手本」として日本の人々を尊敬しているのです(この記事中の映像ご参照 )。

 パレスチナの人々のみならず世界(とりわけイスラム世界)の人々は、(異なる勢力・民族・国の争いを戦争によらず平和的に解決していくとの平和憲法を掲げて)諸国・諸地域との友好を強め、第2次世界大戦による荒廃を乗り越えて経済発展しつつ戦後69年間、平和を維持し、戦争で(直接には※)1人も殺さず・殺されていない日本の役割に期待を寄せています。この期待に応えていくことが、「国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」との日本国憲法前文が指し示す日本の道ではないでしょうか。  ※朝鮮戦争・ベトナム戦争で出撃基地や戦争物資等の供与、イラク戦争で軍事行動支援をおこなったことは、残念ながら、間接的ではあるが殺したと批判されるべきである。

14(H26).8.13Tbs14811イスラエルとアラブの学生がNYで反戦集会(14.8.11)ミラー)<→右図はニュース映像の一場面(クリックで拡大)>イスラエルで反戦集会(14.7.26).jpgイスラエルで反戦集会(14.7.26)良心的兵役拒否を貫くイスラエルの高校生たち⇒このような、最大の人権侵害である戦争に反対する人々(基本的人権を尊重する人々)が増大すれば戦争をなくすことができます。

Leila_khaled89_214(H26). 4.25パレスチナの市民自治について(→パレスチナ ベツレヘムにて<クリックで拡大>

野党共闘から与党共闘への道のり(実践)   

  ~今後日本の歩みべきシナリオはどこまで実践できるのか~  参考 「高支持率」自民の地方首長選での敗北は続く

【16(H28). 10.23】東京10区・福岡6区の衆院補選投開票 : いずれも、野党の一本化はできたにもかかわらず民進は連合の圧力で他党の推薦の申し出を断り野党共闘が出来なかったので当然にも敗北。このため、16日の新潟県知事選に敗れて打撃を受けた自民を立ち直らせ、国会運営で主導権を確保させるという痛恨の事態を招いた。これで自民は、最重要議案と位置づける環太平洋経済連携協定(TPP)承認案の衆院通過時期を判断できることとなった。自民はしたたか、つまり、勝つためなら何でもやる(ご参照.jpg)。一方、民進は連合に足元をすくわれて自滅、つまり、敵と闘うどころか自分の身さえ守ることができなかったのである(ご参照ミラー>・報道記事.pdf)。 

 ⇒以上を踏まえて今後日本の歩みべきシナリオの「今後、どうするか」の部分に「なんとかして民進党と連合を切り離す」べし、を追記しました。

 *3選挙(新潟知事選と2衆院補選)の総括.jpgを踏まえて、野党共闘の前進を!

【16(H28). 10.16】新潟知事選投開票 : 野党共闘が勝利(報道記事)。同時投開票の長岡市長選でも非自民系(民進・社民系の原発再稼働慎重派)が勝利(報道記事。⇒これらを踏まえて、今後日本の歩みべきシナリオの「今後、どうするか」の部分を更新しました。 

【16(H28). 9.29】に告示された新潟知事選(10.16投開票)の闘いを民進党が放棄しました(報道記事)。これを機に、「結合(民進党の良心的部分と他の良心的政治勢力とが合流して新党結成、それを核とした野党共闘の構築)の前の分離(民進党内の良心的部分と‟第2自民党”的部分の分離)」が始まることが願われます。

【16(H28).10.16】新潟知事選

 ①社民党・自由党・共産党の推す反原発候補が、自民党・公明党の推す原発推進候補に勝利し、重要問題を鮮明にして争点化し、背任行為をおこなわなければ野党共闘が勝利することが再び明らかになった(野党共闘は、自公推薦候補に「原発再稼働に問題があればノーと言う」との、形勢不利となった選挙しのぎのウソを述べる背任行為させるまでに追い込んだ)。

 ②民進党は、原発推進の連合が支持団体であるため党としては反原発候補を推すことが出来ずに自主投票とし、反原発候補の当選祝いの場にも一人の民進党国会議員の出席も許さないという醜態をさらし、責任政党(政権を担いうる政党)になり得ないことをまたしても証明した。しかし、民進党の良心的部分は反原発候補の応援行動を行ない、朝日新聞の出口調査では民進支持層の85%が反原発候補に投票した。

 ③①と②から、社民党・自由党・共産党と民進党の良心的部分が結集すれば自民・公明勢力を打ち負かせることが明らかとなった。なお、維新はこの選挙においては見る影もなく、不要な政党であることも明らかとなった。

 ④連合は、自民党・公明党と結んで原発推進候補を推し、現政府与党の補完団体であるという醜態をさらし、野党共闘の敵対勢力であることをまたしても証明し、連合をどうするかが課題であることが再確認された。また、朝日新聞の出口調査では、男性の20~40代で原発推進候補が強い一方、女性の40~60代で反原発候補が大きくリードし、「経済」を重視する男性の働き世代と「生活」を重視する中高年女性の意識の違いがくっきり浮かんだ。このことにも意を用いなければならないことも課題となった。

16(H28). 9.16】民進党の新党主となった蓮舫氏は、民主党を堕落させた戦犯である野田元総理を民進党の新幹事長に起用しました(報道記事)。これを機に、「結合(民進党の良心的部分と他の良心的政治勢力とが合流して新党結成、それを核とした野党共闘の構築)の前の分離(民進党内の良心的部分と‟第2自民党”的部分の分離)」が始まることが願われます。

【16(H28). 9.11】民進党党主選挙(16.9.15 開票)において最も「マシ」だと思われていた蓮舫氏でさえ、「米軍普天間基地の辺野古への移設計画の堅持」を主張しました(ご参照)。やはり、日本の未来を切り開くためには野党共闘を進めるしかなく、それを実のあるものにするためには、民進党を「改憲阻止・戦争法廃止・米軍基地撤去・TPP反対・原発廃止」の政党として純化していく(民進党の良心的部分と社民党等が合流して新党を形成していく)以外に道はないでしょう。

16(H28).7.31】都知事選民進党は、党首が選挙期間中に辞任(党代表選不出馬)を表明するなど、頼りにならないことを露呈した。

16(H28).7.1024回参議院議員通常選挙

 ①民進党が敗北した。野党共闘が敗北したのではない。

   では、なぜ民進党は敗北したのか⇒改憲について民進党幹部の主張はバラバラ(48→右図ご参照)で自分たちに改憲を阻止できる体制がないのに改憲問題を最大の焦点にしようという背任行為をおこなったため。

 ②福島選挙区(放射能汚染で復興が進まない問題)・東北各選挙区(TPP問題)・沖縄選挙区(米軍基地問題)という、重要問題が鮮明なところでは野党共闘が勝利し、福島・沖縄ではなんと現職大臣が落選し、かかる事態に自民党は動揺している※。

   ※ご参照:異例の現職2閣僚落選ミラー

 また、静岡・京都両選挙区(共に2人区/自公・民進が各1名当選)では民進・共産両党を合わせた獲得票は自公のそれを上回っている。同日選挙となった鹿児島県知事選でも野党共闘が勝利したが、この選挙では原発問題が鮮明であった。

 ③①・②から、重要問題を鮮明にして争点化し、背任行為をおこなわなければ野党共闘が勝利する、ということが言える(この点で鹿児島県新知事が、「原発停止」の公約を破るという背任行為をしないことを願う)。

 ④これまでは自民党を強力に支援してきた2大宗教団体が方針転換し、これまでは公明党を強力に支持してきた宗教団体の内部からも同党の方針を批判する動きが起こり、公明党支持者でありながら野党共闘候補者に投票した人の割合が高かったことも③を補強する(かかる動きに公明党は動揺している)。

(*)参考

 ①ポピュリズムも必要(ご参照.pdf

 

 

天皇「お気持ち表明」(平成の玉音放送)<16(H28). 8.8>について/生前退位問題

        天皇・皇后ご夫妻(および皇太子)の闘いにもあり

【*】経過

<16(H28).12.23>天皇は、誕生日会見で天皇の願い(戦後天皇制の完成と継承.pdf)に逆行する議論の進展に反撃することはなかったが、天皇の懸念が消えたわけではないご参照.pdf新聞・テレビが報じられない天皇陛下「安倍総理への不満」ミラー)。

<16(H28).12.21>木村草太氏が「特例法論」に反撃.pdf

<16(H28).12.16>皇后が体調不良になるほどの、天皇の願い(戦後天皇制の完成と継承.pdf)に逆行する議論の進展(美智子さま 「生前退位」慎重論がご体調不良に影響かご参照)に、天皇は誕生日(12月23日)記者会見で反撃するのか。

<16(H28). 9.26>官邸の反撃 : 宮内庁長官更迭

<16(H28). 9.17>週刊新潮が天皇を攻撃

<16(H28). 8.25>天皇は日本会議と戦うことを決意した。(改憲勢力の牙城である日本会議とは

【0】象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(「お気持ち表明」)

【1】「お気持ち表明」は、 戦後天皇制の完成を宣言すると共に、その持続・継続を国民・皇族に呼びかけるものであった(戦後天皇制の完成と継承の闘い.pdfご参照)。

【2】「お気持ち表明」にかかること

(1)〔生前〕退位

 ①)「生前退位」「退位」「譲位」どう使い分け.pdf  生前退位は欧州の潮流

 ②憲法第2条は、「皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する」と明記している。天皇の退位は、皇室典範の改正によってのみ可能なのであって、特例法その他の法律による対応は明白な憲法違反であることに議論の余地はない。<この記事より>

(2)天皇は「お気持ち表明」の中で、女性・女系天皇の即位容認と女性宮家創設を求めている(ご参照)。

【3】「お気持ち表明」「生前退位」をめぐって

(1)「お気持ち表明」に対する当日の首相の反応「いらんことを言ってくれたもんだ。これで改憲は俺の首相任期中にできなくなったかも知れない!?」。かかる反応が露呈してもかまわないといわんがごとくに、天皇に対する敬意の態度を示すことなく一貫して憮然たる表情をくずすことなく、最小限のコメントを事務的に吐き捨てるようにして読み上げて会釈もなく、質問を拒絶するため即座に立ち去った首相(その映像)。この首相の反応・態度は、「天皇終身制・男子天皇制・天皇元首制を柱とする大日本帝国憲法の思想復活」勢力vs改憲阻止勢力 の闘いが激しいものになることを予感させます。

(2)「お気持ち表明」に先立つ16(H28).7. 13に、天皇は「生前退位」の意志を表明していることが報道された。天皇のこの意志表明の背景には、政権政党が目指す改憲(天皇の終身制を柱とする大日本帝国憲法の思想復活)を阻止したいという願いがある(ご参照)。なお、天皇「生前退位」については、改憲への天皇利用説も出されている。  関連 : 政権政党議員には改憲をテコとする戦前回帰指向(神武天皇まで復活!)がある(ご参照)。

(3)天皇は日本会議と戦うことを決意した。 (改憲勢力の牙城である日本会議とは

(4)「お気持ち」表明の舞台裏  「お気持ち」表明の映像検証

(5)29フラッシュ「天皇陛下「お気持ちは安倍総理への‟最後通牒”だ」<フラッシュの表紙→右図(クリックで拡大)>(ご参照

(6)「平成の玉音放送」(16.8.8)を海外メディアは次の趣旨を表す言葉を使用して報じている⇒「『平成の玉音放送』を海外メディアはどう報じたか」<(1)(2)(3)>ご参照

  「改憲に対する牽制」「憲法9条改定に関する議論を先送りさせる」「戦略的思考」「改憲論議に対して一石を投じようとした」「「天皇の逆襲(立憲君主が帝国主義者に挑戦)」「立憲主義を無視する政権に対して批判的な天皇」「天皇が平和主義についての論争で首相と袂を分かった」「天皇は首相が導く日本の進路に対して不快の意を示している」「政権が進めている、より好戦的な形式の平和主義に対する批判」「平和主義者である天皇と帝国主義者である首相の立憲主義をめぐる考え方の違い」

(7)特例法に誘導しようとする罠.pdf

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子内親王の女性天皇への道は切り開かれるか

【16(H28).10.17】有識者会議の初会合は、 天皇が「お気持ち表明」(ご参照)の中で女性・女系天皇の即位容認と女性宮家創設を求めていると思われるにもかかわらず、小泉政権時代にも検討された女性・女系天皇の是非は論議の対象から外すことにした(報道記事)。

  これでは、いつまでたっても、皇太子妃・愛子内親王は、自己のアイデンティティ(自分は将来の女性天皇の母・将来の女性天皇であるという決意と自覚)を獲得できず、未来に向かって決然と歩むべき道が分からず精神的不安定を強いられ続け、それにより適応障害・体調不良等がもたらされ続ける(不登校が最近また愛子内親王に戻ってきたという)。

  こんな状態が続けば、皇太子が天皇に即位しても、現天皇が完成し「お気持ち表明」で持続・継続を呼びかけた「象徴天皇制(戦後天皇制)」(ご参照.pdf)の持続・継続は困難となる(女性・女系天皇の是非は論議の対象から外すような有識者会議を立ち上げた政府与党の狙いはここにあるのかも知れない)。なぜなら、天皇は「皇后化」するからである。

  愛子内親王の女性天皇への道は茨の続く道である。天皇家と共に進む国民は目的地までたどりつくことができるだろうか。

【16(H28).10. 4】気品あふれる「愛子さま」天皇になれば日本が救われる

【16(H28). 8.25】自民党幹事長が女性天皇を容認する発言(報道記事)。 関連 : 「女性天皇容認」発言のウラ側

~現皇太子ご夫妻は、愛子内親王の将来のあり方はどうあるべきか(皇太子の妹である旧清子内親王のように婚姻して皇籍離脱か、次々代の天皇即位か)で迷っているのではないか。「天皇の地位は、日本国民の総意に基く」(憲法第1条)のであるから、どちらにすべきかを国民は早く決めなければならないが、下記の記事を読めば、愛子内親王の女性天皇への道の端緒は開かれたように思われる。~

