« 前天皇・前皇后夫妻(および前皇太子)の「生命・環境・人権よりも経済・軍事・統制を優先する」動きとの闘い   | トップページ | ヨルダン軍パイロットがイスラム国に殺害された。今こそ「眼(睨まれたこと)には眼(殺傷でなく睨み返すのみ)を」      »

英語教育小学校導入批判 。

(29)・・・・・世界の情勢を見渡せば、アメリカの覇権はすでに後退を始め、世界共通語としての英語の地位も没落してゆくと論じる人も多い。現在の小学生や中学生が社会の中核を担う 20 年後には、自動翻訳機の技術革新により英語力が不要な時代、すなわち非英語話者同士が英語を介さずにそれぞれの母語のみでコミュニケーションができる時代が到来している可能性は高いらしい。そうした時代に幸せな人生を送ることができるのは、母語で論理的にしっかりものを考えることができ、自分をしっかり表現できる人たちであろう。そして、そういう国民が国力を強め、豊かな社会を形成する・・・・・。<この論文.pdfより>

(28)(26)の➁の文には、<・・・・・ 文部科学省による小学校の英語教育。「・・・・・僕が見るに、日本語は英語より劣っているという印象を子供たちに無意識に植えつけている気がする。文科省の英語教育は中高を見ればわかる通り悲惨だから、二流の英語人が育っていく。日本語力が弱まり、きちっとした言葉を持たない民があふれる・・・・・」>とあります。これを踏まえれば、標準語ですらおぼつか無いのに、ましてや大和言葉(<>ご参照)がわかる、使える日本人が減少していき、やがては大和言葉は絶滅危惧言語になっていくことになるのでしょう。

  <美しい大和言葉.jpg ← この記事の中に、下記の文があります。日本人が大和言葉を失うとき、友人が子息を亡くしたとき、「あなたの気持ちを想像するのみ」などという神経を逆なでしかねない言葉しか手紙に書けなくなるのでしょう。

   ・・・・・「友人がご子息を亡くしたとき、かける言葉がなく、『あなたの気持ちに思いをはせるのみ』としか(手紙に)書くことができなかった」・・・・・ここで「あなたの気持ちを想像するのみ」としたら、神経を逆なでしかねない・・・・・・。

(27)英語教育小学校導入によって、日本はノーベル賞受賞者が生まれない国になる・・・下の文ご参照。

  ・・・・・2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英は、その受賞講演会で「アイキャンノットスピークイングリッシュ」と冒頭で述べて、日本語で講演した。逆に、高い英語力をもった研究者が多い韓国ではなかなかノーベル賞受賞者が生まれず・・・・・英語がどこまで堪能なのかは、科学の分野で世界的な仕事をなすうえで本質的な問題ではないのだ。では何が本質的なのか・・・・・それは日本では英語に頼らなくても日本語で科学することができる点にある。じつは、欧米以外の国で、英語に頼らなくても自国語で最先端の科学を学び、研究することができる国はそれほど多くない。江戸末期以降、日本は西洋から近代文明を必死にとりいれ、新しい単語を創出しながら日本語のなかに近代的な知の体系をつくりあげてきた。その蓄積が日本語で科学することを可能にした。さらに・・・・・日本語の特性が科学の探求や発展に大いに資したのではないか・・・・・それを論証することは困難だが、その状況証拠となるような具体例を・・・・・数多くあげ(られる<引用者>)・・・・・ことばとは知の活動におけるもっとも基本的な土台である。私たちはことばをつうじて考え、認識する。それは科学の分野でも変わらない。日本の創造的な科学者たちにとって最大の武器は日本語による思考だ・・・・・いまの日本のアカデミズムや教育行政ではその最大の武器が忘れられ(ている<引用者>)・・・・・。<日本語の科学が世界を変えるミラーより/強調引用者>

(26)下のの文によれば「言語は思考」であるが、文科省は言語はコミュニケーションという認識しかないので小学校に英語教育を導入したが、それはの文によれば愚民政策(国民を「思考しない」人間にしていく政策)であり、これは政府与党をして国民を容易に統治せしめることになる政策である。なおに、言語(言葉)は単なるコミュニケーション手段ではないということが分かる文を記載

 ➀・・・・・言語はコミュニケーションではない、思考だ・・・・・言語は当然、コミュニケーションに使えるが、それは私たちの行動のさまざまな面、たとえば服のスタイルやジェスチャーについても同じことが言える・・・・・統計的に言うと、言語が圧倒的に使われるのは内的ーーつまり思考のためだ・・・・・。この記事ミラーより/強調引用者>

