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こんな話   

◎どんぶり勘定の「どんぶり」とは丼鉢ではなく、職人の腹掛はらがけの前にある大きなポケットのような物入れである。無造作にお金を出し入れしていたところから、その名がついた。/1940年に予定されていた東京五輪が中止になったのは、日中戦争に反発する欧米の不参加が予想されたからだ。ただ、競技場の建設に使う鉄が十分に確保できるか、東京市の借金がどこまで許されるかも大きな問題だったと橋本一夫著『幻の東京オリンピック』にある。「国民、市民」に耐乏生活を求めながらの巨大な施設づくりは困難である」。当時の担当者の言葉が色あせていないように思えるのが、何とも悩ましい。 朝日新聞「天声人語」(16.12.23)より

秩父山中 花のあとさき

◎自衛隊内の反抗分子?がよくぞ作成した自衛隊忌避ポスター.jpgがネット社会で話題になっている。

キリシタンは日本の娘を海外に奴隷として売った(リンク)

「ヒラリーが負けた本当の理由」とは!?.pdf

◎ 「君の名は。」がなぜ10位圏外?「キネマ旬報ベスト・テン」の謎.pdf

◎<電車噺④>エッセーは「ものすごい混雑。赤ン坊の泣声と怒声罵声。ぼうとなるほどの人いきれ」だった省線電車(旧国鉄)でのエピソードを紹介。赤ん坊の激しい泣き声に「やかましいぞツ!」などの怒声が上がったが、突然「母親の身にもなつてみよ。心で泣いてるぞ!」との声で静まりかえり、その声は「烈々たる気魄きはくに充ちてゐた。さらに、座席の若い女性が、乳児を抱いて立つ母親に「抱だっこさせて下さい」と手をさしのべたが、ある紳士が「抱いてあげる親切があつたら、席を譲りたまへ」と怒鳴る光景に、原さんは「紳士は『善』を知つてゐると云へやう。けれども『善』を行へないたぐひであらう」と皮肉った。<原節子さんのエッセー見つかるより>

◎編集者は「筋」を通して作家にうらまれることもある。昭和の名文芸編集者の木村徳三に使えぬ原稿を突き返された林房雄の場合、以後の小説の悪党の名はみな「木村」となった。中国人の悪役の時は「陳徳三ちんとくさん」だったというから徹底していた。毎日新聞「余録」(16.12.3)より>

◎かつて「ふぞろいの林檎りんごたち」というテレビドラマがはやった。山田太一の脚本、主演は中井貴一。規格をそれた人物が不揃いのリンゴにたとえられたのだが、以来、不揃いの果物、不揃いの野菜などが見直されてきたように思う。毎日新聞「季語刻々」(16.11.13)より>

◎「プラトーン」などベトナム戦争映画の多くはフィリピンで撮影され、ベトナム人役はフィリピン人。

◎手塚治虫は「カメラの脳」を持つと言われていました。一度見たものを鮮明に記憶し、いつでも再現できた。この記事より>

ヤクザと共生する街、神戸市.pdf

◎琥珀こはくに封じ込められた太古の蚊が吸った血液から、DNA技術を駆使して恐竜を再生する。科学者は、おもわず駆け寄って手をかざす。・・・・・恐竜は、冷たい爬虫はちゅう類ではなく、温かい鳥類に近い。<福岡伸一の動的平衡:51より

◎「となりのトトロ」15回目のTV放送も14.2%の好視聴率(ご参照ミラー)。映画で凡作・テレビで大化けの「となりのトトロ」、人気の理由は?!ジブリ累積視聴率2400%へ(ご参照ミラー)。

◎長女が小学生の頃、散らかった部屋を注意したら「遺伝だから」と言い返された。どこでそんな知恵を仕入れてきたのか、と噴き出してしまった。「遺伝」という言葉には、8歳児の心すら捉えてしまう、有無を言わせない説得力があるようだ。<発信箱(毎日新聞 16.11.2)より