【16(H28).8.11】愛子内親王が皇太子ご夫妻の地方公式行事に初めて同行

【16(H28).6. 7】愛子内親王が初の「放課後公務」

【15(H27).10】愛子内親王の「神対応」

【14(H26). 7】「愛子さまを天皇に」と再考をすすめる有識者

【13(H25).11】11歳11か月(小学6年)の愛子内親王<内親王は01年(H13)12.1 生まれ>

東京都知事選挙 鳥越俊太郎候補の敗因

東京都知事選(16.7.30)における鳥越候補の敗因

 <白色テロ(人権問題をスキャンダルとして利用して政敵を抹殺せんとする卑劣な言論攻撃)をはね返すことができなかった。

  週刊誌に掲載された鳥越さんを告発する記事の夫妻の仮称をA子さん夫妻とする。鳥越さんは、いきなり週刊誌を選挙妨害であると告訴した。これは、A子さん夫妻を選挙妨害の共犯者扱いすることになり、また、裁判になればA子さん夫妻を再び更に苦しめることになり、A子さん夫妻の鳥越さんへの怒りをさらに強めることになった。

  鳥越さんのやるべきは、告訴ではなく、以下のことであった。

 堂々と記者会見を開いて、次のような事情の説明と謝罪を行なう。その際、ごまかしではなく(ごまかしは、A子さん夫妻の怒りを更に高める)、説明に説得力を持たせる事実に基づいて説明する。説明に説得力を持たせる事実とは、鳥越さんはあの岸恵子さんと良好な関係を持ちうるほどの好人物であるということ(鳥越さんはパリ特派員だったとき、単身赴任の住まいの冷蔵庫にレシピの手書きメモを岸さんに貼ってもらえるほどの仲だった。このことは、よく知られている)。もう一つの事実は、A子さんは鳥越さんも魅了されるほどの魅力的な人だったこと。

  ①A子さんは非常に魅力的な女性です。②だから、強引にキスを迫ってしまいました。③そのことで、A子さんの心を大変傷つけてしまい、心よりお詫びいたします。④そのことについて、3人(A子さん、のちにA子さんの夫となる方、鳥越さん)でお話しをし、それで問題は解決したと思っておりましたが、それは思い過ごしであったことも心よりお詫びいたします。⑤繰り返しますが、A子さんは非常に魅力的な女性です。よく知られていることなのでお名前を出しますが私はかつて岸恵子さんからもよくしていただいたことがあるように、自分では好人物であると己惚れておりました。だから、A子さんからも当然好意を持ってもらっている思い、少々強引なことをしても受け入れていただけると勝手に思い込んでおりました。そのことで、A子さんの心を大変傷つけてしまい、繰り返し心よりお詫びいたします。(この場面で、岸さんの名前を出しても鳥越さんの非常事態に鑑みて岸さんは怒らないだろう。名前を出すことは事前に国際電話で岸さんの了解を得ております、といえるようにしておけばより良い)⑤私の行動について、A子さんの旦那様がお怒りになったことも当然です。3人でお話しをしたとき、こんな素敵な、岸恵子さんのように魅力的なAさんと仲の良い今の旦那様に嫉妬したこともあって、十分に納得していただける話し合いにならずに終わったことを心よりお詫びいたします。⑥できれば早くにA子さん夫妻とお会いして直接お詫びを申し上げたと思っております。

 上のような趣旨の事情の説明と謝罪をする記者会見を、できるだけ長時間行なう。記者たちが質問することが無くなり、記者たちからもう終わりましょうという声がでるまで何時間でも行う(くれぐれも、こちらからこれで終わります、とはいわないようにする)。こうして、選挙中の大事な時間を何時間でも説明と謝罪に費やす姿勢を打ち出すことで誠意を感じてもらえるだろう(人に納得してもらうには、話す内容もさりながら、話す姿勢がより重要)。

 上の記者会見のあと、A子さん夫妻とお会いして選挙中の大事な1日をつぶして直接謝罪する場を設ける努力をする。選挙中の大事な1日をつぶして謝罪することで誠意を感じてもらえるだろう(人に納得してもらうには、話す内容もさりながら、話す姿勢がより重要)。

 その場がもてれば、かかる問題について詳しく適切な言説のできる上野千鶴子さん、雨宮処凛さん、澤地久枝さん、落合恵子さんなど、A子さん夫妻も知っていそうな方で鳥越さんを応援する方に同行いただいて謝罪を受け入れていただけるよう力添えを得る。

 謝罪を受け入れていただければ、投開票までに発刊される週刊誌に「鳥越氏を許す」との手記を掲載していただく(週刊ポスト・週刊現代・週刊朝日のいずれか/サンデー毎日は避けた方がよいだろう/それこそ、週刊誌編集長経験者の腕の見せ所)と同時に、7月28日(木)発刊の文春・新潮にはA子さん夫妻関係は記事にしないようにしていただく。

 以上のことを1週間でやり切ることで白色テロを粉砕でき、鳥越候補の評価(剛腕さ=頼りがい=有能さ)は高まる。有権者は剛腕さに大きな評価を与える傾向がある(小池候補が圧勝した最大要因は、剛腕さ=頼りがいのアピールに成功したからでしょう/かつての小泉首相や維新の橋本氏も同様です)。鳥越候補の白色テロへの対応は、「逃げた=頼りない=能がない」と有権者に映ったのだと思います。

 <><1>で述べたような、言論攻撃への誠実、それゆえ有効な対応をしなかったので、宇都宮さんの応援が得られなかった。

 <>選挙運動の稚拙さ・・・以下はその具体例

 ①選挙戦冒頭で「がん検診100%」を唱えて「つかみ」に失敗。ここは「東京の安全を確保するため、東京周辺の原発廃炉をめざす」と宣言すべきであった。これにより、東京の安全を最も考えているのはだれかがアピールでき、他候補との差別化もでき、選挙戦に有効とされる「敵をつくる」ことと「闘う姿勢」を示すこともできた。

 ②小池候補はグリーン作戦等々で魅力度を高めたのに比べて、候補者の魅力を高めるセンスがなかった。例えば、選挙戦冒頭の応援弁士がなぜ森進一さんなのか。歌手ならば、もっと早い段階で加藤登紀子さんに登場願うべきだろう。(ここでも「つかみ」に失敗)

 ③ある選挙演説場で聴衆を長く待たせたあげく候補者本人の演説は短時間ですませ聴衆を怒らせたということがあった、公開討論会を欠席したなど、本気で勝つ気持ちがあることを疑わせるようなことが目についた。

16(H28)年7月に引き起こされた4つの「テロ」

(1)16(H28).7.31投開票の東京都知事選の野党統一候補者に対する週刊誌の攻撃について、かつて自民党政権下で国家公安委員会委員長を務めた白川勝彦氏は、「鳥越候補を貶おとしめる悪質な記事」は「政府とマスコミの合作による、政敵を抹殺する行為」つまり「白色テロ」、と規定しました(ご参照)。

 (2)16(H28)年7月に起きた次の3つのテロの背景を、それぞれ別に考えても、すべて同一人物の言動思考政策に行き着きます。

  ①ダッカ人質テロ(16.7.1)  ②(1)の「白色テロ」(16.7.21~16.7.30)  ③ヘイトテロ(相模原障害者殺傷)<16.7.26>

  ①については、7人もの日本人が惨殺された衝撃的な事件であったにもかかわらず、そして、同様の事件がこれからも起きることが危惧されているにもかかわらず、大手メディアはその背景(原因)について追及することなく報道を終了しました。②についても、大手メディアはその背景(原因)について、投開票後も追及しないでしょう。③についても、19人もが惨殺された衝撃的な事件である割には報道量が少なく、同様の事件がこれからも起きることが危惧されているにもかかわらず、大手メディアはその背景(原因)については追及の姿勢がありません。以上のような追及しない大手メディアの姿勢は、追及すれば上記の同一人物の言動思考政策に言及せざるを得ないからです。

(3)16(H28)年7月22日の沖縄高江における反対住民鎮圧(低強度の国家テロ)についても、大手メディアは事態が終了してから報道しました。もう以前から、日本の大手メディアは権力を恐れている、政権と癒着している、と言われてきました(ご参照)が、今月に引き起こされた4つの「テロ」についての報道ぶりはそのことを明確にしたのではないでしょうか。

東京都知事選<16(H28).7.31 投開票>  

(1)【16(H28). 7.21】7月31日投開票の都議選に鳥越さんが立候補表明するや、彼への攻撃材料探しが開始されたとの報もありました(ご参照)が、やはり絵に描いたように、本日発売の2つの週刊誌に鳥越さんを攻撃する記事が掲載されました(来週には、その続報掲載が強行されるでしょう)。野党共闘(とその候補者)をめぐる武力行使なき内戦がいよいよ本格的に開始されました。この戦いにおいても、品性・品格・品位ある者が勝利することを願います(ご参照)。

(2)文春の鳥越攻撃記事は意図的な選挙妨害記事.jpg文春側が糾弾の対象に!

(3)16(H28)年7月に引き起こされた4つの「テロ」

(4)鳥越候補の敗因

(5)今後の日本 : 第24回参議院議員通常選挙(16.7.10)・東京都知事選(16.7.30 )を踏まえて.pdf

(6)マツコ・デラックスが小池新知事にNG  新都知事は1年以内にスキャンダルで辞任?

こんなもの   

(2)演説中に緑色の物(薬?)を吐き出すヒラリー・クリントン(彼女が薬漬けであることを疑わせる映像)⇒準備中

(1)水の時計

 

 

相模原障害者施設殺傷事件    

       相模原障害者施設殺傷事件<16(H28).7.26>

(1)この事件は、容疑者の手紙3部全文(衆議院議長大島理森様宛と作戦内容はここ/○○(容疑者の氏名)の実態はここに記載)を読み、彼が警察に出頭する直前にツイッターに投稿した画面.jpgを見れば、「Beautiful JAPAN(美しい国日本)、ひいては全人類をだめにするもの(邪魔なもの/憎悪の対象とすべきもの)の排除を総理大臣に求める」ヘイトクライム(民族・障害・思想などに係る特定の属性を有する個人や集団に対する偏見や憎悪に基づく暴行等の犯罪行為)です。容疑者の手紙を断片的にではなく、全文を読めばそのことがわかります。この事件を、理解を超えた許しがたい凶悪犯罪で終わらせてはなりません。かかる未曾有の、総理大臣に期待するヘイトクライムが引き起こされた背景(原因)が問題とされねばなりません(なぜ容疑者は総理大臣に期待しているのかを考えることが重要です。総理大臣への期待を単に容25疑者の誇大妄想や勝手な思い込みなどで終わらせてはなりません)。容疑者は、「美しい国、日本」を唱える総理大臣(→右写真<クリックで拡大>ご参照)なら、「(障害者がいないがゆえに)美しい国、日本」を造ってくれると期待して凶行に及んだともいわれています。

(2)この事件の背景(原因)は、「新自由主義的な人間観」が現在の日本を覆いつつあることだとの見解があります(ご参照.pdf)。

   ※新自由主義的な人間観 : もともと自由主義とは自由に競争できることが経済を発展させるというものであったが、新自由主義とは、より熾烈な競争でなければ経済を活性化させて利潤を拡大することはできないとするもので、そのような経済体制の下で、求められるのは労働力の担い手としての経済的な価値や能力のより高い人間であり、かかる価値や能力に応じて人間は序列化され、序列の最高層に入ることができた「勝者」「強者」のみが報われる社会(上層1%の人間が富を独占するような社会)が形成される。かかる「勝者」「強者」のみが報われるに値する存在だとするのが新自由主義的な人間観である。この人間観は、当然、序列の下方層は存在に値せずという人間観を伴い、かかる人間観は、現在底辺層にあるもの、または将来底辺層に属することが予想されるものは抹殺されるべきだとの優性思想に行き着く。

   現在の日本では、新自由主義的な人間観を説く経営者がもてはやされています。その一例。能力のないものは年収100万円も仕方ない(=のたれ死んでも仕方ない)との驚愕すべき人間観は、優性思想まであと一歩です。

   「新自由主義的な人間観」が覆っていることは、言い換えると「他者をあるがまま承認する価値観」が奪われていることです(ご参照.pdf)。

   「新自由主義的な人間観」が覆っている(「他者をあるがまま承認する価値観」が奪われている)中で、卑劣な政治家が、(障害者を見て)「ああいう人って人格があるのかね」とか(高齢者問題に触れ)「いつまで生きるつもりだよ」などと堂々と発言しても失脚することはありません(ご参照)。  

(3)この事件で犠牲になった方々への事件発生翌々日の献花が犠牲者の数の割には極端に少なすぎるとの指摘があります(ご参照.jpg)。事件現場は遠隔地だから、事件現場に行けば大勢のマスコミに取材されるから、という説明がなされていますが、それだけの理由ならよいのですが・・・・・。

(4)ヘイトスピーチが引き起こされ、それに喝采する人々が少なくない中で、この事件は起こりました。

 ①ネトウヨと呼ばれる人々(=ヘイトスピーチに喝采する人々)が意見を出し合う場で出されたこの事件について意見 : ここミラーから抜粋⇒ちゃんと殺してあげないからかわいそう /まさか、コロされかけるとあーうーがまともになるとか?/独りで生きていけない生物だけが手厚く保護される世界ってのも確かにおかしな世界ではある/(左の意見を受けて)自然界では真っ先に淘汰されるのにね/助けて! あ、いけね、アーウーアーウー/さっさと障害者を安楽死させれる法律作れよ/しねば助かったのに /マジで安楽死させれる法律を作ってあげようよ。安楽死できないのは障害者本人が一番かわいそう/出生前で判別できるようにして間引きするしかねえわな /(助かった障害者は)カウンセリングできるぐらい頭はまともなのか。殺害者はこいつらやる必要なかったんじゃ/(助かった障害者の)家族はがっかり、まだ地獄が続くのかーーー などなど、優性政策につながる容疑者の凶行・主張に共鳴する意見が多数出されている。日本はすでに、こんな意見が平気で出される状況になっている(すでに、少なくない人々が優性思想に侵されている)。

