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従軍(強制的)慰安婦「捏造」批判問題

(1)河野談話(慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話)<93(H5).8.4>は、同日の内閣官房内閣外政審議室から発表された文書「いわゆる従軍慰安婦問題について]を受けて発表されたが、その文書に存在されていると明言されている「調査の結果発見された資料」が隠匿されているのではないか。言い換えると、「慰安婦の実態を示す物的証拠」が隠匿(もしくは破棄)されているのではないか。これが、「河野談話の見直し=従軍(強制的)慰安婦(性奴隷)は捏造」の主張が繰り返される原因となっている。従軍(強制的)慰安婦(性奴隷)の実態を示す物的証拠(客観資料)を公表させられてこなかった<95(H7).11に当時の村山首相ですら「誠実に探したがなかった」と答弁している※>。公的文書であると明言されていながら首相がないと答弁しているという不可解をそのままにしてきた(生駒市議会は真相究明の意見書を出したが・・・)ツケが、今日の慰安婦問題での「混乱」を招いている。なお、※この村山首相答弁も、なかったという一方で、一部資料はプライバシーの侵害にあたるものを除けば順次公開している、というもので不可解。

(2「慰安婦」問題に関する意見書<生駒市議会 09(H21)年9月定例議会で可決>  ①「従軍」慰安婦という言葉は記載していない ②「(河野談話に矛盾しないよう)「慰安婦」問題の真相究明」と「次世代に事実を伝える努力」の2つを国に求めている。

(3)河野談話に関する有識者チームの検証結果< 14(H26).6.20 国会に報告>

(4)国連の自由権規約(市民的及び政治的権利に関する国際規約)委員会の「日本の人権状況に関する審査の最終見解」<14(H26).7.24 公表>

  ①原文(外務省はまだ和訳していません) 全部で20項目ありますが、その一部が識者により仮訳されています⇒性的指向およびジェンダーアイデンティティに基づく差別   ヘイトスピーチと人種差別   「慰安婦」に対する性奴隷慣行  特定秘密保護法

  ②国連規約人権委員会 日本政府第6回審査を終えて(海渡雄一)国連自由権規約委員会は日本政府に何を求めたか(海渡雄一)報道記事報道記事報道記事報道記事Independent Web Journal

(5)1408mainitiasahi朝日新聞 特集「慰安婦問題を考える」<14(H26).8.5~8.6>朝日新聞記事の写真→<クルックで拡大>

(6)14(H26).8.5に与党の幹事長が朝日新聞の報道内容を国会で検証する必要性に言及したことは言論機関に対する政治権力の圧力と取られかねない。朝日記事巡る自民党幹事長の一問一答

(7)冤罪防止のため、自己証言・状況証拠だけで有罪にしてはならず、そのためには証明力のある物的証拠が必ず必要(自己証言があってもそれを裏付ける物的証拠が必要。また、証明力のある物的証拠があれば自己証言はなくてもよい)。

  ①参考 : 憲法第38条3項「・・・・・唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。 」 刑事訴訟法第319条2項「・・・・・自白が自己に不利益な唯一の証拠である場合には、有罪とされない。 」

  ②終わらない戦争は「証言よりも強力な証拠はない。」というスタンスで、慰安婦が「強制的におこなわれたもの」であったことを告発する映画である。しかし、証言を裏付ける証明力のある物的証拠(客観資料)を示していないために、例えばこのような反論を許してしまっている。この反論は証言が虚偽であった根拠<※>まで示している。(5)に記載されている朝日新聞の失態を繰り返してはならない。

     <※>証言が虚偽であった根拠 : 証言者の一人の最も公式(=最も信頼性のある)と思われる日本での訴状の一部「(強制連行ではなく)生活が苦しくなった母親によって14歳の時に平壌のあるキーセンに売られていった。」

(8)従軍(強制的)慰安婦(性奴隷)「捏造」批判問題解決の道

  ①「従軍(強制的)慰安婦」の「物的証拠」(客観資料)の公表・発見をめざす。これが実現できれば、従軍(強制的)慰安婦(性奴隷)「捏造」批判問題は解決する。

  ②①と並行して、かつ、①が実現できなくても、次のことをやる。

    朝日新聞の誤りは2つある。一つは、物的証拠」(客観資料)に基づくどころか嘘の証言に基づいて「従軍(強制的)慰安婦」はあったとしたこと。もう一つは、慰安婦は「強制的に」おこなわれたから非人道的であるとして、「強制的」か否かに問題点を移行させたことである。

    「強制的」であろうと「自主的」であろうと慰安婦は女性の尊厳を否定するものにかわりはない。また、それは「侵略戦争を遂行するための装置」であるがゆえにアジア他民族の生命の尊厳を否定するものでもあった。「侵略戦争を遂行するための装置」は複数あった(「天皇の神格化(教育勅語・軍人勅諭等)」「靖国神社」「治安維持法」「体制翼賛会(その最下部の隣組)」「偏狭愛国心」等)が、慰安婦以外のものは自民族(日本人)にも犠牲をもたらすものであったのに対し、慰安婦はそうではなかった。以上より慰安婦は、「強制的」であろうと「自主的」であろうと、女性の尊厳とアジア他民族の生命の尊厳という2つの尊厳を否定するもので、しかも、他の「侵略戦争を遂行するための装置」より悪質なものであった。そのことを、啓蒙していく。

(9)ヘイトスピーチ(資料)

 

 

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