◎「街灯の定理」という風変わりなタイトルの経済書がある。夜、ある人が街灯の下でなにかを捜している。鍵を落としたという。なくしたのはこのあたりかと問うと、そういうわけではないが、ここは光があたって捜しやすいので、と答えた――。そんなジョークが由来になっている。闇に紛れた鍵を明るみに捜すちぐはぐ。それと同じようなことが、経済学や経済政策の世界で起きているのだ、とその本は指摘する。日曜に想う「暗闇になくした鍵をさがせ」より>

シリコンバレー・・・・・の「影の面」・・・・・。時価総額世界1、2位の企業があるのに、彼らの税金逃れにより地元自治体は財政難に苦しんでいる。・・・・・道路は全米で最悪のレベル。公立学校に使う金も、ホームレス対策にも金が足りない・・・・・。所得格差が生んだ「社会の歪(ゆが)みや摩擦」・・・・・。<書評「シリコンバレーで起きている本当のこと」より>

堺利彦からの漱石へのファンレター

フルマラソンの走り方「悪魔の誘惑には乗らないでください」

あの国民的5人グループはもう見れないのか。

◎<NHK近江アナ> 「ブラウス後ろ前」事件

◎<関西人>大震災のときも「ボケとツッコミ」を忘れなかったという。

  阪急電鉄神戸線をボーダーに、そこより北の地域に住んで いた人は、「えらい激しい地震やった」  ことはわかっていても、べつに周りの家も大丈夫なうえ、テレビも映らないため、「大震災」であることがわからず、七時ごろに出勤しよ うと家を出た人も少なくなかった。 K君もその一人で、何の変哲もない紺色の背広に髪を整 え、茶色の革のサラリーマンバッグ一つを持って阪急岡本駅 に行き、駅員に、 「ダイヤそうとう遅れますよね?」  とたずねた(引用者:ボケると)。  するとその駅員にすかさず、  「きみ、電車のダイヤどころやない。みんな人生のダイヤ狂ったんや」 と返されたという(引用者:ツッコまれた)。<大震災名言録より>

命のノート 関連 : 映画「待合室」(06 日/0611公開)公式サイト

京都の人が「お茶漬けでもどうどすか」と客に帰るよう促す落語そっくりの場面にシリアのダマスカスで出合ったという。「シリア・レバノンを知るための64章」(明石書店)で、歴史学者の谷口淳一さんが留学生当時の経験を書いている▲谷口さんが下宿する大家さんの家で、外出中の別の下宿人を訪ねてきた青年がその帰宅を待っていた時である。ややあって大家が「コーヒーでも飲むかい」と尋ねた。青年は「いいえ結構です。失礼しますから」と席を立って、すぐさま大家も戸口まで送っていった▲「コーヒー」が退出の潮時のサインなのは2人の様子から分かったという。これほど洗練された社交作法がつちかわれたのは、宗教や民族の異なる多様な人々が共存してきた土地柄のためだろうと谷口さんは推測している。<「余禄」(15.11.18 毎日新聞)より>

「私たちがニューヨーク市からここへくる間に見た奴隷はどなたの持ち物ですか?」「奴隷じゃありません。あれは市民です。政府に雇われているんです。彼らはほかの市民と同じ権利を持っていますー言論の自由、信教の自由、それに投票権。」<カート・ヴォガネット・ジュニア「プレーヤー・ピアノ」より>

山火事注意の看板に現れる「謎のリス」

ドクダミの復権.pdf

◎ピグミーやブッシュマンなど、アフリカの狩猟採集民・・・・・が狩りで仕留めた獲物の所有権はハンターではなく、弓矢ややりなどの持ち主にあるという。ただし道具は頻繁に貸し借りされ、特定の狩猟名人や道具の持ち主が富を独占しないよう分配が工夫されている。しかも、どんな大きな獲物でもハンターは「やせた肉で申し訳ない」と恐縮してみせねばならない。高慢を戒めるシステムなのだ。「つまらないものですが」とお歳暮を贈る我々そっくり。そういえば日本にも地位が高いほどへりくだり、清貧をよしとする美学があった。<枝雀落語とピケティ教授より引用>