 ②全国91の障害者団体でつくるDPI(障害者インターナショナル)日本会議は27日、「(障害者なんていなくなればいい、との容疑者の発言が)事実だとすると、障害者を『あってはならない存在』とする優生思想に基づく行為。強い怒りと深い悲しみを込めて断固として優生思想と闘っていく」とする声明を出した。「マイノリティーに対するヘイトスピーチが引き起こされる中で、今回の事件が起きたことを看過してはならない」とも主張した。日本障害者協議会の藤井克徳代表は昨年から3回ドイツを訪問し、ナチス政権下の障害者虐殺について調べている。視覚障害がある藤井氏は「『価値なき生命の抹殺の容認』と呼ばれるナチスの作戦と重なってくる発言だ。事実なら許されない」と述べた。<朝日新聞 16(H28).7.27(太字は引用者による)>

(5)16(H28)年7月に引き起こされた4つの「テロ」

(6)タモリさんは、この事件の背景(原因)となった「新自由主義的な人間観」(能力の無い・低い者、使い物にならない・なりそうにない者、やる気の無い・出そうとしない者、頑張ろうとしない・頑張れない者はのたれ死ね)の拡大に、かねてより危うさを感じていたので、「やる気のある者は去れ」に代表される、このような「タモリの名言」を発していたのではないでしょうか。「タモリの名言」は、もてはやされている経営者の新自由主義的な人間観に対抗しています。

(7)今回の事件では、犠牲者は41~67歳の男性9人、19~70歳の女性10人と公表されているだけです。神奈川県警によると遺族全員が公表を強く拒んでいるといいます。名前を出さないのは障害者への配慮じゃなくて、周囲の都合です。その都合とは、障害者の名前が分かるとなんらかの圧迫(差別・侮蔑など)を受けるということです。本来は、障害者が堂々と名前を出せる社会にならないといけないのですが、今回の事件の背景には、そういう社会の在り方があります。名前が出せないということは社会的には存在しないということで、社会的動物である人間が社会的には存在しないということは、生物学的にのみ存在しているということであり、そんな人間は存在するに値しないということになります。こうして容疑者は、「存在するに値しない=無駄・邪魔なもの」を消し去っただけということになります。今回の事件において、真に断罪されるべきは、「障害者が堂々と名前を出すことができない社会」です。ここでも、「能力のない者・低い者=存在するに値しない者=無駄・邪魔な者」という人間観を持つ者が日本の政治・経済を動かしていることがこの事件の背景のあることが浮かび上がっています。能力があるない、能力が高い低い、そんなことは関係なく、みんながありのままで人間として尊重されて生きていける社会をつくっていくことが求められています。

(8)相模原障害者施設殺傷事件の犯人の気持ちがわかるという暴言を吐くような人物ミラーが、75年には落選した都知事選挙に99年は当選し、その後は都知事を4期も務めてもてはやされされるようになった風潮が、この事件の背景にあります。

 

 

日本の外交・軍事政策こそが、日本人を危険に晒している。

(4)16(H28)年7月に引き起こされた4つの「テロ」

(3)親日国のバングラデシュをテロ(ダッカ人質テロ事件)に走らせた“2人の戦犯”

(2)昨年(15年)10月にはバングラデシュで日本人がISに殺害されており(ご参照)、「ISは日本の市民を虐殺するための計画を立てており、その作戦を南アジアのアメリカの同盟国、バングラデシュで拡大するつもりだと主張している」ことは、すでに昨年11月時点で報道されていた(ご参照)。にもかかわらず、日本政府はバングラデシュ在住の日本人を守るための対応を何もしなかった→ダッカ人質テロ事件(16.7.1)で日本人人質が「アイム・ジャパニーズ、ドント・シュート(私は日本人です、撃たないで)」と叫んだのは無念ながら逆効果であった(ご参照)。

 日本人人質は銃撃されただけでなく首などに深い切り傷があったという。まさに虐殺された。日本国総理大臣は、カイロ演説(15.1.17)によって、ISをはじめとする「反十字軍」に対して事実上の宣戦布告をおこなったことの結果を肝にすえ、外交政策を、憲法に基づくもの(紛争は武力によらず非武力的手段で解決する)に転換しなければならない。

(1)日本国家は有志連合・イスラエルと共にあり十字軍の一員であることを表明したカイロ演説(15.1.17)は、IS(イスラム国家)をはじめとする「反十字軍」に対する事実上の宣戦布告となった→日本人は明確にテロの標的となったご参照

 

TVゴールデンタイムにマルクス『資本論』解説番組放映   

14【16(H28)5..2】TVゴールデンタイム(夜8~10時)に民放全国ネットで、なんとマルクスの『資本論』!を解説する番組が放映されました(その番組<→右図はその一場面(クリックで拡大)>)。

 その背景には、「資本」なるものの働き(論理と運動)を分析解明したマルクスの『資本論』で明示された窮乏化法則(資本が動かす経済=資本主義経済による生産力の発展は格差を増大させる)が見える化してきた15(学者や社会運動家だけでなく誰にでも見えてきた)ことがあります。また、同番組によれば、近年、日本でも『資本論』関連本が多く出版されているとのこと<→右図(クリックで拡大)>ですが、それにも同様の背景があるのでしょう。

 17同番組の中で、「ソ連の土地制度は?」と聞かれて「公地公民(=総体的奴隷制<皇帝または天皇や貴族が全国土の土地所有権を保持し民衆総体が自由のない奴隷のような存在の体制>)」と答えた乃木坂46の生田絵梨花さん<→右図)は、「ソ連崩壊の原因は?」と聞かれて「欲望」と答えました<→右下図)。それを番組では「人間の弱さ」と言い換えていましたが、生田さんの感性の鋭さに驚かされました。

16

 

這い上がるマルクス主義 

(関連)社会主義を捨てるか.pdf

(23)TVゴールデンタイムにマルクス『資本論』解説番組放映 

(22)「物質」の蜂起をめざして レーニン、〈力〉の思想(白井 聡)

(21)マルクスと日本人 — 社会運動からみた戦後日本論

(20)希望の資本論  いま生きる「資本論」ミラー  高校生からわかる「資本論」ミラー

(19)資本主義の限界を生き抜く「資本論」.pdf

(18)『資本論』を超える資本論.pdf

(17)田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

(16)はじめてのマルクス」~カネか命か~   なぜ今、カール・マルクスの『資本論』に立ち返る必要があるのか?ミラー  「はじめてのマルクス」  マルクス経済学の視座から抉るアベノミクス.pdf  (たいせつな本)宇野弘蔵『経済原論』ミラー

(15)マルクス[取り扱い説明書].pdf

(14)マルクスへ帰れ.pdf

(13)今、再びマルクスに光 入門・解説書や新訳、相次ぎ刊行ミラーマルクスは新しい!なぜ、今マルクスなのか?

(12)一週間 de 資本論各25分/全4回)<10.9.27~9.30 NHK教育 4夜連続放送/翌週 再放送/10.10.10 BS NHK「あなたのアンコール」 全4回まとめて放送/10.11.14~12.5 NHK教育 毎週日曜日4回 アンコール放送> :  番組内容の出版10.10.10 BS NHK「あなたのアンコール」 一週間de資本論

(11)「共産党宣言」を現代語訳.mht

(10)アベノミクスの論理の把握には『資本論』が必要.pdf

(9)可能なるコミュニズム.pdf

(8)シェアとはアソシエーションの一形態、資本主義のどん詰まりに現れた小さな希望の灯.pdf  関連 : 同組合は新自由主義の流れを押しとどめる最後の防波堤.pdf 

(7) 『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』におけるマルクスの鮮やかな分析.pdf

(6)マルクスの視点:中国経済とカール・マルクス.pdf

(5)マルクス再び.pdf 

(4)マルクスの読み直し.pdf 

(3)「マルクス」を読み直す.pdf 

(2)評伝 ウィリアム・モリス.pdf  「ウィリアム・モリスのマルクス主義」紹介.jpg  今こそウィリアム・モリス

(1)『21世紀マルクス主義の模索』書評.pdf : 政治闘争家でもあった哲学者ベンサイドの遺産

市民連合

【16(H28).3.18】 戦争法廃止・立憲主義回復を求める市民連合・奈良 結成集会」 2016年3月18()18:30~  ■奈良県文化会館  ■内容 これまでの経過報告/野党協力のアピール/特別講演「自衛隊と戦争法」(元自衛官・井筒高雄さん)<報道記事.jpg

◎市民連合とは⇒ご参照.pdf

電力自由化    

(2)「電力自由化」が盛り上がらない原因

(1)再生エネ電力は選べない? 4月自由化、家庭向けわずか.pdf

UR関連  

経過

【16(H28).5.31】 “真っ黒”な前経済再生担当相が不起訴(=○○党の政治家は悪質な事件を起こしても摘発されず、○○政権の政敵は些細な事件でバッシングを浴び摘発される)→○○氏らの不起訴は不当だと市民団体が審査申し立て

【16(H28).2. 】甘利氏側との面談記録、一転ご都合公開(報道記事

【16(H28).2.10】URの不透明な売買契約と補償額(報道記事.jpg

16(H28).2.3】政権からマスメディアの報道内容に対する注文が相次ぐ(報道記事)今日の日本では、「何に対して2億2千万円支払われたのか」はマスメディアでは報道できず、気骨あるフリージャーナリストしか報じることはできません(ご参照記事)。

資料

 

侵略を武力なしで防ぐ道   

(1)戦争には、悪い戦争と良い戦争があるのでしょうか。

 あります。分かり易い例がかつてのベトナム戦争です。この戦争は次のような戦争でした。

  ①米国がベトナムに武力侵略行為。

  ②①に対してベトナムが米国に武力で反撃(防衛解放戦争)

  ③②に対して米国は大規模な武力を行使→①は侵略戦争に発展。

  ④③の戦争は、侵略するための戦争ですから、悪い戦争。 

  ⑤②の戦争は、侵略をやめさせるための戦争ですから良い戦争。

  ⑥以上から、平和を維持・実現するためには、正確には「侵略反対」「侵略戦争反対」をいうべきです。侵略戦争が始まるまでは「戦争反対」といってもよいですが、侵略戦争が始まってしまったのちも「戦争反対」をいっていたのでは、防衛解放戦争も否定してしまうことになってしまいます。

(2)(1)で見たように戦争には悪い戦争と良い戦争がありますが、どちらの戦争も沢山の命が奪われることに変わりはありません。

(3)侵略があって武力による反撃がなされるから、戦争(侵略戦争・防衛解放戦争)が起こるのであって、武力による反撃がなければ戦争は起こらず、沢山の命が失われることがありません。だからといって、侵略を許すわけにはいきません。

(4)では、日本の場合はどうするのがよいでしょう。

 ①まず、いかなる国からも侵略を受けないよう、英知を結集して全ての国と友好な関係を取り結ぶ。・・・A

 ②それでも、武力という物質的な力による侵略行為を受けたとき、「世界中からの言論による反撃」を全ての国に要請し、実行してもらう。「世界中からの言論による反撃」は武力以上の大きな物質的な力であり、この力により侵略を撃退する。・・・B

 ③日本の仮想敵国(侵略してくるとみなされている国)は核武装国であり、そのような敵国と戦争しても勝利の可能性はありません(70数年前の英米との戦争のように)。核攻撃は防ぐ手段はなく日本は壊滅させられます(現在の原水爆よりはるかに低威力の小型原爆ですら広島・長崎という2つの都市を壊滅させました)ので、核武装国と戦争するのは戦前と同じく国民に1億総玉砕を強いるのと同じ。核攻撃を抑止できるとして米国の「核の傘」に入ったとしても、侵略をしようとする国、侵略を決意した国、侵略を断行した国に抑止力というものは効果ありません(「核の傘」が核攻撃を抑止できるという感覚を平和ボケといいます)。

 ④③で見たように、武力では日本を守ることはできません。①・②で見たような、侵略を受けない体制、②のような、侵略を受けても武力によらないで押し返せる体制を構築することで日本を守ることが出来ます。

(5)それでは、侵略を受けない体制、侵略を武力によらないで押し返せる体制はどうすれば構築できるでしょうか。

  「戦争法とは、そしてこの法律は廃止されなくてはならない理由.pdf」の「(12)日本を守る道」をご参照ください。

(6)戦争に勝利できる体制を構築できなかった努力不足(努力すべきことの中には戦争して勝てるか否かの判断を正しくするよう努めることも含む)の戦争国家は敗北、降伏して従属国家とならざるを得ない(米英との戦争に敗北した今日の米国に従属させられている日本のように)。同様に、侵略を受けない体制、侵略を武力によらないで押し返せる体制を構築できなかった努力不足の平和国家は降伏して従属国家とならざるを得ない。そうならないように努力しなければならないのである。

(7)努力不足によって、不幸にして他国に占領された場合はどうすればよいでしょう。努力不足を反省して、「戦争法とは、そしてこの法律は廃止されなくてはならない理由.pdf」の「(12)日本を守る道」の⑦に記された「非暴力・不服従(受動的抵抗)」を展開するほかはありません。

*zsあ

ヘイトスピーチ・ヘイトクライム 

(11)相模原障害者施設殺傷事件<16(H28).7.26>

(10)ネトウヨ(ネット右翼)を捕らえてみればこんな人(いかにも、利用されたあげくに捨てられるような人)。

(9)サイレント・カウンター

(8)人権侵害と認定 法務省、在特会前会長に勧告(15.12.22).pdf

(7)何がイマドキの若者を熱狂に駆り立てるのか在特会逮捕事件で浮上した ヘイトスピーチ規制の是非いまへと続く憎悪の空気ヘイトスピーチやバッシングが行われる理由.pdf

  ヘイトスピーチを新しい法律で規制すべきか?弁護士13人の「賛否両論 PDF版

  ヘイトスピーチ 9割問題視 規制求める声も 全国アンケ.jpg  左のWEB版ミラー

  自民党ヘイトスピーチ対策等に関する検討プロジェクトチーム(PT)の初会合が12(H26).8.28に開かれたが、この中で、国会デモ規制検討の動きが出た(報道記事報道記事)。