 ➁・・・・・日本人以上に日本語と格闘してきた米国詩人、アーサー・ビナードさん(50)は・・・・・滞日27年の経験から、今はっきりこう言える。「日本人は間違いなく変わってきた。僕の目から見れば悪い方へ」。どんなふうに?・・・・・美しい日本語がいつまでも残ってほしいと願うビナードさんにとって一番の気がかりは日本語の衰退だ。「言語の延命には二つの条件がある。民族のアイデンティティー、平たく言えば自国に根づく心と、その言語による経済活動です。でも日本ではいずれも弱まっており、日本語は消滅に向かっている」とみる。経済が日本語をどう衰えさせるのか。「来日以来、経済を語る言葉が劇的に英語、カタカナばかりになった・・・・・」デリバティブといった用語だけでなく、日常会話でアウトソーシングやインバウンド、デフォルトといった言葉を当たり前のように私たちは使う。経済だからいいかと思っているが、「米国の先住民の言葉が絶滅に向かったのは、貨幣から時間の表記、契約まで何もかも英語を強いられたから。中身や衝撃度がわかっていないのにTPP(環太平洋パートナーシップ協定)という言葉だけが独り歩きし、わかった気分になっているうちに、チチンプイプイとだまされる」。日本語が追いやられるだけでなく、人が自分の言葉で考えなくなるという危惧だ・・・・・日本語延命のもう一つの条件、民族のアイデンティティーもずいぶん衰えたとみている。10年ほど前、ビナードさんはある文字を見て、はっとした。「和のえほん」「和テイスト」。自分が日本に来た1990年代、普段使われる「和」といえば和の精神、調和が先に来たが、いつの間にか「日本」という国そのものを指すことが多くなった。ここは日本なのに、なぜあえて「和」と銘打たねばならないのか。日本人は自分たちの文化を「よそ者の目」で見始めたのでは。そんな仮説を立てると、いろんな事が納得できたという。着物ブームは一見、グローバリズムへの反動、伝統の見直しに映るが、あくまでもエキゾチシズム(異国趣味)であり、コスプレに近い感覚。外国人が見て喜ぶ東洋趣味に近い感覚になっている、と。「一方でハロウィーンが定着し、政府は家畜番号みたいなマイナンバーという言葉を喜んで使う。この前、区役所で、ホワッツ・ユア・マイナンバー(あなたの私の番号は何番?)って英語で聞かれて、本当に吐きそうになったよ」そして、文部科学省による小学校の英語教育。「・・・・・僕が見るに、日本語は英語より劣っているという印象を子供たちに無意識に植えつけている気がする。文科省の英語教育は中高を見ればわかる通り悲惨だから、二流の英語人が育っていく。日本語力が弱まり、きちっとした言葉を持たない民=きちっとした思考が出来ない民)があふれる。そんな愚民政策に対する議論がもっとあっていいのに、本当に少ない・・・・・」・・・・・要は、自分たちの国を自分たちで好きなようにつくろうという真の意味での独立を日本人は諦めているのではないかということだ・・・・・。この記事ミラーより/強調引用者>

 ③の1 ・・・・・柳田(国男<引用者>は歴史学の知を文献や遺物だけでは知り得ない領域に広げようとした。民俗学の方法がそのために不可欠であった。それは人々の「心霊」に、つまり、各人の主観、記憶に問うものであるが、柳田はそれらを重ね合わせることによって、共同主観的な現象を見出す。彼はそれを「重出立証法」と呼んだ。≪我々の重出立証法はすなわち重ね撮り写真の方法にも等しいものである≫(『民間伝承論』)。このような方法で、最も頼りになるのは。言葉である。≪私が言葉の採集に重きを置く理由は」実はそこにある≫(『郷土生活の研究法』)・・・・・・。<書評「遊動論ー柳田国男と山人」(柄谷行人著)[毎日新聞 14.2.16]より/強調引用者>

 ③の2 ・・・・・未熟者も、さらなる未熟者に教えればうまくなる・・・・・教えるとは、言語化すること。言語化するとは、自分の考えを明晰化、意識化することだ。人間は、言葉にしなければ、考えない・・・・・。<こりずにアロハ田植えしてみました[朝日新聞 16.7.4]より/強調引用者 >

 ③の3 ・・・・・ことばとは知の活動におけるもっとも基本的な土台である。私たちはことばをつうじて考え、認識する・・・・・。<日本語の科学が世界を変える ミラーより/強調引用者>

(25)日本が危ないと決起する英語の専門家ミラー

(24)英語の早期教育、本当に必要? 中途半端な「セミリンガル」を生む恐れ 韓国の二の舞にミラー

(23)「英語教育」が国を滅ぼすミラー

(22)小学校3年生からの「英語教育」で英語も国語もダメになる!(週刊新潮 14.9.4号)