◎イソップ寓話に「アリとキリギリス」がありますね。アリが忙しく働いていた夏に楽しく歌っていたキリギリスが、冬になって食べ物に困る。アリを頼ったところ、「冬は踊っていたら」と冷たく断られるという話です。ところが、ブラジルの絵本では結論が違う。アリはキリギリスを迎え入れ、食べ物を分け合って、一緒に踊って冬を過ごしたというのです。人生は短い。大切なのは生きることを楽しむことです。いい人間関係を築いて、その中で楽しく暮らす。中南米の人々は、人生の主軸をそこに置いています。ただ貯め込むだけのアリ的人生より、キリギリス的人生のほうが豊かだと考えているのです。<ラテンに学ぶ(要ログイン)より>

Medetashimedetashi89kb_9◎池澤夏樹さんが桃太郎と教科書.pdfというエッセイの中で、桃太郎に父親を殺されたという鬼の子どもを描いた「めでたし、めでたし?」という作品(→右図<クリックで拡大>)を紹介しています。この作品は、2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」の最優秀賞を受賞しました<13(H25).10.8 発表>(2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」結果発表)。

◎早くに父が亡くなり、家には新聞を購読する余裕がなくなった。好きなのでなんとか読み続けたい。少年は新聞配達を志願した。配った先の家を後で訪問し、読ませてもらおうと考えたのだ。元島根県出雲市長で衆院議員を務めた岩國哲人(いわくにてつんど)さん(78)の思い出だ。小学5年の時から毎朝40軒に配った。読み終わった新聞を見せてくれるおじいさんがいた。その死後も、残されたおばあさんが読ませてくれた。中3の時、彼女も亡くなり、葬儀に出て実は彼女は字が読めなかったと知る。「てっちゃん」が毎日来るのがうれしくてとり続けていたのだ、と。涙が止まらなくなった。 朝日新聞「天声人語」(14.41015)より

◎ドイツ軍人でありながらユダヤ人救済をおこなった、信仰、信条、思想などに誠実に生きた稀有(けう)の存在だった40人余の行動の動機は、人類愛、確固たる意思、能力であり、それは、教育人格生活様式の中で身についていた。<書評「軍服を着た救済者たち―ドイツ国防軍とユダヤ人救出工作(ヴォルフラム・ヴェッテ 著)」保阪正康(朝日新聞 14.8.3)を参照して記載

 

・・・・・人間は言葉の動物だ。言葉によって世界を切り分け、掌握しようとする。「液体」に「水」「ジュース」「お茶」と名前を与えた瞬間、一つの存在はバラバラになっていく。言葉はあらゆるものを分化し、疎外を起動させる。人間もまた「私」と「あなた」に分断され、透明な関係から引き離される。そこに物語が加えられることで、自己同一性(アイデンティティ)が生れる。しかし、私が私であろうとする欲望は、他ならない私を苦しめる。自己であることへの執着は、世界からの疎外を加速させ、他者との切断を深化させる。・・・・・世界は言葉によって構成されている。だから、言葉を支配する者が、世界を変えてしまう。出鱈目(でたらめ)な言葉がはびこる政治や社会に対抗するには、欲望によって構築された物語を解体する物語を手に入れなければならない・・・・・。<書評「夜は終わらない(星野智幸著)」中島岳志評(毎日新聞 14.7.13)より>

◎英国の歴史学者パーキンソンは、閣僚の定数について分析する。それによると、最も望ましいのは5人である。首相と大蔵、外務、防衛、法務の各大臣で足りる。この程度なら、互いに存分に意見交換し、かつ秘密も保てる。ところが、内閣はふくらむ傾向をもつ。権力を欲する人々がポストを求めて突き上げるからだ。彼らをおとなしくさせるには人数を増やして処遇するのが手っ取り早い。かくしてやがて2桁となっていく。20人を超える頃、組織は突然変異を起こす。主要メンバー5人ほどが前もって大体のことを決めてしまうようになる。会議は儀式と化し、時間の無駄となる。朝日新聞「天声人語」(14.4.24)より