(6)この記事.jpgは、慰安婦問題の記事を書いた記者の家族の人権が脅かされていることを伝えています。正義を振りかざして「記事は捏造だ」との批判を繰り返す人々は、人権侵害を平気で行える人々だということが明示されています。正義を振りかざしてヘイトスピーチを繰り返してきた団体が人権侵害団体であったということはすでに最高裁で認定されています(報道記事)。このような人権侵害が行えない社会をつくっていく努力が求められています。

(5)映画「レイシスト・カウンター」(14年 日本)⇒配給宣伝資金のサポート

(4)在特会の人種差別確定ミラー  警察庁は「在特会」をヘイトスピーチの代表的団体と認知.jpg

(3)在特会の主張を受け入れたといわれても仕方ない大阪市長⇒話題になった在特会会長との面談の翌日<14(H26).10.21>に同市長は「在日の特別永住者制度を見直す」と発言(報道記事)。

(2)公共施設使用規制問題

  ③生駒市(芸術会館美楽来利用)の場合

  ②門真市(市民文化会館研修室利用)の場合  〇門真市 条例活用し市施設使用規制 ヘイトスピーチお断り  〇門真市教委から指定管理者あて文書<14(H26).4.28>.pdf門真市民文化会館利用許可についての意見聴取について<14(H26).4.28>門真市民文化会館利用許可取り消し通知書<14(H26).5.2>/この利用許可を取り消しされた講演会は個人により企画されたもので、「と、ゆーか、本当にするかも未定ですwww」(主催者の言)というものであった。

  ①山形県(県生涯学習センターの研修室利用)の場合  〇県に寄せられた意見<13(H25).6.28~13(H25).7.7>  〇在特会山形支部が提出した「審査請求書」<13(H25).7.2>  〇山形県生涯学習センター条例

(1)従軍慰安婦「捏造」批判問題

今、世界に求められているのは「日常の幸せ」の持続・回復である。      

 昨年(2015年)亡くなった原節子さん主演の「東京物語」が世界中の映画監督から最も愛されている映画で、その理由は、「平凡な日常の繰り返しこそが人間の非凡な幸せ」と説いているからとのことです(この文.pdfご参照)。

 また、国内での特定秘密保護法や戦争法に反対する運動の背景には「日常の幸せ」を守りたいという人々の願いがあります(この文.pdfご参照)。

 思えば、今の国内外の最大の問題は「日常の幸せ」が破壊され脅かされていることです。国外にあっては、爆撃・内戦によって大量の難民が生み出され、格差・差別によってテロリズムが引き起こされ、国内にあっては、原発事故によって原発難民が生み出され、基地によって沖縄県民が生活・生命を脅かされている・・・・・などなどによって「日常の幸せ」が破壊され脅かされています。

 それでは、「日常の幸せ」の持続・回復をもたらすものは何なのでしょうか。それは、「東京物語」で描かれていた「他者への思いやりの深さと優しさ(他者の気持ちと幸せを考えること)」です。 

 国内外の問題を解決するために、品性(他者の気持ちと幸せを考えることのできる力)に裏づけされた政治的実践力が発揮されることが求められています。

 そして国内にあっては、品性ある者とない者との武力行使なき内戦が後者が力を失うまで続きます。その闘いが、世界の難民やテロリズムを生み出すものを取り除く道を切り開くことになります。

慰安婦制度    

(3)慰安婦問題日韓合意(15.12.28) : 安倍首相が改心したわけではなく、いつものように、アメリカの圧力に屈しただけ(解説記事)。それゆえ、あいまいな妥結策となっている(報道記事.jpg)。

(2)戦争で片腕を失った水木しげるさんが描いた「従軍慰安婦」   慰安所(ピー屋)は地獄

(1)慰安婦制度とは、兵士が自分たちは戦争道具だというみじめな思いを振り払い戦意を喪失しないようにするための装置であり、アジア諸国が慰安婦制度を批判する理由はそこにある。 

Q.行きづまりの時代の危機を打開する道はあるか?  

            A.縄文文化にその答がある。

  2015年(この年は、第3次安保闘争の年として記憶されるでしょう<ご参照.pdf>)を振り返る報道番組「サンデーモーニング年末SP『答えなき世界』~行きづまりの時代に~」( 2015年12月27日) の最後に、岸井成格きしい しげたださんは大要次のように述べました。

 今年パリで、格差を背景とした同時多発テロとCO排出を背景としたCOP21があった。この2つは、このまま行くと今世紀末に人類が生存の危機に陥るという警告だ。格差とCO排出という2つの問題をたどっていくと産業革命に行き着く。これによって人類は進歩・発展の歴史に入っていったが、その結果、今日、行き詰まりを見せ、混沌となり、解決策が見つからない状態となった。それを打開するためには元に戻ることが大事。そこで大事なのは、人間も含めた生きとし生けるものの共生、人間と自然との共生の中での幸せの追求が失われてきていることだ。そこで、来年は縄文文明をやる。それは国際的にも注目され、ここに来て再注目されてきている。一万年もの間持続した縄文文明は自然との共生の文明であった。

 Nhkこの発言を聞いた人の中には唐突感を感じた人も多かったようですが、縄文文化が世界的に注目されていることを伝える番組は、すでにNHKも放映しており、この番組を見ていた人は合点がいったと思います。その番組は、「縄文 奇跡の大集落~1万年 持続の秘密~」です(右図はその1場面<クリックで拡大>)。

 行きづまりの時代の危機を打開する道がある縄文文化(縄文時代・縄文文明)については、以下の記事をご参照ください。

 ①縄文と弥生

 ②日本神話の中で縄文時代を体現するのが生駒の神話(生駒を舞台とする日本神話)その大要.pdf)の主人公である長髄彦(ナガスネヒコ)です(生駒の神話と現在ご参照)。

共謀罪     

(5)一般の人も、2人で少々相談をしただけでも共謀罪となる(ご参照.pdf)。

(4)17(H29)年3月~5月 「共謀罪」の創設に反対する緊急統一署名ネット署名もできます。

(3)政府が諦めない「共謀罪」

(2)監視社会招くヤバい法案

(1)「共謀罪」新設で、冗談一つ言えないイビツな社会が到来する!.pdf との批判を受けて、政府与党が上程した共謀罪法案は3回にわたって廃案.pdfとなってきた。しかし、諦めきれない政府与党は、世界的なテロの発生に乗じて、共謀罪を「テロ準備罪」と言い換えて、その法案の再々々々上程を検討している。

橋本氏の大阪市長退任に思う

 「橋本氏の一連の文化施策の根本にあるのは『市場原理』で、市場のニーズがないものは消滅して当然という考えだ。しかし、文化はニーズが必ずしもあるとは限らない。有料公演の収支だけで存在価値を判断すれば、伝統文化や芸能の多くは滅びてしまう。文化は失われた時には取り返しがつかない。共同体は市場ではなく、伝統文化は商品ではない」<内田樹氏>。 

 共同体と市場、伝統文化と商品との区別がつかない橋本氏がやっと一昨日(15.12.18)に大阪市長を退任したことは、これ以上大阪の文化が破壊されないことを願う人々にとっては喜ばしいことです。今後、ともすればうそを平気でつく橋本氏には、政界引退するとの口にした言葉を守らさなければなりません(ご参照.jpg)。

役立ち情報     

(4)もらった贈り物に困った場合の3つの対策

(3)全国ロケ地ガイド

(2)イラスト・写真のフリー素材 (参考:ネットにあふれるフリー素材 手軽だけど…共存できる?

 ①いらすとや  ②プリントアウトファクトリー  ③PAKUTASO(パクタソ)  

(1)人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法  

(3)こんまり法でリバウンドゼロのお片づけ(衣類→本類→書類→小物類→思い出品という順で片付ける、など)

(2)人生がときめく片づけの魔法 要約人生がときめく片づけの魔法2 要約

(1)人生がときめく片づけの魔法.pdf

走ること   

(4)走っているときに命の本質を感じる

(3)走ると、余計なことを考えないで気持ちが晴れ晴れするんです。マラソンは、見ず知らずのランナーどうしがたちまち10年来の友人のようになれる不思議なスポーツです。<作家 江上剛>

(2)走るために生まれてきたのが人類.pdf

(1)走っているときだけ自由になれる。<柳美里「8月の果て」の主人公>

沖縄問題      

(17)【17(H29). 3.25】翁長知事は、名護市辺野古における県民集会という大舞台を選らんで反撃の狼煙のろし(初めて埋め立て承認撤回を明言)を上げました(報道映像報道記事.pdf)。それに対し、日本国官房長官はすぐさま、許しがたい発言.pdfを行いました。日本国は、いつまで沖縄を足蹴にするのでしょうか。沖縄問題武力行使なき内戦だとあらためて感じます。

(16)【16(H28). 12.20】辺野古訴訟、県の敗訴が確定.pdf

(15)【16(H28).11.11】次期米大統領にトランプ氏が決定。これは沖縄にとって吉になるか凶となるかが関心を集める中、翁長知事は早速、これを好機をすべく動き出しました(ご参照)が、トランプ氏は、「日本が経費負担を増やさないなら」という条件付きながら「米軍基地を撤去する」と公言しているのですから、翁長知事を支えながら、これを好機に沖縄から米軍基地を撤去する方向に向けていきたいものです。

(14)【16(H28).10】戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会が、沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名.pdfを開始。

(13)<維新な(ハシズムな)人々(の噴飯の種は尽きまじ)より>久しぶりに頭領の本性が露わになりました(16.10.19) ア然…大阪府知事が「土人」発言の警察官をねぎらう⇒人権意識が少しでもある人はすべて噴飯   参考 : なぜ沖縄人が土人と呼ばれたのか?⇒内地から見る沖縄問題.pdfに記載があります。

(12)【16(H28).9.20】北部訓練場のヘリ着陸帯予定地で大規模伐採 森を切り裂く二つの円(報道記事)。ご参照 : 高江の闘いをめぐる地図.pdf森林法・国有林野法・国有財産法に抵触.jpg

(11)【16(H28).9.16】国が沖縄県を訴えるという地方自治破壊裁判で国が勝訴(不当判決.pdf)、だが、逆転のシナリオがある(解説記事.jpg)。

(10)【16(H28).9.14】糸数慶子・伊波洋一両参議院議員は、海外向け記者会見で沖縄独立について述べた(報道映像)。

(9)オリバー・ストーン監督「沖縄は、米国からの独立だけでなく、日本からの独立を考えるべきだ。」(ご参照)  関連 : 米シアトル市議会が辺野古反対決議へ(報道記事)/米最大規模の退役軍人の会が高江反対と辺野古反対の2つを決議(報道記事

(8)この報道記事によれば、6都府県から高江に派遣され“暴力装置”と化している機動隊員は、出動なきときは国費で“優雅ホテル生活”をしているという。

(7)「国家権力でやりたい放題」(16.8.12 高江)

(6)16(H28)年7月22日早朝5時半ごろ、県外から動員された機動隊は、高江ヘリパッド建設予定地入口付近に住民が設置したバリケードを撤去し、抵抗する住民をぶん殴るなど暴力を行使して強制排除した(報道映像21_2右図はその一場面<クリックで拡大>)。国の強権発動組織たる機動隊の出動・暴力行使は、同じく国の強権発動組織たる自衛隊の住民に向けての出撃・鎮圧まであと数歩を想起させるものであった。また、沖縄戦の際、国の機関たる日本軍は住民を守るものではなく逆に沖縄住民にとっては敵対する存在であったことも思い起こさせるものであった。かかる重大事態が起きることはすでに7月19日の時点で地元メディアは報じていたにもかかわらず、本土大手メディアは、重大事態が終了してから報道するという有様であった。権力の暴走を前もって報道することで阻止するという姿勢は全くない。本土大手メディアは、報道を飯の種ぐらいにしか思っていないと言われても言い訳できないと恥を知るべきだ。 安倍政権による沖縄いじめが異常!他人事だと思っちゃいけない.jpg16(H28)年7月に引き起こされた4つの「テロ」

  (6)と(3)に掲載された写真は、「ヤマト(日本)」が「沖縄」に対しておこなっている仕打ちを端的に示している。

(5)高江ヘリパッド建設阻止闘争が重大局面を迎えています(ご参照)。このことについて、16(H28)年7月20現在、本土のメディアは報道せず本土の人々はほとんど知りません。ここにも、(4)の沖縄の大学生の言葉が本土に突きつけられています。

(4)沖縄県民大会<16(H28)年6月19日>における、沖縄の大学生のヤマト(日本本土)に向けた怒りの発言「安倍晋三さん、日本本土にお住まいの皆さん、今回の事件の第二の加害者は誰ですか。あなたたちです。しっかり沖縄に向き合っていただけませんか。いつまで沖縄県民はばかにされるのか」<ご参照

(3)22_2日本という国が放つ醜悪な光景]権力に命じられるままに、何も感じない、何も考えないで女性を足蹴にする若者(15.1.20/沖縄 辺野古)→右図(クリックで拡大)

(2)辺野古、「法廷闘争」へ.pdf 

(1)日本に地方自治は存在するか.pdf

戦争と平和の関連記事    

               この記事は、平和を維持する・戦争をなくすために必要なことはこれではないか。非武装・非戦の論理 に所収されています。

(18)植民地支配責任からも眼をそらすな。

(17)冷戦終結後の熱戦の場となっているイスラム世界

(16)国家主権のひとつである交戦権を、日米同盟に基づき、アメリカが自衛隊を介して行使する構図がある戦後日本では国民が主権者になれない書評「日本国民であるために 民主主義を考える四つの問い」より)

(15)「戦争は最大の人権侵害」と位置付けた平和学習

(14) むの(たけじ)さんはかつて、戦時中の朝日新聞社の空気をこう振り返っている。検閲官が社に来た記憶はない。軍部におもねる記者は1割に満たなかった。残る9割は自己規制で筆を曲げた。戦火を交えるのは、戦争の最後の段階である。報道が真実を伝えることをためらい、民衆がものを言いにくくなった時、戦争は静かに始まる。<朝日新聞「社説」(16.8.22)より>

(13)良心的兵役拒否

(12)不戦条約の理念は憲法第9条に受け継がれている。

(11)2015年、戦争立法をめぐる攻防が続く中、カントの名著とされる「永遠平和のために」再出版され(15.6.26)、再注目されている<戦後日本人の戦争忌避精神は集団的無意識.pdf政権の独裁への暴走 看過してはならぬ.pdfをご参照>。

(10)テロリズムをなくす道   「テロリスト」を消滅させるにはどうする?

