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戦後体制が決定した瞬間   

NHKドラマ「負けて、勝つ」ミラー第1回<12(H24).9.8>に日本の戦後体制が決定した瞬間(日本人が精神的にもアメリカ人に敗北した瞬間が描かれています。この瞬間の場面は、マッカーサー(デヴィッド・モース)が45年9月27日に天皇(大蔵千太郎)を呼びつけて撮影した二人の写真が新聞に掲載され、自分たちが神と崇めてきた存在が何たるものであるかに日本人が衝撃を受けた場面を描いたものです。その場面の画像↓(クリックで拡大)

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NHKドラマ「負けて、勝つ」ミラー第1回<12(H24).9.8>に日本の戦後体制が決定した瞬間(
敗戦は大日本帝国を崩壊させたのでなくアメリカに従属させた瞬間が描かれています。この瞬間の場面は、吉田茂外相(渡辺謙)が詔書(天皇の人間宣言)を人間宣言が行なわれる前日の45年12月31日にマッカーサー(デヴィッド・モース)に届けた際の両者のやりとりを描いたものです。その場面の画像↓(クリックで拡大)

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NHKドラマ「負けて、勝つ」ミラー第2回<12(H24).9.15>に日本の戦後体制が決定した瞬間(日本は平和国家として生きることが決定された瞬間が描かれています。この瞬間の場面は、幣原喜重郎首相(中村敦夫)が46年1月31日にマッカーサー(デヴィッド・モース)と会談したときの両者のやりとりを描いたものです(なお、この場面で描かれているように、平和憲法はアメリカから押し付けられたものでなく、侵略戦争を反省した日本側の提案によるものです)。その場面の画像↓(クリックで拡大)

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NHKドラマ「負けて、勝つ」ミラー第4回<12(H24).9.29>に日本の戦後体制が決定した瞬間(日本は再軍備する一方、国内に米軍基地を置くことでアジア最前線となることが決定された瞬間が描かれています。この瞬間の場面は、49年10月に新中国が成立し、50年6月に朝鮮戦争が勃発するまでの、一旦は統治者・国民ともに平和国家として生きることを決意した日本が米国に押し付けられて戦争国家に変質していく瞬間々を描いたものです(なお、日米の統治者は日本を戦争国家に変質させましたが、国民には戦争の反省を踏まえて平和国家として生きるべきだとの意思が強くあり、朝鮮半島のように地理的には分断国家とはなりませんでしたが、日本は精神的・政治的には容戦勢力と非戦勢力に分断され、朝鮮半島のように武力行使を伴う内戦は起こりませんでしたが、武力行使なき内戦ともいうべき状態が続くこととなり、それが平和憲法を守り日本自ら戦火を交えることを阻止するものの、米国の行う戦争に加担し、それにより経済復興・発展を果たすという矛盾国家の道を歩むことになりました
)。その場面の画像↓(クリックで拡大)

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NHKドラマ「負けて、勝つ」ミラー第5回(最終回)<12(H24).10.6>に日本の戦後体制が決定した瞬間<日本は片面講和条約を締結する(西側陣営に入る)一方、秘密裏に安保条約を締結する(日米同盟国家となる)ことが決定された瞬間が描かれています。この瞬間の場面は、51年4月18日に東京で吉田茂首相(渡辺謙)とダレス特使とが講和(日本独立)・日本再軍備・日米同盟について合意した会談を描いたものです<なお、この会談の約4ヵ月後の9月8日に片面講和・日米安保両条約が調印されて日本は国際的にも「武装日米同盟」国家と認知され、それを支持する容戦勢力に対抗する「非武装非同盟(非武装中立)」を主張する非戦勢力の闘いが続くことになりました。>。その場面の画像↓(クリックで拡大)

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参考:NHKドラマ「負けて、勝つ」の番組評.pdf

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