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驚くべき井上ひさしの証言

 ・・・・・驚くべき井上ひさしの証言・・・・・「ひょっこりひょうたん島」について。二〇〇〇年の九月、故郷の山形県川西町で講座が聞かれた。その席でこの明るい児童テレビドラマの作者は「これまで誰にも言うまいと思ってきたこと」だとしてこう言った。あの子供たちはみんな「死んだ子供たち」なのだ、と。・・・・・。明るさの裏に暗さがある。生の隣りに死がある。井上は言う。「『ひょうたん島』の明るさは、絶望の果ての明るさ、死後の明るさなのです」井上文学の深さを見る思いがする。・・・・・。 

書評「ひさし伝(笹沢信 著)」(川本三郎 評)<毎日新聞(12.624)>より

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