(9)「9・11」の世界史的な意味

(8)領土問題解決のために

(7)後藤健二さんの死を犬死(無駄死)にさせないために/イスラム国問題解決のためには

(6)イスラム世界の歴史を学ぶ高校生の疑問

(5)侵略の定義に関する決議

(4)天皇・皇后ご夫妻(および皇太子)の「生命・環境・人権よりも経済・軍事・統制を優先する」動きとの闘い 

(3)日本国首相は、なぜイスラム国人質殺害脅迫を惹起するようなスピーチをしたのか?  ニューヨークタイムズの風刺画(15.2.8)

(2)ヨルダン軍パイロットがイスラム国に殺害された。今こそ「眼(睨まれたこと)には眼(殺傷でなく睨み返すのみ)を」 

(1)キリスト教国・イスラム教国はなぜ武力を行使するのか?欧米がイエスの教えを守り、中東諸国がイスラムの教えを守るとき、戦いは終結する。 

TPPと日本の医療制度崩壊       

(2)国民皆保険の切り崩しは始まっている

(1)警報が出されています!4tppTPPで日本の医療制度が崩壊する⇒動画<右図は動画の1場面(クリックで拡大)なお、この番組(「教えて!NEWSライブ 正義のミカタ」)に藤井教授が欠席していた理由に橋本氏の圧力があったとされています(報道記事.pdf)。

テロリズムをなくす道

04_505_4 平和実現には、「個人・グループによる(つまり、小規模な)テロリズム(恐怖を与える政治的武力行使)」に反対し、その犠牲者を追悼する(→左側写真ご参照<クリックで拡大>だけでなく、欧米イスラエル等の「戦争」=「国家による(つまり、大規模な)テロリズム(恐怖を与える政治的武力行使)」にも反対し、その犠牲者を追悼する(→右側写真ご参照)ことが必要です。それをしないと、個人・グループによるテロリズムは憎むが、戦争(国家によるテロリズム)は認めることとなって命の価値を不平等化することになります(ご参照1.jpgご参照2.jpg)。

 そもそも、国内的・国際的な命の価値の不平等化こそが、「個人・グループによるテロリズム」の起因であり、すべの人々の命の価値の平等化と尊重こそが、小規模・大規模を問わずすべてのテロリズムをなくす道です。

 ご参照 : パリとシリアとイラクとベイルートの死者を悼むパリ同時テロ後、アフリカから上がる疑問の声:「命の価値は平等か?」

<問>デモで社会は変わるのか?

<答>デモが社会を動かしている.jpgことは世界の常識・歴史の常識です。それが日本ではまだ常識になっていないとしても、日本でも<「デモで社会は変わる」。なぜならば「人が普通にデモをする社会」に変わるのですから。>(戦後日本人の戦争忌避精神は集団的無意識より)

武力行使なき内戦   

~「夜と霧」を書いたフランクルがアウシュヴィッツ収容所で人間を見つめて出した結論は、「この世には二種類の人間がいる。品位ある善意の人間とそうでない人間だ。」ということでした。品性とは、人の気持ちや幸せを考える能力のことで、品位とは、人の気持ちや幸せを考える態度のことです。戦後日本の武力行使なき内戦とは、品性・品位ある(それゆえ、美しい壮烈・高貴な)人間品性・品位なき(それゆえ、醜い卑劣・下品な)人間という二種類の人間の間の武力行使なき戦いです。フランクルの悟った真理は、現在日本の政治状況と符合しています。~<生駒の神話と現在より>

~品性・品位ある人々は、「立憲・護憲・反戦・国際友好・自由・人権拡大・平等志向・協力重視」の潮流を形成し、 品性・品位なき人々は、 「非立憲・改憲・好戦・排外・統制・人権制限・格差容認・競争至上主義」の勢力を形成しています。 武力行使なき内戦とは、この2つの潮流と勢力の戦いです。~ ~この内戦において、天皇・皇后ご夫妻(そして皇太子も)は、品性・品位ある人々の側に立っている(天皇・皇后ご夫妻・・・・・の闘いご参照)~

~「原発再稼働  阻止 VS 強行」「戦争法制定・発動  阻止 VS 強行」「沖縄基地維持・強化  阻止 VS 強行」(沖縄問題) 「TPP 阻止 VS 強行」「教育統制  阻止 VS 推進」「労働諸法改訂 阻止 VS 強行」「人権擁護 VS 人権破壊」「言論統制  阻止 VS 推進」「野党共闘  強化推進 VS 粉砕」「改憲  阻止 VS 強行」が、武力行使なき内戦の主戦場となっています。~

                                     【16(H28). 8. 8】天皇は「お気持ち表明」を断行し、武力行使なき内戦の只中に<天皇の内戦については、天皇・皇后ご夫妻・・・・・の闘いご参照>。

【16(H28). 11.10】<被爆者の怒りは日本国民の怒りインドへの原発輸出を可能にする原子力協定署名 : 政府与党はベトナムの仇<日本のベトナムへの原発輸出計画挫折(報道記事.pdf)>をインドで討ちました。しかし、それについて、被爆地から怒りの声が上がっています報道記事.pdf

【16(H28). 9.17】<言論統制 阻止VS 推進>言論統制(自主規制という方法で実行される<注>)の波は、ついに高視聴率報道番組「サンデーモーニング」にまで及んだようです(ご参照)。しかし、それを打破して、野党共闘が新潟知事選に勝利したことは大変に意義あることです。それを踏まえて、今後日本の歩みべきシナリオを更新しました。

  <注>言論統制を自主規制という形で実行する権力の方法は戦中も戦後もかわりません。故むのたけじさんが警告していた<※>事態が現在進行しています。

  <※>故むのたけじさんの警告「戦中の新聞社であからさまな検閲や弾圧など見なかった、危ういのは報道側の自主規制だ。権力と問題を起こすまいと自分たちの原稿に自分たちで検閲を加える。検閲よりはるかに有害だった。」

【16(H28). 9.10】怒り!真に無駄な物には資金を投入しながら文化施設・教育施設・人権施設は潰すのが「維新」の「(血の通った人々の)身を切る」改革。

【16(H28). 8.25】「脱原発、改憲阻止、反TPP、基地撤去、格差是正」の野党共闘の樹立を!(ご参照⇒オールジャパン社民共生党樹立今後の日本.pdf

【16(H28). 8.25】NHKの恐るべき認識「五輪メリットは‟国威発揚”」(報告記事.jpg

【16(H28). 8.22】リオ五輪閉会式 : 安倍首相の五輪政治利用(“スーパーマリオ”)に非難と嘲笑(報道記事解説記事

【16(H28). 8.21】「平成の玉音放送(16.8.8)=生前退位」を改憲に利用しようという改憲勢力の動きを許してはなりません(ご参照)。

【16(H28). 8.20】日本の首相は、「核先制不使用に懸念」報道を否定しながら「私は核先制不使用に賛成です」と明言せず誤魔化す(報道記事)姑息な人物です。

【16(H28). 8.20】米核兵器保有に賛成する日本政府は、日本時間本日未明の国連核軍縮作業部会での核兵器禁止条約の交渉開始を勧告する報告書採択で棄権し、被爆者や核兵器廃止に向けて努力する高校生をはじめとする被爆国日本の国民の核兵器廃止の願いを踏みにじりました(報道記事)。

3116(H28). 8.18】<被爆者の怒りは日本国民の怒り>首相の米核先制不使用反対に被爆者が怒りの声報道記事)。なお、中国は核先制不使用を宣言している(報道記事)。核先制不使用に反対する者は唯一の被爆国である日本国の首相たる資格はない(報道記事.pdf)。核先制不使用に反対することでかかる日本の高校生の努力を無にしても恥じないのが日本国の首相。原爆を日本に投下した国に原爆投下の反省を迫るどころか原水爆の先制使用を求めるような被爆国のトンデモ首相に原爆を日本に投下した国のできれば核先制不使用宣言をしたいと模索している大統領もびっくりです(→右図<クリックで拡大>

【16(H28). 8.18】「平成の玉音放送」(16.8.8)を海外メディアは次の趣旨を表す言葉を使用して報じています⇒「『平成の玉音放送』を海外メディアはどう報じたか」<(1)(2)・(3)>ご参照

    「改憲に対する牽制」「憲法9条改定に関する議論を先送りさせる」「戦略的思考」「改憲論議に対して一石を投じようとした」「「天皇の逆襲(立憲君主が帝国主義者に挑戦)」「立憲主義を無視する政権に対して批判的な天皇」「天皇が平和主義についての論争で首相と袂を分かった」「天皇は首相が導く日本の進路に対して不快の意を示している」「政権が進めている、より好戦的な形式の平和主義に対する批判」「平和主義者である天皇と帝国主義者である首相の立憲主義をめぐる考え方の違い」

【16(H28). 8.15】この言葉.jpgは、「すべからず国民(臣民)は国策(=戦争)に殉ずべし」まであと一歩で、靖国神社の果たしてきた役割(臣民を戦争に駆り立てる)を明示している。

【16(H28). 8.15】品性・品位ある者は自民族の幸せのみならず他民族の気持ちや幸せを考えることができ「反省」という言葉を述べることができるが、品性・品位なき者は「反省」の言葉を述べることはないご参照)。

【16(H28). 8. 8】天皇は「お気持ち表明」を断行し、武力行使なき内戦の只中に。

2816(H28). 8. 6】中国放送のゲリラ戦⇒右図(クリックで拡大)

【16(H28). 8. 5】ネトウヨと呼ばれる人々が多用する語句に「反日分子」というのがあります。その語句を「日本民族を、他民族の気持ちや幸せを考えることの出来ない下品な(品性がない)民族に貶おとしめる者」という意味で使えば、靖国神社に参拝する閣僚は「反日分子」になります(靖国神社に公式参拝する閣僚とはをご参照)。日本を守る先頭に立つべき防衛大臣が「反日分子」になっては洒落になりません。そこで外務大臣は、「国を守る」ためには何をしてはいけないかがよくわかっていないようで靖国参拝するのではと心配されている新米防衛大臣に、「反日分子」にならないよう釘を刺しました(報道映像ミラー)この釘が有効であるよう願います。⇒⇒【16(H28). 8. 5】やはり釘を刺しただけでは心配なようで、靖国参拝しないよう新米防衛大臣を靖国神社から隔離する(外遊させる)と防衛省が発表しました(報道記事)。なお、左の報道記事によれば、昨秋に他民族の気持ちや幸せを考えることの出来ない下品さぶりを世界に晒した奈良県選出の議員閣僚は今夏もその下品さぶりを世界に晒すようですが、そんな人物を国会議員に選んだのは奈良県民だということで奈良県民は下品だ、と思われるので、そのような行為はやめていただきたいと願います。

【16(H28). 8. 4】NHK「あさイチ」キャスターが「叩かれても黙らない」宣言ご参照

【16(H28). 7.吉日】芸能界にも武力行使なき内戦が波及⇒ご参照

【16(H28). 7.30】に投開票の東京都知事選は武力行使なき内戦の戦場となった(東京都知事選<16(H28).7.30 投開票>ご参照)。

【16(H28). 7.10】<言論統制 阻止 VS 推進>驚愕!暗黒国家への動き⇒政権政党が密告フォームを設置続報続報)  【16(H28). 7.18】批判を受けて自民党文部科学部会長は、フォームを閉鎖すると共に、「子どもたちを戦場に送るな」との主張は政治的中立性を逸脱していない、と述べた(報道記事.pdf)。これで、先生方は安心して「子どもたちを戦場に送るな」との主張ができるようになりました。

【16(H28). 5.31】 “真っ黒”な前経済再生担当相が不起訴(=○○党の政治家は悪質な事件を起こしても摘発されず、○○政権の政敵は些細な事件でバッシングを浴び摘発される)→○○氏らの不起訴は不当だと市民団体が審査申し立て

【16(H28).4.16】<言論統制 阻止VS 推進>国谷裕子さんが言論統制に警鐘(報告記事

【16(H28).3.29】武力行使なき内戦(品性・品位ある人々 VS それなき人々)は核兵器保有問題(核兵器保有 反対 VS 容認)に飛び火(松井知事が核兵器保有に言及)⇒報道記事

【16(H28).3.22】武力行使なき内戦は待機児童問題に飛び火(「そこまで言って委員会」に巣食う品性・品位なき人々が「保育所落ちた母親たち」を攻撃)⇒報告記事

【16(H28).3.21】<言論統制 阻止VS 推進>古舘伊知郎が最後の反撃!