(21)幼児期からの英語とプラミングの教育に批判的.jpg

(20)外国語は小さいうちから始めないとモノにならないというのは嘘である。.jpg

(19)外国語教育は手段か目的か.jpg

(18)9割の日本人に英語は不要ミラー

(17)<教育の専門家たる教員の意見を聞け!>英語を話す力 習得は大学で.jpg

(16「まず日本語」の理念確立を.jpg

(15)「ぺらぺら信仰」そろそろ捨てよう.jpg鳥飼 玖美子「英語教育の危機」.jpgの書評も含む)

(14)日本の創造的な科学者たちにとって最大の武器は日本語による思考.pdf

(13)林先生の英語教育不要論⇒林先生が驚く初耳学(2017年9月24日)<20分40秒ごろ~28分17秒ごろ>   ペラペラな親ほど早期英語教育に“冷淡” 英語がダメな親ほど超必死!?(2017.5.17)ミラー

(12)教員の半数近く反対、授業増を懸念.pdf文科省への要望書(新英語教育研究会)小学英語に先生異論.jpg

(11)英語化は愚民化

  ③・・・・・昨年(2014年<引用者>)夏、「英語特区」構想を政府の「クールジャパンムーブメント推進会議」が提言した。公共の場の会話は英語だけ、本や新聞は英語、企業の社内共通語も当然ながら英語‥‥‥。他方、国立大では、英語による講義の数が補助金に影響する。全講義を英語でやる大学も出てきた・・・・・このままでは、英語をつかいこなせるかどうかで社会階層が分断され、格差が固定されるようになります・・・・・今の日本語は、明治維新以降に哲学、宗教、経済など西洋のさまざまな概念を選択し、「土着化」させて練り上げられてきた・・・・・「土着化」は、外国語の分からない庶民が抽象的な概念を理解する手がかりになり、知性格差を一定の幅に収めた。日本という一体感も、日本語がつくった・・・・・言葉は、使う人の考え方やものの見方、社会や政治に直接影響します・・・・・英語で一人称単数の主語は「I」だが、日本語は、私、僕、自分など。こうしたニュアンスの違いが、それぞれの文化の違いを形作る・・・・・英語化推進派は、言語が単なる道具にしか見えないのでは。だから、日本語が非関税障壁としか思えないのしょう・・・・・英語化は他の改革と同じく、グローバル化への国家的な危機感に基づくはずだが・・・・・新自由主義的な政策で地域や家庭を破壊し、次は言葉まで壊そうとする。どんな日本を守ろうとするつもりでしょうか・・・・・同会議の提言にも、伝統工芸や助け合いの精神を世界に伝えるといった文言はある・・・・・外国人目線で滅びゆく文化を珍重し、観光資源を守ろうと言っている印象です。文化を守り育てるには、日本語で社会や科学技術を語る方がより大切・・・・・英語化よりも日本が国際社会でやるべきことは?・・・・・途上国が、現地の言葉を使って近代化するための援助でしょう。日本は、非欧米圏で初めて科学技術などを「翻訳」して、近代化できた。今のグローバル化=英語化と違う近代化の手伝いこそ、日本が誇れる国際貢献なはずです・・・・・。<この記事.jpgより/強調引用者>

  ②小学校英語の正式教科化 受験に影響 世代間分断も.pdf英語強化は民主主義の危機 分断も招く.pdf

  ①英語化は愚民化  英語化は愚民化 特設サイト  「英語公用化」ってアホちゃいますか!?  「英語の公用語化」などと愚かな実験を始めた全ての日本企業の経営者、社員に読んで欲しい一冊  安倍政権は安保政策やTPPで米国に尻尾を振るだけでなく、ついには英語の事実上の公用語化に動き始めている。

(10)参考日本の創造的な科学者たちにとって最大の武器は日本語による思考.pdf

(9)英語狂騒曲.jpg

(8)英語教育改革「使える人材」育成に疑問.pdf

(7)英語教育の早期化どうみる.pdf

(6Asahi100409eugokyoiku英語はいつから学び始めるべきか?ミラー>(→右図はその一部<クリックで拡大>)これのテキスト版

(5)まず日本語を.pdf  日本の国際化は、英語で始まるのではなく、日本語で始まる.pdf  同左.mht

(4)子どもに何を求めるのか.pdf 

(3)英語がこれほどまでに権力をもった現状において、この巨大な言葉の怪物のまえに、国力も経済力も持たない言語はひれ伏します。しかしながら……第一言語への絶対の信頼なしに、二番目の言葉を養うことはできません。~岩城けい「さようなら、オレンジ」より

(2)英語教育より国語力充実を.jpg  本当に必要なのは日本語教育.jpg

(1)語学力より大切なこと.pdf

()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

« 前天皇・前皇后夫妻(および前皇太子)の「生命・環境・人権よりも経済・軍事・統制を優先する」動きとの闘い   | トップページ | ヨルダン軍パイロットがイスラム国に殺害された。今こそ「眼(睨まれたこと)には眼(殺傷でなく睨み返すのみ)を」      »

無料ブログはココログ