◎<高校生>代替バスの大合唱.pdf

「遅読」で育てた学びの背骨:明治生まれの作家、中勘助の自伝的小説「銀の匙(さじ)」。この200ページほどの文庫本に中学3年間の国語の時間をすべて費やす「遅読授業」が、2010年、脚光を浴びた。・・・・・「丑(うし)」の字に出合うと、十干十二支から丙午(ひのえうま)、甲子園の由来まで丁寧にたどる。「漢方」が出てくれば大阪の薬問屋街、道修町(どしょうまち)の神社「神農さん」にまで話を広げる。主人公が食べた駄菓子を教室で試食し、たこ揚げや百人一首でも実際に遊ぶ。・・・・・国語は「学ぶ力の背骨」となる教養を育てる科目。興味の赴くまま、横道にそれていけばいい。進み具合を不安がる生徒には「すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる。自分で見つけたことは一生の財産になる」と諭した・・・・・。<朝日新聞「惜別:元灘中学・高校国語教師 橋本武さん」(14.1.18)より

昆虫の食べられないための驚くべき戦略.mht 

◎「本でも雑誌でも、いや人間でも、実用性、物語性、扇動性の三つ をそなえていないと、売りものにならない」、「カッパの本は、冷たいロゴスを底にひめた温かいパトス、つまり、知性をふまえた感性、感覚、感情にうったえる」ものであるべきだという信念を持ち、岩波新書の教養主義に対抗して、著者と編集者と読者が同じ平面に並ぶような本作りを目指した。その結果として陸続と生み出されたカッパのベストセラー本は、戦後民主主義の一つの結実だと言ってもけっして大袈裟(げさ)な評価ではない。書評<カッパ・ブックスの時代[著]新海均 [評者]若島正>(毎日新聞 2013年9月8日)より

お客様を知る力は日本一!の書店員.jpg 

富士山遠望の地

セリグマンの犬.pdf

◎<電車噺③>おばちゃんの親切.pdf 

うっかりミスの法律施行.pdf

◎慶長年間創業の法蔵館社長は「うちの仏教書は企画に10年、つくるのに10年。読むのにも10年かかると言われますけどね」と苦笑していた。家2軒が建つ大金をはたき、清水の舞台から飛び降りる覚悟で大手に先駆けてサルトルの出版権を得た人文書院。大学入試の過去問集「赤本」で有名な教学社はその収益で良質の教養書を世界思想社の名で世に問う。もうかりそうもない山岳書をコツコツ刊行しているナカニシヤ出版は心理学関係の教科書類を経営の柱に置いている。そろばんははじくが、目先の利益にとらわれない。京都の出版人の気概である。<毎日新聞「発信箱」13.4.18>

◎地球が直径1mにサイズダウンした場合の海水量は660cc、ビール大瓶1本程度しかない。飲める淡水にいたってはわずか5cc。<『地球がもし100cmの球だったら』>

◎ニュートンが英国経済を銀本位制から金本位制に変える方向付けを行った(書評:ニュートンと贋金づくり.mhtより)