【16(H28).3.19】<言論統制 阻止VS 推進>良心派(品性・品位ある)キャスターが次々と降板(報道記事国谷裕子さんが“最後の一刺し”

【16(H28).3. 1】<言論統制 阻止VS 推進>こんな恥ずべきを繰り返す奈良県選出の代議士は奈良県の恥  関連:高市総務大臣「電波停止」発言に抗議する放送人の緊急アピール

【15(H27).12.30 記載】<人権擁護 VS 人権破壊>SEALDs KANSAI はなこさん.pdf⇒続報 : 7年前、橋下徹に恫喝されたあの“女子高生”が声をあげた! 橋下が放った冷酷な言葉、そして今、大阪に起きていること日本の高校生は素晴らしいより>

【15(H27).12. 3】反戦潮流(「空爆もテロ」として欧米が強行する戦争に反対)を好戦勢力がバッシング⇒空爆はテロに決まってるだろ!首相のブレーンが徹底攻撃開始!ご参照  関連 : 「テロリスト」を消滅させるにはどうする。欧米がイエスの教えを守り、中東諸国がイスラムの教えを守るとき、戦いは終結する。

【15(H27).11. 1】<戦争法 反対 VS 推進>戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会が、2000万人「戦争法の廃止を求める統一署名を行なっています(署名用紙鑑.pdf署名用紙.pdf)。

【15(H27).10.24】<TPP 反対 VS 推進>警報が出されています!4tppTPPで日本の医療制度が崩壊する⇒動画<右図は動画の1場面(クリックで拡大)なお、この番組(「教えて!NEWSライブ 正義のミカタ」)に藤井教授が欠席していた理由に橋本氏の圧力があったとされています(報道記事.pdf)。

【15(H27).10.18】<靖国公式参拝 反対 VS 推進>閣僚2人が、秋季例大祭が行なわれている靖国神社に公式(国務大臣の肩書きで記帳)参拝しました。旧態依然とした「日本人なら、日本人なら、」という戦前からの行為(「日本人なら靖国神社に参拝して当然」「日本人なら靖国神社に参拝しなければならない」)が繰り返されることにへきへきします(靖国神社に公式参拝する閣僚とは.pdf)。

【15(H27).10.12】内閣改造で日本の武力行使なき内戦は教育戦線(「教員統制 反対 VS 推進」)で激化する恐れ⇒文科省の新大臣と副大臣に体罰(恐怖による生徒統制)自慢が就任<こんな最も危険な人物を教育行政にかかわらせるとは。何でこんな恐ろしいことが行われるのだろう・・・まさに内戦>

【15(H27).10.12】ツァラトゥストラ(ゾロアスター)はかく語りき―「この世は、善神と悪神の戦いの場である。いずれ善神が勝利し悪神は滅ぶ。そのとき、善神に付き従った者は命を得、悪神に付き従った者は悪神滅亡と共に命を失う。善神に付き従う証は善なる行為である」 (わかりやすくするため脚色しました)―最近、ツァラトゥストラの言葉を思い浮かばせる武力行使なき内戦が日本で続いています。「原発再稼働 阻止 VS 強行」「労働者派遣法改訂 阻止 VS 強行」「戦争法制定 阻止 VS 強行」「TPP 反対 VS 推進(ここでも日本国首相は、米国商店の番頭さんよろしく自国民より米国重視という悪なる行為を実践)」―現在まで、残念ながら善なる行為は功を奏していないかにみえますが、ツァラトゥストラの教えでは、最終的には善なる行為を行なうものが勝利するのでへこたれる必要はありません。それにしても、善なる行為(米軍基地の辺野古移設阻止)を先頭に立って実践されている翁長知事には頭が下がります(明日、承認取り消し)。

【15(H27).10.11】戦後、日本では武力行使なき内戦が続いてきました(「立憲・護憲・反戦・国際友好・自由・人権拡大・平等志向・協力重視」勢力 VS 「非立憲・改憲・好戦・排外・統制・人権制限・格差容認・競争至上主義」勢力 )が、最近、「南京虐殺を事実と証明する陣営 VS 南京虐殺を否定したい陣営」の闘いがありました(南京大虐殺を日本テレビの番組が精緻な取材で「事実」と証明!安倍政権が世界遺産否定のためにトンデモ言説を世界に発信)。

【15(H27).9.20】150919eki昨日の9.19(2015年9月19日未明)に戦争法が不当採決により可決・成立しました。それに抗議して生駒駅前に立ちました。「戦争法反対!」の大きな反戦文字を掲げて(→右写真<クリックで拡大>)。しかし、よく考えると、こんなことは70年前まではできなかったし(「戦争反対」訴え投獄.jpg)、これからいつまでできるかの保証もありません。今後、戦争法を廃止するだけの力をつくり出せなければ、反戦を唱えることはできない状況が招来するでしょう。現にもうすでに、学校では「国歌斉唱・国旗掲揚の強制」に疑義を唱えることは不可能となっています。それをやれば処分されるかパージ(定年後の再任用拒否)されます(「日の丸・君が代」強制反対・不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク「君が代」解雇をさせない会ご参照)。かかる「国歌斉唱・国旗掲揚の強制」という憲法違反の常態化が、違憲の戦争法を041028kirikaeshi強行制定させるような力を政府与党に与えています(なお、 「国歌斉唱・国旗掲揚の強制」は違憲である.pdfことは、憲法の番人たる役割を果たさざるを得なくなっている天皇(ご参照資料)が、教育委員でありながら違憲行為をしようとする人物を諌めたことでも国民は知ったはずです<→右写真>)。また、よほど反戦運動をしっかりしないと、嫌戦・反戦気分は一気に好戦気分に転換させられてしまいます(少女の涙が戦争の引き金となる<文章動画>ご参照)。また、何かがきっかけで国民が好戦気分に染まると反戦を唱えるのは困難となります。9.11を機にアメリカ国民が好戦気分に染まる中で、連邦議会で反戦を唱えることができたのはたった1議員だけでした(バーバラ・リー下院議員による報復反対の議会演説ご参照)。これまで戦後70年間、日本は「武力行使なき内戦」が続いてきました。60年安保闘争のなかで樺美智子さんが死亡したことや自衛隊が出動準備態勢をとったことをみても、内戦というのは決して大げさではありません(なお、樺美智子さんの死亡原因は、転倒による圧死か機動隊の暴行によるものかについては見解が分かれていますが、政府が主張する「国民を守るためには必要最低限度の武力行使は必要」という、その最低限度の武力行使が国家によって行使されている中で樺美智子さんは死亡しました。これは、自衛隊が出動準備態勢をとったこととあわせ、いざとなれば、武力行使は国民に対しても行使されるということを示しています。)。「立憲・護憲・反戦・国際友好・自由・人権拡大・平等志向・協力重視」勢力 VS 「非立憲・改憲・好戦・排外・統制・人権制限・格差容認・競争至上主義」勢力 の「武力行使なき内戦」は前者が勝利するまで、これからも続きます。

良心的兵役拒否  

                    この記事の出所 : 戦争と平和の関連記事

(2)良心的兵役拒否の先駆者たる三國連太郎を父とする佐藤浩市の反骨

(1)良心的兵役拒否を貫くイスラエルの高校生たち

日の丸(国旗) ・ 君が代(国歌)     

(4)「国歌斉唱・国旗掲揚の強制」は、事実上、「兵士」(考えない・思わない・感じない兵士)づくりの役割を果たしています<なぜ教師は「国歌斉唱・国旗掲揚の強制」に反対するのかご参照>。

(3)先の戦時中に日の丸がどのように扱われていたかについては、平和を維持する・戦争をなくすために必要なことはこれではないか。の<【1】(3)3つ目は、「兵士」をつくり動かす装置である。>をご参照下さい。

(2)もうすでに、学校では「国歌斉唱・国旗掲揚の強制」に疑義を唱えることは不可能となっています。それをやれば処分されるかパージ(定年後の再任用拒否)されます(「日の丸・君が代」強制反対・不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク「君が代」解雇をさせない会ご参照)。かかる「国歌斉唱・国旗掲揚の強制」という憲法違反の常態化が、違憲の戦争法を041028kirikaeshi強行制定させるような力を政府与党に与えています。なお、 「国歌斉唱・国旗掲揚の強制」は違憲である.pdfことは、憲法の番人たる役割を果たさざるを得なくなっている天皇(ご参照資料)が、教育委員でありながら違憲行為をしようとする人物を諌めたことでも国民は知ったはずです(→右写真)。<15(H27).9.20 記>

(1)「国歌斉唱・国旗掲揚の強制」は違憲である.pdf  君が代条例:違憲判決への道

靖国神社       

この言葉.jpgは、「すべからず国民(臣民)は国策(=戦争)に殉ずべし」まであと一歩で、靖国神社の果たしてきた役割(臣民を戦争に駆り立てる)を明示している

靖国神社は、生者を死処(戦場)に駆り出すだけでなく、非業の死をとげた者の魂の安住の地(故郷や家族のもと)まで奪うもの.pdf

靖国神社に公式参拝する閣僚とは何者か.pdf

国民統合の宗教的施設・軍事施設ー靖国神社

)戦場で死ねば、決して犬死(犬死とは、戦死して用なしの血まみれのボロ切れのような無価値な死体として意味もなく捨てられること)ではなく「英霊=神」として靖国神社に祀られることができる。だから、日本人なら「お国」のために立派に死んで「靖国で会おう」、と若者は云いながら・思いながら戦地に赴いた(動員された)。靖国神社は、このようにして戦死は犬死と思わせないようにし、戦死は「お国」に役立つ価値ある死と納得させて若者を戦場に送り込むための国家の装置であった。(アジア諸国が日本の閣僚の靖国参拝を批判する理由は、ここにある。)

      靖国神社のような、「兵士」をつくり動かす装置については平和を維持する・戦争をなくすために必要なことはこれではないか。の<【1】(3)3つ目は、「兵士」をつくり動かす装置である。>をご参照下さい。

戦前における反戦   

「戦争反対」訴え投獄.jpg

若者は、10年前にドラマ「女王の教室」が指摘した状況を突破できるか。

150614_62115622kyotodemo150614_614sealdsshibuyademo選挙権が18歳以上に拡大され(報道記事)、その政治的影響が注視される。②そんな中で、国会会期の延長(報道記事)など政府・与党はあくまで戦争法案を成立させようとする姿勢を崩さない。③かかる状況下、若者が戦争法案反対行動(反政府行動)に結集し始めている。→写真左は6月14日の東京・渋谷での戦争法案反対デモ<SEALDsのフェイスブックより>、右は6月21日の京都市内での戦争法案反対デモ<毎日新聞(15.6.22)<ミラー>から/このデモの動画(写真はクリックで拡大)  若者の戦争法案反対行動への結集は、10年前のドラマ「女王の教室」が指摘した状況を突破する動きとなることを期待したい。

危険な動きに釘をさそうとした天皇     

 日本を戦争できる国にしたい日本国現首相にとって邪魔なものは2つある。日本国憲法と村山談話(下にである。前者については条文改訂を断念し、戦争法制定により憲法第9条を骨抜きにする策に転じた。後者については、戦後70年談話を決定・発表することで否定(歴史修正主義で上書き<下に注>)する策をとろうとした。しかし、それに対しても内外の批判を受け、結局、8. 14に閣議決定・発表された戦後70年談話は、何のために出したのかわからない.pdf代物しろものになってしまい村山談話の完全な上書きには失敗した。

 しかし、日米合作と批判される戦後70年談話は、①(日露戦争は日本の植民地支配を進めるものとなった、とはせずに)「日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。」 ②(尊い犠牲を出したことの反省の上に、現在の平和がある、とはせずに、単に)「尊い犠牲の上に、現在の平和がある。」 ③(過去の戦争を反省して、や、植民地支配と侵略によってアジア諸国に多大の損害と苦痛を与えた、などと前置きせずに単に)「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。」 ④(戦争被害者の寛容が当然といわんばかりに)「寛容の心によって、日本は、戦後、国際社会に復帰することができました。」 ⑤(靖国神社閣僚参拝などが引き起こしている、本当に謝罪の心があるのかとの疑義は不当といわんばかりの)「私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」などと述べているように、不十分ながら、歴史修正主義を現実化させて村山談話以前に歴史認識を後退させた。

 戦後70年談話の決定・発表をもって、これまで日本の外交を拘束してきた村山談話(遠くない過去に戦争への道を歩んで、植民地支配と侵略によって、アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えたことについて、痛切に反省し、心からお詫びする)は解消された、との動きが起こりつつある。

 かかる危険な動きに釘をさそうとしたのが、全国戦没者追悼式(15.8.16)におけるさきの大戦に対する深い反省」を宣言した天皇のおことばである。天皇が「戦争への深い反省」を述べたのは、過去に例が2つ(92年の中国訪問時と94年の韓国大統領歓迎宮中晩さん会)あるが、戦没者追悼式では初めてである。

 なお、日本国首相は、戦没者追悼式では、歴代首相が言及してきたアジア諸国の戦争犠牲者への加害責任や「哀悼の意」「深い反省」を、一昨年と昨年に続いて述べることはなく、また、同日、現職3馬鹿閣僚が靖国参拝による中国等への挑発<下にをする(報道記事)ことをやめさせることもせず、天皇とは対象的に、戦争への反省は必要ないということを公然と内外に示したのだった。

  ※村山談話(1995.8) : その論理は日韓共同宣言(1998.10) ・ 日中共同宣言(1998.11) ・ 日朝平壌宣言(2002.9)などに受け継がれたように、談話は日本外交を拘束する力を持っている。

  ※歴史修正主義 : すでに定着した歴史の解釈に異を唱え、ストーリーを組み替えようとする思想・行動。今回の場合は、「私たちは過去のあやまちを2度と繰り返すことのないよう・・・・・とくに近隣諸国の人々と手を携えて・・・・・諸国との間に深い理解と信頼にもとづいた関係を培っていくことが不可欠・・・わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました・・・・・ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします」(村山談話)との歴史解釈に異を唱え、日本の過去の戦争は必ずしも誤りではなく、反省・お詫びに値せず、むしろ、他国こそ、歴史に寛容であるべきだ、というようにストーリーを組み替えようとする思想・行動。

  ※靖国参拝がなぜ国際的な問題になるのか(靖国神社とは何か)についてはこのページの【1】-(3)ご参照。

 

原子村が原発を稼働しなければならない理由

 2015年夏、猛暑でも電力にゆとりがある(報道記事ミラー)。にもかかわらず、8月11日、川内原発は再稼働した。それはなぜか。原子村にはなにがなんでも原発を稼働しなければならない理由があるからである。「その理由の定説」とされているのが下記のこと。

 原発はリサイクルを前提としているので「使用済み燃料棒は資産」、よって、稼働しないと、財務計上として損失計上となるので、膨大な赤字を抱えることとなり会社(電力9社)が潰れてしまう経済構造となっている。

 そして、電力会社が潰れた場合、

①8次下請けまである下請けの人達の給料は無くなり

②原発で生きていた町はお金が落ちないので潰れ

③株式を購入していた東京都等の自治体の財政が危なくなり

④安定株として運用していた年金がこそげ落ち

⑤電力会社株を元に購入していた国債に影響し

⑥電力料金値上げで、製造業に影響する。

 ということで原発問題は、「その理由の定説」に従えば、原発依存経済維持を優先するのか、国民の生命維持を優先するのか、の二者択一問題ということになります。

制服向上委員会

制服向上委員会公式サイト)の批判力に注目です!

♪Oh ズサンナ  ♪おじいさんと同じ  ♪原発さえなければ  ♪ダッ!ダッ!脱原発の歌  ♪脱原発を目指して  ♪Protester  ♪Love & Peace  ♪アメリカ  ♪新しい日本!  ♪World Peace Now  ♪レッドリスト  ♪Save The Children  ・・・その他

アメリカの政策によりISISが発生   

(1)チョムスキー氏 「アメリカの政策によりISISが発生」<ミラー>

(2)過激派台頭 イラク攻撃から始まった.pdf

(3)NHKスペシャル「追跡『イスラム国』」Nhk150201_215(H27).2.1>の予告編の一場面→

(3)

AKB48の「僕たちは戦わない」は反戦歌?

 ヒットしているAKB48の「僕たちは戦わない」は、反戦歌だと思っている方もおられるようですが、「戦わない」と言っているからといっても反戦歌ではありません。むしろ、「戦わない」と言いながら、気分的に戦争を準備するものとなっており、安倍首相が戦争法案の国会審議において「武力の行使は決して行わない」「米国の戦争に巻き込まれることは絶対にない」と強調しながら法令的に戦争を準備することに努めていることと相似形をなしています。

 そのことは、「戦わない」と言いながらこの曲の MV(ミュージックビデオ)今日<15.6.10>時点で約173万回も再生されている)が戦いを「かっこよく」描いていることで分かります。

 また、この曲の歌詞を見てください。

   「僕たちは戦わない 愛を信じてる 振り上げたその拳 誰も降ろす日が来るよ」⇒「僕たちは戦わない 愛を信じてる 振り上げたその拳 振り降ろされても」とはなっていません。ということは、「振り上げたその拳 信じてた愛が失われ 振り降ろされれば 僕たちは戦う」ともとれるのです。ここは、「僕たちは戦わない 愛を信じてる だれも拳は振り上げない そんな日が来るよ必ず」とならなければ反戦・非戦にはならないのです(拳が振り上げられればもう遅いのです。拳が振り上げられないようにしなければならないのです)。

 結局、「僕たちは戦わない」と言うだけではそれを何回言っても反戦・非戦にはならず、この曲は、戦争法案の成立が強行されるのではないかという若者の不安を引き受け、癒し解消する役割を果たしています。

 次の歌詞も問題です。

   「たった一つのボタン 掛け違えて啀(いが)み合った 今日までの不幸 許し合おうよ」⇒あたかも、日本が過去に行なった戦争は、些細なことで起こり、そんなことを未だにアジアの国々がこだわっているのはナンセンスである、といわんばかりです。これは、足を踏んだ者の言い草であり、足を踏まれた者を足蹴にするものです。これは、作詞者が深く考えずに軽い気持ちで作詞した結果とも考えられます。そのことは、「ただ殴りあっていたって 時間(とき)は解決しないさ」という意味不明の歌詞にもいえます。

 なお、この曲をセンターで歌っている島崎遥香さんが自衛官募集テレビCMに出演していることは暗示的です。

 <追伸>「戦わない」と言う曲のMVで戦いを「かっこよく」描いてみたり、選抜総選挙で必死に戦う少女たちに「戦わない」と言う曲を歌わしてみたり、そんな矛盾を軽い遊び心で、AKB48のプロデューサーが楽しんでいるとしたら、それはそれで許し難いことです。

異文化理解     

(7)となりのイスラム

(6)北欧女子が見つけた日本の不思議ミラー

(5)ふくろうの置物の意味|世界に伝わる良い説・悪い説

(4)旅先では文化や宗教に関するタブーに要注意!宗教上のマナーやタブーを理解しよう!ミラー

(3)カンボジアでは、人の頭の上には精霊が宿っていると考えられているため、他人の頭に手を当てたり、子供の頭を撫でることも避けること。<カンボジアの基本情報より>

(2)日本では、料理をしてくれた人に敬意を払い、出されたものは残さず頂いて、食後に「ごちそうさまでした」と言いますよね。韓国では、たくさんのお料理でおもてなしする習慣から、お客様が完食すると、足りない、と思われることも。食事は少し残して、「こんなにもてなしてくれてありがとう!」という気持ちで、「たくさん食べました(チャルモゴッスムニダ)」と言います。<TVダイアリー アンミカ② 日韓の良さを学びたい(15.5.31)より>

(1)ブラジル人は人の話にすぐ割り込む。ブラジルでは人の話が終わるのを待っていると、その話に興味がないのかと思われるからである。<天声人語(15.5.18)より>

(関連)シャルリー・エブド襲撃事件をどう見るか?⇒パラダイムの違いを認識した上で、共存への道を探っていくしかない.pdf

人は殺人に抵抗感→[戦争には発砲率を高める訓練必要/戦場では激しいストレス(→帰還兵の自殺]

 意外にも多くの兵士が銃を撃っていなかった。米軍が調べたところ、第2次大戦で戦闘中に発砲したのは、全体の15%から20%に過ぎなかったという。デーヴ・グロスマン著『戦争における「人殺し」の心理学』(参照Ⅰ参照Ⅱ)が紹介している話だ▼その後、米軍は発砲率を上げるための訓練法を開発した(下記の注1をご参照)。朝鮮戦争では55%になり、ベトナム戦争では90%以上になったそうだ。著者は言う。本来ほとんどの人間には同類である人間を殺すことに強烈な抵抗感がある、と。であればこその訓練(ご参照:人は簡単には発砲できないが、思考停止の訓練で発砲率は高まる。)▼戦場は人を激しいストレスにさらす。心を壊す。イラクとアフガニスタンの戦争に派遣された米兵200万人のうち、50万人が帰還後に精神を病んだ。デイヴィッド・フィンケル著『帰還兵はなぜ自殺するのか』(ご参照:ミラーⅡ.pdf)が挙げる数字だ▼悪夢、パニック、記憶障害、人格変化……。書名の通り自殺者も多い。多くの事例から防止のための教訓を引きだそうと国防総省は躍起だという。どの戦争にも必ず「戦争の後」がある――。著者の言葉が重く響く▼自衛隊員も戦場の近くで恐怖や緊張に直面してきた。イラクやインド洋に派遣された隊員のうち54人が帰国後に自ら命を絶ったという。防衛省が一昨日、明らかにした。個々の原因の特定は困難としているが、派遣と無縁かどうか(下記の注2をご参照)。▼安全保障法制で自衛隊員のリスクが高まるという議論は木を見て森を見ていない。首相はそう言うが、木を語らずに森は語れない。隊員の「派遣の後」にも思いを致す議論が必要だ。 ~朝日新聞「天声人語」<15(H27).5.29>(太字・注・ご参照は引用者による)

  注1 : 発砲率を上げるための訓練法(「兵士=思考を停止した人」を作り出すメカニズム)を描いた映画が『ONE SHOT ONE KILL-兵士になるということ ⇒思考停止するとき普通の人は怪物になる

  注2 : 自衛官自殺についての政府答弁書.jpg

✩ご参照検索「兵士は発砲できない

人は簡単には発砲できないが、思考停止の訓練で発砲率は高まる。

◎・・・・・第二次世界大戦の最中にアメリカ軍で兵士の大規模調査が行われた。戦闘直後に行われた調査によると、ドイツまたは日本軍との接近戦に参加した兵士の発砲率は、どの場合でも15%から20%だったという。撃っても当たらないとか、逃げ出したということではなく、8割以上の兵士は、発砲さえしていなかった。敵と至近距離で向かい合ってさえ人は簡単には人を殺せない。そして、二〇世紀になってからの戦争ではつねに、ストレスで心身衰弱の状態になり戦闘できなくなる確率の方が、敵に撃たれて死ぬ確率よりよりずっと高かった。唯一の例外はベトナム戦争である・・・・・。この戦争では発砲したアメリカ兵士の割合は90%に達し、心身の衰弱を経験する確率と敵に殺される確率はほぼ等しくなった。ベトナム戦争では、アメリカ軍は、兵隊が人を殺すことができるように訓練を改良してから、兵士を送り出したからである。簡単に言えば、それは繰り返しの射撃訓練である。ただし、丸い標的ではだめで、リアルな状況でリアルな人型標的を打つことが重要であった。「シミュレーターの迫真性」が効果をあげたのである。もっとよいのは、当たれば痛みは感じるペイント弾を使って、実戦に近い形で、人を撃つことを繰り返し訓練することだ。繰り返し慣れさせ、考えなくても判断し、対応できる、そういう行動主義的なトレーニングをおこなうと人に対する発砲率は高まることが示された。・・・・・。 ~書評『「戦争」の心理学-人間における戦闘のメカニズム』(D・グロスマン、L・W・クリステンセン 著)」< 小西聖子評>(毎日新聞 08.6.1)より(全文)~

人は殺人に抵抗感→戦争には発砲率を高める訓練必要/戦場では激しいストレス(→帰還兵の自殺)へ>

こんなこと     

保険証は人を区分している!?

サブウェイ・セラピー

◎左手で電動車椅子を操作することしかできず、ほとんど動けない岡田さんが、著者と踊るワークを通じ、いままで動かしたことのない右手を伸ばすと、踊る相手、つまり著者のからだを突然、触ろうとしたという。それが、『とつとつダンス 愛のレッスン』に結実する。著者は、ダンス経験もなく、からだも動かせない岡田さんのものすごい存在感に驚きこう記す。「あらためて踊りやダンスというのは、目に見える身体の動きだけではないということを、岡田さんとのセッションで教えられた。」<この文書.pdfより>

◎ガザの人々 戦火生き抜く強さ.pdf

高校よせがきノート(新橋の居酒屋ノート)

デマにご注意ください!といいながらデマを流していた維新の会         

 15(H27)年5年月17日に大阪市で強行された大阪都構想の是非を問う住民投票において焦点となったのが「都構想が失敗すれば大阪市は復活できるのか」という市民の不安でした。事前の日経新聞(15.4.30)の世論調査でも都構想に反対する理由は「多くの費用がかかるから」(27%)に続き、「大阪市がなくなり、元に戻せないから」(24%)が2番目に多かった。

 そこで、大阪維新の会は公式サイト〈都構想のデマにご注意ください!〉(反対派のデマに使用されているQAです。正解はコチラ。)というページミラーを設け、その中で失敗しても特別区を市に戻すことは可能です、とのQ&A.pdfを掲載しました。

 しかし、事実は、大阪市の公式サイトの住民説明会における質問票への回答についてミラーの中の投票権者、特別区と行政区・市の違い、今後のスケジュール等については、こちらミラーに記載されているように現在の法制度においては、特別区設置後に特別区が市に戻る手続は定められていない.pdfということです。

 住民投票とは、十分な信頼に足る情報・資料に基づいて大事なことをみんなで考え決める(重要事項の是非をみんなで考え決める)ことです。

 今回の大阪都構想の是非を問う住民投票は、実施できない状況がただ1つの政党の思惑の変化によって実施できる状況に急変する(住民投票実施を否決した大阪府・大阪市の両議会の決定がないがしろにされる)中で稚拙に実施されたことといい、信頼に足る情報・資料をかく乱させるデマが流されるなど、種々の「いかがわしさ」のつきまとうものでした。その点をとるだけでも、今回の住民投票を強行したもののもくろみが失敗に終わったことは幸いでした。もし、そのもくろみが成功していれば、日本の直接民主主義は致命的な打撃を受けるところでした。




政権政党と基本的人権  

 基本的人権(略して人権)とは、「人間らしく生きられること」「人間として尊重されること」「人間としての尊厳を侵されないこと」「人間・・・・・」とするならば、戦争は最大の人権侵害である。

 そのような戦争を推進するための「兵士」をつくり動かす装置(「平和を維持する・戦争をなくすために必要なことはこれではないか。」の【1】-(3)ご参照)である「安全保障関連法=戦争法」の整備を、なぜ政権政党が進めるのかといえば、この政党の主流(全員とはいわない)が人権を尊重しない人々だからである。

 そのため、政権政党からは、人権の尊重を柱とする日本国憲法を堂々と否定する議員や自らの行為が人権侵害だと自覚できない議員や、あろうことか自らの人権侵害行為を自慢げに述べる議員が後を絶たない。このような人権を尊重しない議員は、人の足を踏んでも、踏まれた人間の心と体の痛みが分ない人間、踏まれるものが悪いと居直る人間である。

 その例が次のこと(ネットでも拡散)

 ①日本国憲法によって破壊された日本人的価値観(自民党衆議院議員武藤貴也公式ブログに記載)

 ②「ちょっと小さくて可愛い同級生を全部脱がして、着ていた服を教室の窓から投げるようなことをよくやっていました。脱がされた子は素っ裸で走って服を取りに行くんです。当時、テレビでベンケーシーという外科医のドラマがはやっていました。ベンケーシーごっこと称して、同級生を脱がして、皆でお腹やおちんちんに赤いマジックで落書きしたりしました。やられた方は怒っていましたが、回りはこれをいじめだと思っていませんでしたね。」(自民党参議院議員中川まさはる公式サイトより)

 ③「ある時、産休補助でみえた若い女性教師が生意気だということになって、いつかギャフンと言わせようと仲間とチャンスをうかがっていたんです。放課後、先生がトイレ掃除の点検にやってきました。好機到来です。中に入ったところで外からドアを押さえて閉じ込めたんです。そして、天窓を開け、用意していた爆竹を次々に投げ込んだんですよ。はじめは「開けなさい」と命令していた先生も、そのうち「開けてください」とお願い調になり、最後は涙声で「開けて~」と絶叫調に変わってきた。「やった~」と快感でしたね。」(自民党衆議院議員くまだ裕通公式サイトより)