ミルグラム実験.pdf

人は簡単には発砲できないが、思考停止の訓練で発泡率は高まる。

◎一九五八年から九一年までの間、日本の一人当たり実質GDPはおよそ六倍にも増えた。にもかかわらず、生活満足度はほとんど変化がない・・・・・。一人当たり実質GDP一万ドルくらい・・・・・のレベルを超えると、所得の増大と幸福度の上昇は単純な結びつきを失う。例えば、所得が増大した当初は確かに幸せな気分になるものの、次第にその所得水準に慣れてしまって、幸福度は次第に以前のレベルに回帰してしまうというのだ。さらに、「願望」水準のシフトがこれに加わる。所得が増大し続けるうちに、人々の望む所得水準が上昇してゆく。願望が達成されてこそ幸福度は上昇するのだが、その願望水準自体が上昇していくのだから、幸福度はすんなりとは上昇しない。ときには下落することさえある。加えて、他のメンバーとの所得の位置関係によっても幸せ感は影響される。かくして、単純なる成長至上主義は退けられることになる。・・・・・政治制度と幸福度の関係。・・・・・政治への市民参加の度合いが高いほど、そして地方分権の度合いが高いほど幸福度が高くなる・・・・・。 ~書評「幸福の政治経済学(B・S・フライ、A・スタッツァー 著)」<中村達也 評>(毎日新聞 05.5.1)~

他民族理解の難しさ.jpg 

人は自ら望む事を信じる。古代ローマの英雄カエサル(シーザー)の警句である。紀元前56年、ガリア(現在のフランスなど)制圧に乗り出した時のことだ。北西部ブルターニュに派遣した副将サビーヌスが敵陣にスパイを放ち「ローマ軍は脱走者続出、戦意喪失」というニセ情報を流させた。願ったりと攻め寄せた敵は思わぬ逆襲に遭い、敗走した。カエサルはこの逸話を「ガリア戦記」に書きとめ、論評を加えた。「およそ人は自分の望みを勝手に信じてしまう」(岩波文庫、近山金次訳)<毎日新聞「風知草」13.3.11>

◎ペルシャの大軍がギリシャに侵攻する直前のことだ。ペルシャの陣営で捕らえられたギリシャの密偵が処刑される寸前、ペルシャ王は密偵にありのままを見せて送り返せと命じた。その強大な軍容を知れば相手は戦意を失うと考えたのだ。だがギリシャは情報をもとに防備を固めてペルシャを撃退し、王の心理作戦は失敗した。では「もし古代中国の兵法家・孫子(そんし)だったらどうするか」。そう問うたのは冷戦時代に米CIAを率いたアレン・ダレス長官だった。孫子ならスパイに賄賂を与え、ペルシャの戦力が実際より弱体だと報告させただろう-ダレスはそう述べている。彼は多くの国が占いで戦争をしていた時代に情報戦を重視した孫子のリアリズムを高く評価した。またそれに学んだ毛沢東(もうたくとう)らの戦略や戦術を警戒した。(毎日新聞「余禄」13.2.22)

◎<電車噺②>感謝が生むパワー.jpg

◎<電車噺①>電車の中で「ぎゃははははあぁ~~」って笑ってる女子高生たちにおっさんが「電車内だぞ、しずかにしろ!」と怒った。彼女たちは静かにしようとしながらも、まだ声を出さないで肩を震わせながら笑いが止まらなかった。それを見たおっさん「マナーモードかよ!」電車内の7割くらいの人が腹を抱えて死んだ。

◎だれにとっても―殊に男にとって、父はうっとおしい壁である。追いつけないほど優秀であっても、逆に目を背けたいほど醜悪であっても、尊敬であれ嫌悪であれ、生涯消えることなくのしかかる父親。なぜなら父とは最初の、最大の他者だからだ。(日経新聞 書評「父」<著者:小林恭二/評者:清水良典> 99.9.19)

花見には稲作農耕の豊穣をもたらす桜の霊力への信仰があるように、秋の狩猟開始期にあたる紅葉狩り(もみじがり)には山や狩猟文化との深い関わりが想像される。(朝日新聞 12.11.22)

◎以前、インドの辺境へ支援に入った日本の女性が、現地の文字を書いたら驚かれた、と言っていた。外国人が書くからではない。「女が字を書く」からだった。貧困や因習で、とりわけ女子が就学できない理不尽が世界に残る▼字が読める母親の子は、乳幼児で死ぬ割合がかなり低くなると、先の本紙「私の視点」の寄稿.pdfに教えられた。識字は人が人らしく生きる拠(よ)りどころ。尊厳と言っても過言ではない。(朝日新聞「天声人語」12.11.14)

反応.pdf

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