 

社会契約違反の政権は取り替えを。

 古代ローマの風刺詩人ユウェナリスの言葉は今日の日本を言い当てています。いわく「市民が国政に対する関心を失って久しい。今では二つのことだけを熱心に求めている。つまりパン(アベノミクス)とサーカス(FIFAワールドカップ・東京オリンピック)を」

 いつの時代も洋の東西を問わず、統治される人たちはパン(経済)とサーカス(競技/「スポーツハンマー」とも呼ばれます)によって沈黙(国政への関心を喪失/大事なことを考え行動することを忘却)させられます。

 政権は本日<14(H26).7.1>、「集団的自衛権の行使容認=憲法解釈変更」を閣議決定しました。「サーカス(スポーツハンマー)」の力を借りずとも(FIFAワールドカップブラジル大会にて日本代表はグループリーグ敗退)やってのけました。

 国民は政権と選挙によって社会契約を締結しています。つまり、国民は、民定憲法(国民が定めた憲法)に立脚した政治を進めてくれるという条件を受け入れさせた(take)とみなした政党を総選挙で選んで政権づくりを任せます(give)。一方、国民から選ばれて政権をつくって立憲政治を進めてほしいという信託をいただいた(take)政党は政権をつくって国民のために政治を進めます(give)。このような、国民と政権とのgive&takeの関係が社会契約です。

 今回の「集団的自衛権の行使容認=憲法解釈変更(違憲行為とされていたことを合憲だと言い張って譲らず、それを、国民が認めないまま時の政権が勝手に決定してしまうこと)」の閣議決定という違憲行為をおこなったことは国民との契約違反です(国民は立憲政治を任せたのであって、違憲政治を任せたのではありません)。

 契約違反をおこなった政権は、国民との契約を遵守する政権と取り替え、違憲の閣議決定を否定しなければなりません。

 「人はパンのみに生きるにあらず」という言葉もあります。「パン」によって沈黙(国政への関心を喪失)させられるのではなく、国民をないがしろにした政権をそのままにしておいてもいいのかということを考え、行動していただきたいと念願します。

 

 

改憲     

憲法

沖縄の完全自治は経済的に見て可能か

 14(H26).12.14の総選挙の結果、沖縄では「オール沖縄」が全勝し、犠牲強要を拒む意思を明確に表示しました。しかし、安倍首相は開票当日、「説明をしっかりしながら進めていきたい」と、なお新基地建設を強行する考えを示しました。翌日には菅官房長官も、沖縄の自民党候補全敗について「真摯に受け止めるが、法令に基づき(移設を)淡々と進めていきたい」と述べました。このように政府が、明確に示された沖縄の民意をここに至っても顧みない現状は沖縄を「植民地=自治が完全に否定された地域」のように見なしていることを明確にしました(ご参照⇒オール沖縄」全勝 犠牲強要を拒む意思表示)。植民地の「完全自治=独立」獲得はみんなが支援しなければなりませんが、それでは沖縄の完全自治は経済的に見て可能でしょうか?日本の各都道府県の経済規模を国一つで当てはめた地図.jpg出典)を見ると、沖縄(人口は142万人)の経済規模(GDP)はウルグアイ(人口は336万人)一国に匹敵し、沖縄の完全自治(独立)は経済的に見て十分に可能です。

このビデオのこと

(1)このビデオが上映された「第8回 東京平和映画祭」の紹介文には次のように記載されています。

    1995年にイギリスのチャンネル4で放映された作品の日本語版を同局の許可を得て岩佐基金(原発労働で被曝した岩佐嘉寿幸さんの裁判を支援する基金)が作成し配給している。かつてNHKが同じテーマで番組制作に取りかかったことがあるが、放映に至らなかった。

(2)このビデオがアップされているYOU TUBEの動画コメントには次のように記載されている(いた?)そうです(①は記載確認できましたが、②は未確認です)。

    ①NHKで放送予定だったのですが○菱と通産省(当事)の圧力で放映中止になったそうです。

    ②このドキュメンタリーは日本のプロダクションが制作したもので、NHKで放送される予定だった。ところが上部からの圧力で放送差し止めとなりイギリスのchannel4が買い取ったということが、このビデオのパッケージに書いてあったように記憶しています。

(3)(1)と(2)のいずれが正しいのかはわかりません。また、いずれも正しいとすれば、次のようになります。

    このドキュメンタリーは日本のプロダクションが制作し、NHKで放送される予定だった。ところが、○菱と通産省(当事)の圧力を受けた上部からの圧力で放送差し止めとなり、イギリスのchannel(チャンネル4)が買い取って1995年に放映。その作品の日本語版を同局の許可を得て岩佐基金が作成し配給している。

全国都市農業振興協議会に参加する自治体で有機農業推進を強く掲げる自治体

(1)埼玉県本庄市:

・本庄市有機100 倍運動推進協議会補助事業(平成22 年度実施)
  近年、環境問題に対する社会的関心と消費者の健康・安全志向等が高まっている。有機100 倍運動は、消費者ニーズに対応した安全で高品質な農産物の産地育成を図るため、有機農業の推進と化学肥料・農薬の使用量削減を柱に、環境に優しい農業の実現に向けて取り組むための事業

(2)埼玉県狭山市

主幹作物の生産振興対策事業
 野菜の生産基盤や集出荷体制の充実を図るとともに、環境に優しい循環型農業を推進する。
  環境保全型農業の推進
    ・有機100 倍農業推進事業費補助

(3)埼玉県入間市

環境保全型農業の推進
 農薬・化学肥料使用量の削減

(4)千葉県我孫子市

農業支援の施策の展開
 地産地消・エコ農産物の普及
  環境保全型農業によるエコ農産物の普及促進
  レンゲを肥料とした付加価値米支援

食と農についての先進自治体  

食と農についての先進自治体

≪1≫食と農の先進自治体

  【1】「学校給食・食の有機化」を掲げる自治体

  【2】「食の有機化」を掲げる自治体

  【3】【1】・【2】以外で、「食〔と農〕のまちづくり条例」を制定している自治体

≪2≫≪1≫以外で、「農の有機化」を進める自治体

農業振興に戻る。

学校給食の無農薬・有機化  

       農法の分類.pdf

(1)「学校給食・食の有機化」を掲げる自治体

(2)資料

 ③学校給食の有機化を描く映画:食を考える映画所収の「未来の食卓

 ②学校給食への有機農産物の導入の促進.pdf市民キャビネット 農都地域部会の政策提言)

 ①学校給食への有機農産物の供給について.pdf第1回(H21年度)全国有機農業モデルタウン会議 事例発表資料>

食と農の先進自治体   

【1】「学校給食・食の有機化」を掲げる自治体

(1)長野県真田町の奇跡等:「給食で死ぬ!!」(大塚貢・西村修・鈴木昭平共著)

 ①本書紹介:本書添付付録映像<大塚貢氏講演会「食が変われば子どもが変わる」(11.7.16)>のダイジェストもあり  ②著者大塚貢氏の実践⇒「子どもたちをよみがえらせる(「致知」08年8月号)  著者大塚貢氏講演会(12.11.12/JES本社セミナールーム)

(2)東京都武蔵野市:特色のある学校給食ミラー

(3)東京都港区:エコ給食ネット」事業

(4)福島県喜多方市学校給食への有機農産物の供給.pdf第1回(H21年度)全国有機農業モデルタウン会議 事例発表資料)

(5)宮城県登米(とめ)市:学校給食有機栽培米活用事業実施要綱

(6)鹿児島県志布志市志布志市産有機野菜学校給食報道記事.pdf

(7)愛媛県有機農業推進計画.pdf<11(H23).11>「有機農業で生産される農産物を含めた地場産物の学校給食への導入促進」   三重県伊賀市ミラー「伊有協では、有機農産物の普及啓発のために、いくつかの小規模校に有機野菜を提供しています」  熊本県人吉市ミラー「協議会による有機農産物学校給食への納入」  大分県由布市有機農業推進計画.pdf「有機農産物を含めた地場産物の学校給食への導入促進」  佐賀県江北町.pdf「協議会は有機米を学校給食に使用」   

(8)静岡県三島市

 ①食育  三島の食育  ②食育推進都市宣言<09(H21).3>(「安心して消費できる安全な食料の確保のために地産地消を推進」)  食育基本条例<09(H21).3>(第7条「安全性が確保され、安心して消費できる食料の生産及び供給に努める」)  ③食育基本計画:第4章 Ⅰ「安心・安全な学校給食の提供」Ⅲ「環境保全型農業(有機栽培・自然農法)の推進」  ④有機農業の振興による産地強化の取組ミラー  ⑤自然農法の研究所もある大仁農場に行ってきました  ⑥山田川自然の里

(9)愛媛県今治市

 ①講演会「今治市のまちづくり・学校給食・食育」<11(H23).1>に参加しました(講演の内容はこの本にまとめられています/講演の講師)。

 ②今治市は食料の安全性と安定供給体制を確立する都市宣言<05(H17).12>を宣言し、食と農のまちづくり条例<06(H18).9>を定めて、有機農業の普及を基盤に学校給食安全化・食育を柱とする食の安全・安定供給化のまちづくりを推進しています。

  第7条「学校給食の食材に安全で良質な有機農産物の使用割合を高めるよう努めるとともに、安全な今治産の農林水産物を使用し、地産地消の推進に努める」「学校給食の食材に遺伝子組換え作物及びこれを用いて生産された加工食品を使用しない」

  第9条「安全な食料の生産を促進するため、有機農業及び持続(性の高い)農業(生産方式の導入の促進に関する)法(律)(平成11年法律第110号)第2条に規定する持続性の高い農業生産方式を推進する」

  ※遺伝子組換え作物栽培の規制:第10条(許可申請)11条(許可制限)12条(説明会開催義務)13条(許可者の遵守事項)14条(許可事項変更)15条(許可取消し等)16条(勧告及び命令)17条(報告徴収等)18条(手数料)19条(情報申出)30条(罰則)31条(同左)32条(同左)33条(同左)

 ③地産地消推進計画<13(H25).6> : 本文.pdf(「 遺伝子組み換えとわかる食材の使用は避けています」「有機農産物の供給」「地元産の特別栽培米(農薬・化学肥料当地比50%削減)を使用」)  参考資料.pdf  計画の構成.pdf

 ④食育推進計画<10(H22)~14(H26)年度>:公式サイトには未掲載

(10) 全国の有機農業モデルタウン(その概要)のうち「学校給食の有機化」を掲げているのは北海道津別町北海道当麻町秋田県大潟村山形県鶴岡市山形県遊佐町岩手県一関市宮城県加美町千葉県山武市神奈川県小田原市京都府美山町兵庫県豊岡市奈良県宇陀市和歌山県紀の川市島根県吉賀町愛媛県今治市愛媛県西予市高知市熊本県山都町鹿児島県姶良町

【2】「食の有機化」を掲げる自治体

(1)福井県小浜市

 ①食のまちづくり  ②食育文化都市宣言<04(H16).12>  食のまちづくり条例<01(H13).9/全国初/自治基本条例にあたるような性格を持っており、今後のまちづくりのあり方全体の方向性を指し示すものとなっている>(第22条「安全で安心な食のまちづくりの推進」)  ③元気食育推進計画<12(H24).3>(Ⅲ-2「健康を意識した学校給食の推進」)  ④食のまちづくり基本計画」<05(H17).3>.pdf(Ⅳ-②「有機減農薬栽培や無農薬栽培の推進」)この基本計画は何回かの改定を経て現在は③になった。  ⑤「食のまちづくり基本計画」策定まで.pdf<also late 09(H21).7>   

(2)鹿児島県いちき串木野市食のまちづくり条例<09(H21).3>21条「安全で安心な食のまちづくりの推進」 食のまちづくり宣言<10(H22).10>「安全で安心な食づくり・提供」  食のまちづくり基本計画<11(H23).3>「有機農業推進」「ポジティブリスト(農薬使用制限)の普及推進」  食育推進計画<07(H19)~16(H28)年度>

(3)佐賀県伊万里市:食のまちづくり推進条例.pdf<07(H19).3>第2条「安全及び安心な農産物の供給」

(3)宮城県柴田町:しばた食と農のまちづくり条例<13(H25).2>第2条「安全・安心な食料の生産の振興」  しばた食と農のまちづくり条例基本計画<13(H25)~18(H30)年度>「低農薬・有機栽培の推進」

(4)山形県高畠町:食と農のまちづくり条例<08(H20).9>第8条「農薬及び化学肥料の使用量を減じた農法を含めた環境保全型農業を推進」第12~23条「遺伝子組換え作物の自主規制」

(5)島根県津和野町:食と農のまちづくり条例<11(H23).3>第12条「減化学肥料栽培、減農薬栽培及び有機栽培による農業生産の普及」  食と農のまちづくり推進計画の概要

(6)山形県鶴岡市:人と環境にやさしいまちづくり条例<02(H14).12>第8条「有機農産物の生産を奨励」「人と環境にやさしい農業(化学合成農薬及び化学合成肥料の使用を極力避け、堆肥その他の有機質資材の適正な使用のもとに、自然生態系を有効に活用した農業)を推進」「遺伝子組み換え農産物等の監視」(遺伝子組み換え農産物の栽培規制は全国初)

【3】【1】・【2】以外で、「食〔と農〕のまちづくり条例」を制定している自治体

(1)食〔と農〕のまちづくり条例の条文中に「安全・安心な食の供給」の旨の記載がある:佐賀県伊万里市(食のまちづくり推進条例.pdf<07(H19).3>)第2条「安全及び安心な農産物の供給

(2)食〔と農〕のまちづくり条例の条文中に「安全・安心な食の供給」の旨の記載がない:大分県佐伯市<09(H21).3>富山県氷見市<08(H20).12>札幌市.pdf